2017その6_-_コピー

【急にカルボナーラが食べたい】

わが家では夏場、暑い日が続くと自家製アイスコーヒーを作り置きするようにしています。

苦さひかえめであっさりスッキリを目指したアイスコーヒーは、気力を高めてアタマののぼせを押さえてくれるので、真夏の暑い時期のカラダの熱取りにはとても重宝です。

そんなアイスコーヒー、つい先日まで家族の要望でひんぱんに作っていました。
台風15号が去った後の暑さ厳しい日の後、ぼくの住む杉並区はひんやりさわやかな風が吹くようになりました。

涼しい風が吹けば、まあ、過ごしやすいかなぁとも思いますが、つい先日まで30℃越えの猛暑。
急に涼しくなると、それまで汗を頑張ってかいていたカラダはビックリしてしまいます。

そんなビックリする僕のカラダが求めたのは、カルボナーラ。

もともとクリーミーなパスタも好きですが、どちらかといえば、あっさりめ、あるいは、チョビット辛めのパスタが好きです。
(わが家では自己流ペペロンチーノを作ることが多いです。
玉ねぎ多めが特徴、かな。)

たまに食べるからおいしいし、ありがたみのあるカルボナーラ。
じつは以前、地下鉄丸ノ内線沿線駅の「中野富士見町」で一時期、博心堂鍼灸院を構えていたことがありました。
そんな店舗のそばに、とってもおいしい、丁寧にパスタを作ってくれるパスタのお店がありました。

小さい娘たちを連れて、よく「たらこのパスタ」を食べに行っていたのを思い出します。
そんなおいしいパスタのお店に通っているときにも、カルボナーラを頼むことはなかったんじゃないかなぁ。

というのも、クリーミーで卵をたくさん使うカルボナーラは、比較的カラダに熱を与えて滋養をつけるもの。
反面、あまり運動もしていない消耗もしていないカラダでは、熱がこもることが多い献立。

ぼくも20代の代謝のよい頃はよかったのですが、中野富士見町で開業している頃はすでに30代。
運動よりも育児に奔走していたので、それほどカルボナーラを求めるようなコンディションでは無かったのでしょうね。

そんなカルボナーラにあこがれのあるぼくですが、コンディションがかなわず、ここ数年、食べたことがなかった。
そんなそんなぼくですが、涼しさが気になるここ数日、カルボナーラを急に食べてみたくなった。

まあ、味覚の記憶を頼りにコンディションのことを振り返れば、カラダが冷えているのだろうねぇ、ということに。
さすがに自宅で美味しいカルボナーラを作ろうというところまで、ココロのボルテージが高まらないので、まずは温かいみそ汁でも。
油揚げが入っていれば、きっとカラダは満足。

「急にカルボナーラが食べたくなった」ということから何が言いたいのかというと、「いつもと違う味覚の欲求は、体調の変化を反映しているのだよ」ということ。

アタマを使いすぎるとぼくは、コーヒーとチョコを食べたくなります。
以前はそんな欲求を満たすように、コーヒーとチョコを口にするようにしていました。
ここ数年、そんなことをするとお腹が重たくなるので、カラダの欲求にしたがって「アタマを休める」ようにしています。

長らく生きている中で、カラダのことに関心を持ち続けて過ごしてくると、様々なサインの意味を推し量れるようになる。
自分なりの養生法やセルフケアのコツを見つけるためには、こんなカラダとの対話もできたらいいのかもね。
そんなお話だったとさ。


この記事が参加している募集

noteのつづけ方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?