見出し画像

【秋の呼吸器の風邪】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

巷では4連休。
普段だと、どこへお出かけしても、旅行客や観光客、休日を楽しむ人たちで、出先は結構混んでいる。

そして、世間を騒がせていた(いる?)新型コロナウィルス騒動も、一見、終息しているかのような、最近のお出かけ先での混雑状況。

ソーシャルディスタンスっていうやつ、どこ吹く風で、行列の人たちの距離がどんどん詰まっていることを、自ら経験すると、そんな連休中のお出かけを、なんとなく躊躇してしまう僕の今日この頃です。


僕の周りの世間では、すでに感染症騒ぎはすっかり収束、という印象。
話題には上るけど、行動はすっかり平常、というか、わざわざ密になっているような錯覚さえ覚えます。

そうはいっても、秋の長雨シーズンが過ぎると、秋本番。

涼しい空気が朝から晩まで吹くようになると、秋の呼吸器の風邪がはやり始めます。

特に今年の冬は、メディアでインフルエンザと新型コロナウィルスの同時感染を話題にしている。
※僕個人としては、ノロウィルス感染も、これに加えたいところ。


毎年、涼しい秋の風に対する抵抗力を備えて台風シーズンを過ごせない人は、秋の呼吸器系の風邪を長期間煩い、そのうえでインフルエンザにかかる人をお見掛けし続けています。

というのも、夏バテから秋バテをして、すっかり体力を消耗した体で、涼しい秋から冬にかけて、十分体温を高められるだけの余力を備えることができていないと、簡単に感染症にはかかるだろうし、そもそも秋の涼しい風にあてられるだけで、脆くなっている呼吸器は「あてられて」しまって、冷たい吸い込む風に対して敏感に反応して、咳が止まらなくなってしまう、というわけ。

厄介なのは、長期間咳をしていると、呼吸器粘膜が炎症をおこし続けていて、バサバサになって、乾いた咳と痰が止まらなくなって、どうしても回復が長引くみたいなんですよね。

咳が止まらないだけじゃなくて、炎症が起きていると、抵抗力も下がっちゃうから、ほかの風邪にもかかりやすくなるし、今年なんかは街中へ出歩くなんて言うことが、全くかなわなくなっちゃうんじゃないかなぁ。


夏バテからの秋バテで、消耗した体で秋の涼しい風に敏感に反応して始まる長引く咳風邪。

予防としては、意外にもマスクの着用が最も効果的。

夏場は煩わしかったけど、秋からのマスクの着用は、呼吸器粘膜の保湿をかなえるにはとっても重宝。

お彼岸が過ぎて、ちょっと空気がさわやかにでもなれば、再びマスク人口が増えたらいいなぁなんて、個人的な願望があったりするのですよねぇ。

そんな秋の過ごし方も考えつつ、今の僕はエアコンの冷気に備えてのマスク常用の日々。

一年中マスクして過ごすことが当たり前に許容してくれるような社会であれば、僕個人としてはとてもありがたいのですがね。

最後までお読みいただきありがとうございます。


この記事が参加している募集

習慣にしていること

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?