宮下菜穂子
【モヤモヤ期にしたこと②】hintゼミで「幸せ視点の経営学」から組織とマネジメントを考える
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【モヤモヤ期にしたこと②】hintゼミで「幸せ視点の経営学」から組織とマネジメントを考える

宮下菜穂子

去年の春、コロナにおもいっきり背中を押されて転職しようと思い、新卒から勤めていたPR会社を辞め、秋からファンベースの仕事をするようになったのですが、今日はそれ以前のモヤモヤの過程の話のつづきを。

2020年1月から3月に参加した「hintゼミ」(斉藤徹さんによる幸せ視点の経営理論とイノベーションを学べるゼミ)について書いてみようと思います。
(こちらも去年にnoteに書きたいな〜と思いながら、だいぶたってしまいました。かなり毎回アップデートされているようなので、去年の3期時点での話です。トップ画像は「経営学コース」の参加者で当時行った受講前後での変化のプレゼンの表紙画像。)

無縁だった「経営学」、マネジメントがわからなすぎて何か手がかりがほしかった

私がこの「hintゼミ」に参加したいと思ったのは、前職時代に「組織」「マネジメントでめちゃくちゃ悩んだことが一番の理由でした。新卒から20-30人規模の小さい組織にいて、20代は現場でがむしゃらに…仕事にのめり込み、時には椅子をつなげて会社で寝たりすることもあるような仕事中心の働き方でやってきました(笑)。

それが出産を機に時間制限が新たに生まれ、前例もなかったのですべて手探りで試行錯誤…。
育休復帰後しばらくしてなぜか流れで若手を多数含むチームをマネジメントすることになりました。たしか2017年の冬の話。
多数のチームをみるのは初めての経験。メンバーと手探りでチームづくりを模索し、できるだけ若手の意見を活かし、対話を重視したいと思っていたのですが、横から「そんなんだと、なめられる!」など色々言われたり、定時で退社した後にメンバーに対してあれこれ私についてネガな話を言っているらしいことをメンバー経由で聞いたりしていました。
その後も社内で体制変更などが何度もあり、右往左往。顔色を読みながら同調し、萎縮していく空気。力づくで抑え込む同僚のやり方に違和感を感じるなか、ぼんやり違う気がする…と思いながら、自分の感覚も信じられず…「よいマネジメント」が本当によくわからない…
そんななか、とどめをさしたのは、2019年の秋に元々は同じチームでやっていたメンバーが同僚からのモラハラによるメンタル不調で休職、そしてそのまま退職したことでした…。

「あんたはここ一社しか経験がないからわかってない」「マネジメントができない!」とも言われたりしたけれど、どうしても力づくで同調させる、個性を削り取るようなやり方には強い違和感を感じていました。
そのため、幸せ視点のチームづくりやマネジメントを学びたいと思ったのでした。

「非営利組織」で同時に2つプロボノ。3つの組織に同時並行で関わることで より「組織」について知りたくなった

2019年に会社以外の場所で果たして自分は通用するのか?も知りたくて、プロボノと地域ボランティアという報酬を目的としない非営利の組織に同時に2つ関わってみました。

そこで、たくさんの人と何か事をなせるには何が必要なんだろう?ということもメンバーとして参加しながら考えるようになりました。
会社と違って、給料というものがない中で人が動くのはどういう状況なんだろう?といろいろ見ていて感じるところがあったからでした。

私の場合でいうと、例えば地域ボランティアでは自分が経験した課題の解決と住む地域の魅力を高めるということろに共感して、今届けられていない人に情報を届けるという点で役立てたらと参加しました。
平日日中は会社の仕事があり、参加できる時間も限られているので、「広報」に範囲を限定して関わることにし、子育て支援イベントについてプレスリリースを作り、記者クラブに投函し、関心を持ってもらえそうな記者に個別フォローすることで、新聞などのメディアで記事化にもつながり、伝わっていなかった人にも情報がにじみ出る一助になり、喜んでもらうことができました。
PR会社の立場で広報の仕事を10年ちょっとやっていても、「クライアントの名前」があったり、多少は予算を使える状況での仕事をしてきたので、すべてがゼロに近い状況で果たして再現性があるのか?がわからなかったのです。だけど、この経験を経てこれまでやってきたことをどうやら会社の外で応用できるらしいという実感を得ることもできました。
そして協働する中で信頼関係が生まれ、本業での人のご紹介などをしていただいたり、それぞれ別々のものが相互に好循環を生むようになるのも感じられました。

そんな経験から報酬がない場合は会社以上に「何かしら参加する側が内的動機を持って、動くことで達成感を感じられること」が必要なんじゃなかろうか?と感じています。
そのためには参加者側がミッションやビジョンに共感があり、ある程度貢献できることがあり(例えば基本的なPC操作が難しいなどがあると、なかなか活動についていけず離脱されたり…)、先に求めるより与える行動ができて(そうしないと達成感は感じられない)そのサイクルを回せるとまた行動しようと思えるのかなと思います。
運営側目線では、報酬がある仕事以上に、まずありがとうと伝え、積極的に参加機会を作る、できるだけ情報もフラットに共有していくというような姿勢もかなり大事なんだろなと感じました。

hintゼミに参加する前はどんなときにモチベーションが上がり、どんなときに下がるのか?がぼんやり感覚としてあるだけでしたが、経験と理論が組み合わさって少しクリアになってきた感じがします。

hintゼミで学べることとは?

