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丁寧な生活の送り方

〜便利な時代での、丁寧な生活の送り方とは〜
今は便利な時代です。
戦争のない先進国で生まれ育ち、便利さが当たり前の生活を送っている私でも、それを感じることができます。
特にインターネットやSNSの普及で、私たちは便利で簡単に生活できます。
だからこそ私は留学に行く決断をすることができました。

家族や友人へ、国際電話という高い通信手段を使わずにアプリで簡単に連絡できました。何時間も未来にいる大切な人たちの生活や言葉をSNSを通じて知ることができました。不安なとき、さみしいとき、嬉しいとき、聞いて欲しい話があれば簡単に連絡することができました。
こんなに素晴らしいことはないと本当に心から思えたその一方で、丁寧な生活を送ることがとても難しくなってきているような気がします。まずはじめに、私が思う丁寧な生活について説明します。

例えば、
レンタルビデオ屋も、ダウンロードして聴く音楽も、オンラインショップも大型スーパーも、もちろん日常に欠かせないけれど、
・映画館へ足を運ぶ
・CDの曲順からアーティストの思いに気付く
・店が仕入れている食材次第でその日のメニューに頭をひねる
あとは、
メールやSNSで不特定多数の人たちに一斉に発信する情報はとても便利だけど、
・大切な人たちへ手紙を書く
・自分の生活や家族を大切にする
・感謝の気持ちを言葉にする
他にもたくさんあるけど、こういうことが日常からどんどん消えていっているように感じます。

私がロンドンに留学しているとき、周りの人たちと事あるごとにメッセージカードを贈りあっていました。誕生日やクリスマスなどのイベントはもちろん、体調が悪く休んだ次の日なども簡単なメッセージを書いて贈りました。
私は、祖母がよく手紙を送ってくれていたので、その文化に慣れるのに時間はかかりませんでした。
街の雑貨屋や文房具や、スーパーマーケットにも色々な種類のメッセージカードが売られていました。誕生日カードは年齢ごとにたくさんの種類がありました。
日本に帰ってきて実家の部屋の片付けをしているとき、小学生の時に友人から貰った手紙や、誕生日に祖母が送ってくれた手紙、昔の恋人が遠くへ行くときに渡してくれた手紙などを見つけたので、ロンドンで貰ったメッセージカードと合わせて読み返してみました。
贈ってもらった手紙/メッセージカードを開くと、その人らしい文字の形、言葉遣いや言い回しがすごく懐かしくなりました。

便利な生活はだいすきだけど、丁寧に生きるために欠かせないものたちを忘れたくない。SNSの投稿のように消えない、バックアップを取らなくてもいいこの宝物を一生大切にしたいと思います。

松岡夏海

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Natsumi Matsuoka / 服を作っています。自分が大切にしていること、感情のメモを書いてます。 https://www.instagram.com/natsumi_icm/