【カラダだけじゃなくココロもケアする時間】
鍼施術をしていると、ひとの愚痴をひんぱんに耳にします。
まあ、患者さんとおしゃべりする時、愚痴や不安を口にされる方が多い、ということですね。
これって、とっても建設的な場になっていると考えています。
そもそも、こうした人に聞かれたくない、話したくない、知られたくない胸の内って、ため込み続けるとカラダにさしさわりがあらわれます。
それが症状と直結していることもあるわけですから、ぜひぜひ鍼施術の時間には、そんな胸の内のわだかまり、発散してもらえたらと思います。
日本では心理セラピー、カウンセリングを当たり前のように受ける習慣がないみたい。
もしかしたら、井戸端会議や世間話、立ち話、仕事の後の飲み会などで、発散できた過去の風習があったのかもしれない。
でも、昨今、友人や家族だからこそ聞かれたくない、話したくない、知られたくないということの方が多いみたい。
実情は知りませんが、ぼくはそんな「誰に話したらいいんだろう」というときこそ、鍼施術でカラダを整えながら、胸に秘めているわだかまりもおしゃべりしながら吐き出す機会を持ったらいいなぁと思っています。
多少の長話になっても、恨み節になって感情があふれてしまっても、涙ポロポロ流しても、鍼灸師さんには守秘義務ってやつがあって、だれにも話したりしません。
安心して胸の内をさらせる場所として、鍼灸師さんと関われたら、いいんじゃないかなぁって、患者さんと話をしながら思いついたのだったとさ。
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