【3/17 #日めくりクラシック音楽 】今日はポーランドの作曲家フレデリック・ショパン:ピアノ協奏曲第2番 初演日(1830年)
こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 では、1830年3月17日に初演日を迎えたポーランドの作曲家フレデリック・ショパンのピアノ協奏曲第2番をご紹介します。
フレデリック・ショパンとは?
フレデリック・フランソワ・ショパン(1810-1849)は、「ピアノの詩人」といわれるポーランド出身の前期ロマン派音楽を代表する作曲家。
当時,外敵の圧迫から滅亡に瀕した母国への愛国心をいだきながら,1830年に故国を離れた。 31年からパリで暮し,翌年デビュー,しばらくは貧困や失恋,孤独とたたかった。
そのうえ結核に侵されたが,38年から 47年までの間は女流作家ジョルジュ・サンドとの恋愛,しあわせな共同生活を得て,最も円熟した作品を書くことができた。
しかし別れたのちの生活は,心身ともに疲れ果て,もはや健康を回復することもなく,39歳の生涯を閉じた。
ポーランドのポロネーズやマズルカを楽曲形式として用い,愛国心,繊細な神経,孤高な生活,病弱な体質などのなかから沸上がる感情の鬱積を浄化した独自の表現様式を確立した。
作品は,前奏曲集2巻,練習曲集2巻,ピアノ協奏曲2曲,ピアノ・ソナタ3曲,バラード4曲,スケルツォ4曲のほか,ノクターン,ワルツ,ポロネーズなど多数。
フレデリック・ショパン:ピアノ協奏曲第2番
第2番という番号であるが、第1番よりも先に作られた。完成した1830年の3月17日にワルシャワで、作曲者のピアノ独奏により初演された。
ユゼフ・エルスネルの元でピアノソナタハ短調、ピアノ三重奏曲、そして『ラ・チ・ダレム変奏曲』を書いて経験を積んだショパンが、ピアニストとして名を挙げるために満を持して作曲した初の協奏曲である。
パリで親交を結んだデルフィナ・ポトツカ伯爵夫人に献呈されている。
それでは、今日はこの辺で🎶
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