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喪中はがきが来る季節(11月18日月)

高校の同級生から喪中はがきが届いた。彼女が結婚して生まれ故郷の京都を離れたのは20代前半だったかな。それ以来、会うことがなかった。ただ、年賀状のやりとりだけは62歳の今も続いている。

お互い、子育ての時期も終わって、久しぶりに会いましょうかと連絡を取り合ったのは7年前。そのときは年賀状を出していた住所しか知らなかったので、まずは手紙を出した。手紙にメールアドレスを書いて、それをきっかけにスマホでのやりとりになった。

会おうとしていたけれど、どうにもタイミングが合わなくて、結局会わずじまい。だから、もう40年ぐらい会ってないのか。

きょう届いたはがきの1行目は「喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます」の型通り文章。
追伸で書かれていたのは「来年よりどなた様にも年賀状でのご挨拶を控えさせていただくことにしました」、ここまで読んで、そうか、しょうがないなあと少しがっかりした。
続きがあった。「今後は季節にとらわれないお付き合いをさせていただければ幸いです」と。「季節にとらわれないお付き合い」、年賀状だけよりもお付き合いの幅が一気に広がったじゃないですか。気持ちがほころんできた。
この言葉いいなあ。私も使わせてもらおうかな。

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