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“I am art” 自分自身を作品に。 168時間、リアルな自分を展示し続けてみる。


はろー、nagohoです。note.2回目の投稿🖋


前回書いた「23歳売れないアーティストが、突然アートギャラリーのキュレーターになる話」を、想像を遥かに超えてたくさんの方が読んでくださって、

嬉しいやら、はずかしいやら。
マジで頑張らなあかん、っと震えました。
改めて、ありがとう、ありがとう、ありがとう。


2発目を日々書いては消しているのですが、
中々に白紙の期間が続いてしまい...
もう少しで完成するので、今しばらくお待ちください。

お待ちいただいている間に...
自分が明日まで開催している展示『N展』についてお話を。


N展というのは名前の通り、
自分の名前の頭文字をとってN展です。
『自分自身の今をそのまんま展示する』がコンセプト👼
(nっていう文字も自分の中には大きな意味があって。それについても今度書くね。)


コンセプト通り、今回は24時間を1週間、(つまりは168時間)
Youtubeの生配信にて自分を世界に展示し続けています。


展示し始めて早5日、
いろいろ思うところもありつつ気づきもあったので、まとめてみました。

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photo Eiko Otaki


●『 N展 -neo- 』とは...。

N展は、先ほども書いた通り私自身を展示しています🌍
写真や言葉や音楽、温度などいろんな言語を使っての空間インスタレーション。


この数ヶ月間だけでも、コロナをはじめ人種問題や政治問題、
本当に様々な問題が渦巻いていました🌀

SNSを開けば匿名の誹謗中傷や、なんだって批判する人たち、
そんな世界に不安を抑えられない人たちで溢れて。

そんなカオスな状況に始めこそストレスを感じていたけれど
少しずつ、大切なものを感じ取れるようになった気もして、
自分の中にあったいろんな情報が今はすごくフラットになった気がする。


全てがフラットになった今
改めてどのように立ち、何を見よう、か。


そんな展示です。


会場のモチーフは『子宮』。
みんな子宮の中で展示を見て、ライブを楽しみ、
再び出産されて帰っていくの。


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●どうして子宮なの👶?

「フラットになる」と聞いて思いついたのは “赤ちゃん” 。


何もかも0の状態。


赤ちゃんって、
自分が何者であるとか、どんな肩書きだとか、
そんなこと考えずに純粋に感じて、過ごしてると思うの。


温もりを感じて、愛を求めて泣いて、眠りについて。


そんな風に、ふわふわの生まれたてみたいになってほしくて、
子宮=赤ちゃん(もはや胎児)になれる場所を作りました。


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もちろん、大人になる日々の中
職業や肩書など、名前をもつことは大切な事だと思う。
時に安心できるし、認め合えるし、大切なこと。


でもその名前によってはっきりと線が引かれ、
感情のリミッターをもち、
愛することを忘れてしまうのは、
とてもとても悲しいと思う。


私たちはそんなことのために別々に生まれてきたのではないし
重なり合えたらとっても素敵なのだし。


だからこそ、そんなことを考えなくてもよかった自分へ
戻ってもらえたらな、と。


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●24時間配信をしてみている😴

展示会期中の一週間、私はギャラリーにずっといます。
“私自身の展示”なので、
嘘偽りのない今の私の全てを展示しようと思って、
YouTube でずっと会場の様子を展示(配信)しています。

もちろん、私が寝ているところも。

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そんな中、すごくすごく面白いデータがありまして。


展示を開いている日中よりも、
私が寝ている夜中の方が視聴率が高いのですね...。

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夜中、ずっと寝ているだけの私を15人前後の方がみているの。
かと思えば、私が起きた瞬間に視聴率半分になるのね。。。


WHY!!!!!!!!


これは正直ほんとにびっくりしました。
みんな、夜寂しいのかな。。。


もうひとつの気づき。
人目が本当にどうでも良くなってきます。いい意味で。


最初はやっぱり、
カメラもあるし、なにかしないとかな、とか
みんなどう思うんだろうとか、そのなこと考えちゃってました。


私だって一人のアーティストだし、ミステリアスでいたかったし、
正直、めちゃくちゃにストレスだったの、最初の2日くらい。

でも、自分の歯磨き姿を展示しはじめたあたりから、
何にも気にならなくなったの。

私が何をしているかはみんな見ることができるのに、
その歯磨きしている私が何を考えているかまでは展示しても見れないのよね。


そう思った時にすごくすごく自由に感じて、
夢の中で空を飛んだのか、起きたらおなか出ててちょっと焦った。


それでも、みんな私のお腹は見れても
頭の中は見れないのよね。。。

なんの話や。。


何はともあれ、子宮の中にずっといるので
すごくすごくぴゅあな感じになっています、いま。


この調子で、11月のワンマンライブまで準備してゆきたいなっ。

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●最後に

今回の展示に合わせて、『Like the Moon』という楽曲を制作しました。
私の今をふんだんに詰め込んでいます。
自分で言うのもですが、すごくすごく、気に入っています。



太陽の光を優しく受けて、
自ら光を放つわけでもなく、
ただそっと、そこにいる。


そんなお月様に、ずっとずっと憧れています。


展示は残り1日。

この場所で、あなた自身を感じてもらえたら
とてもとても嬉しいです。

お近くの方はぜひ遊びにきてください。
一緒に、赤ちゃんになりましょう。

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Photo Daiki Tateyama 
N展会場にて。素敵な写真をありがとう。


ではまた。

サポートいただけたら、ちょっといい晩ご飯を食べれそうです!