フィンランド留学

初めまして。

9月からフィンランドへの1年留学が決まりました。長年の夢であった留学や留学先にフィンランドを選んだきっかけなどを共有できればと思います。

留学したかった理由

いわゆる”帰国子女”である私は恵まれたことに、これまでに数々の国や地域を訪れました。とは言え、海外生活は中学2年生からの2年間のみで日本語も英語も中途半端なまま、大学3年の夏を迎えてしまっています。

留学に行きたい!と思ったのがいつからかは正直覚えていません。海外の様々な人や文化に触れ、日本で暮らしているだけでは物足りなさを感じていたのは間違いありません。もちろん日本の文化は誇るものがあると、海外に行く度感じます。そういった意味でも、留学は他国に行き自国について見直す良いきっかけにもなると思っています。

頻繁に知人からも高校の先生からも「留学は語学留学なの?」と聞かれることがありました。正直私にとっての留学の理由は、語学上達が”目的”ではありませんでした。そして、私にとって”留学をするんだ”という漠然な目標がこれまでのモチベーションになっていました。また、周りからの期待も私が留学を希望することに関係していると思います。初めは、所謂”帰国子女”や”海外志向”のイメージを持たれ、なんとなく留学したいなぐらいだったかもしれません。

フィンランドに決めたきっかけ

現在大学3年生ですが、実は大学2年生時に留学しようと思っていました。みなさんもご存知の通りコロナウィルスが世界中に蔓延し、2年時の留学は断念せざる終えませんでしたが、、、幸運なことに、3年時の留学は大学からの許可が降りました。そしてこの1年間で私の留学先の選択も変わりました。

大学2年生の留学先を決めている際、長い間留学を待ち侘びていたのにも関わらず、大して考えずに留学先を選びました。もちろん、多少は考えていましたが、、コロナ禍で1年間不甲斐ない日々を過ごす中で、これまでの自分と向き合い、留学先をフィンランドへと変更しました。私を構成している構成要素は沢山あり、その中から抽出し将来につなげるという作業は簡単なことではありませんでした。ただ、やはり冒頭で述べた過去の”海外生活”は私にとって唯の経験では終わらせたくありませんでした。

突然ですが、みなさんは国連の発表する「世界幸福度ランキング」でフィンランドが4年連続1位ということはご存知でしょうか。幸福度ランキングについての詳細はこちらを参照していただきたいのですが、ちなみに現在日本は56位となっています。

私がこのランキングに注目したきっかけは孤児院でのボランティアです。海外では生活の一部として頻繁に行われているボランティアですが、当時中学生だった私にとってとても新鮮でした。それ以来、いかに自分の生活が恵まれているのか突然突きつけられたショックと、生活環境が決して良くないのにも関わらず幸せそうな孤児の子供達を見て、本当の意味での”幸せ”とはなんなのかと考える日々が続きました。そんな日々があったことを、コロナ禍で思い出し、ふとこの”幸福度ランキング”にありつきました。長々と語りましたが決め手はとっても単純です。1位の国に行って幸福の理由を探ろうとのことです。単純すぎて呆れられているのではないでしょうか。私も私なりにフィンランドがなぜ幸福なのか、文献など読み漁りましたが、やはり行って体感したいと思いました。

まとめ

長くなってしまいましたが、私が留学そしてフィンランドへ決めた過程を共有させていただきました。拙い言葉で大変恐縮です。これから、出国に向けての準備や留学先での体験・発見などを共有できたらと思います。

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