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腹圧コントロールの練習をする声楽教室(2月7日火)

楽譜には「腹圧しっかり」「土台を作り直す」「耐える!」という文字を書き込んでいる。歌とは関係ないような勇ましい言葉を。

大きな声が出せるようになりたいと、六十の手習いで声楽教室へ通うようになった。
まずは横隔膜の使い方を教わっている。半年ぐらい、繰り返して教わっているけど、これが本当に難しい。自分の身体の一部なのに、奥のほうにあって、触れなくて、自分の身体ではないみたい。メロディーや歌詞に合わせて、膨らませたり、緩めたり、自由自在に動かさなければいけない。
手ごわいよ。

横隔膜だけではない。腰を張るのも大事、目や鼻の奥の筋肉も使う。骨盤底筋という言葉を声楽教室で聞くとは思わなかった。体まるごと使わないと歌えへんのよ。
とんでもないことに挑んでいる。今までやったことないことを練習中。

「次の曲、『異邦人』とか『さよならの向こう側』、どうですか?」
私より二回りぐらい年下の先生は、昭和の歌は落ち着いていて好きと言ってくれる。
いやいや、私にはまだまだ歌えないですよぉ。
この歌がはやっていた頃をリアルタイムで知っているので、私も先生の意見に同感、こういう歌は好きです。


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