前段が長くなりすぎましたが、今ちょうどhintゼミの8期を募集されているのですが、コースが今は3つあるようです。
(私が参加した3期の時点では、イノベーションと経営の2コースでした)

参加した頃はコロナが騒がれはじめる前で、当時は対面でリアルの場での週1の講座。
産後、平日の夜に仕事を終えた後、連続講座に参加するのはなかなかドキドキ&家庭との調整も必要ではあったのですが、それ以上に「今、学びたい!知りたい!」という気持ちが上回りました。

↓ こちらのサイトがめちゃくちゃ濃いので、気になる方は読まれると、それだけでも勉強になります〜!

とんとん先生のめちゃめちゃ濃い「生きた経営学」

hintゼミでは、起業家でBBT大学(その当時は学習院大 経営学部)で教えているとんとん(斉藤徹さん)が、経営学の歴史をわかりやすくエッセンスを凝縮して教えてくれます
その上で参加者同士のワークで腹落ちさせながら、それぞれの人の状況や事例を聞くことまた発表した内容に意見をもらうことでかなり理解が深まる時間でした。

そしてとんとん先生自身の激動の起業家人生の話自体もすごすぎて…!あれこれ超えまくるといろんなものが落ちて残るものだけ残るのかな…???

↓ 今のとんとんから想像できない波乱万丈すぎるお話がこちらに…

私が参加して学びになったことは大きく3つあります。

①「幸せ」について考える
人と比較し、裕福になりたい、有名になりたい、容姿の美しさ…などなどでは幸せは感じにくく、自己成長や組織・社会に貢献すること、親密な人間関係を持つことで幸せを感じられるという話がひびき、考えてみれば人との比較ばかりしていた10代、20代前半の頃より今の方が幸せかもと思うことができました。そして、会社のメンバーの年齢構成と社歴の兼ね合いで30代前半にして「守りの役割」を会社で求められがちになっていたけれど、まだまだ自分自身が成長したい。
それに可愛い盛りの息子を預けてする仕事それなら次世代にちょっとでも役に立つ、世のためになる仕事がしたいんだとも…!

②「チーム」がより能動的に
メンバーと対話をし、クライアントさんとの定例会議にメンバーにも来てもらい「意味」を感じてもらえたことでこれまでしていたことでも「何のためのタスクかわかるようになった!」と言ってもらえ、こちらから指示を出さなくても自分から率先して動いてくれるように受講期間で変化も…!

③会社や部署の問題を客観的に把握でき、変に自分を責めなくてもいいのかもと思えた
「ストラクチャーホール」といういい情報も悪い情報もリーダーがコントロールできる状態を作り出して、メンバー間の疑心暗鬼を作り出されていた構造がわかったり、
ティール組織の中で書かれている組織の段階でいうとどうやら「衝動型組織」らしいということがわかりました…(笑)。
これでやっと参加者のみなさんや、とんとんと話す中で、必要以上に変に自分を責めなくてもいいのかもと思うことができました。

↓ 『ティール組織』副読本?はイラストたくさんで読みやすいです、笑

受講期間中にやってきたコロナ禍

ちょうどこのタイミングにコロナの感染が日本国内でも拡大していきました。
2019年からキャリアの棚卸しをして自分の幸せを感じるポイントを深掘りする作業をしながら、プロボノやボランティアといった課外活動にも励んできたこと。(もちろん本業は本業でした上でですよ、笑)その上でさらに知りたいと思った「幸せ視点の経営学」を学ぶためにhintゼミに参加したこと。

この一連の過程を経て、そしてコロナによって普段表面化していなかったこともはっきりと可視化されたことによって「転職したい!」とようやく重い腰をあげる決意ができました。

早々に責任転嫁して人のせいにして諦めるのはよくないけど、この時点ですでに2年以上試行錯誤してきて、これはもう離れて、次の道に進んだ方がいいんだなと思えたこと。
そして、社外の2つの組織でそれなりに役に立てたという経験をして少し自信を持てたタイミングだったからこそできた決断でした。

そして、その後「ファンベースカンパニー」とのご縁が…!
何かを手放しスペースをあけることで、そこにちゃんとその時にぴったりなものがやってくるんだなって…!

↓ 入社した時の話はこちらに書いています~

最後にhintゼミ内でとっても、じーんとした動画を…

私にとっては最高のタイミングで、最高の内容を学べ、そして転職を決意させてくれたhintゼミ。

去年で相当アップデートされていて、ついていけてないのですが(笑)コミュニティもかなり活性化しているので、気になる方にはとてもおすすめします!

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宮下菜穂子
ファンベースプランナー | PRSJ認定PRプランナー | 夫と6歳の息子と3人家族 | 親子トレッキング、親子ワーケーションが好きな温泉ソムリエマスター&温泉観光士