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アール・ド・ヴィーヴル05/「そと」でちょい飲み、秋のごはん

我々夫婦が、多拠点生活に移行して3年目を迎える。住民票は東京だし、夫は相変わらず東京のクライアントとの仕事、京都の大学での授業の往復が基本の暮らしだけど、夫婦生活は、東京だけでなく、京都、浜松へと移動しながらの生活にシフトしたのでした(それ以前は、今だから言うけれど、原宿の、それも表参道ヒルズの4階に12年も住んでいた)。

よく「移動大変じゃないですか?」と聞かれます。まあ、大変と言えば大変だけど、それを上回る大きな楽しみがある。

何より大切なのは、行く場所行く場所で、楽しいことをしよう、という二人の積極性。

旅と生活を接近させて生きるのは、以前だと全く不可能だったけれど、ネット環境が整い、パーソナルな発信が自在になった今、挑戦できるようになった。

ポジティブな発想と、ポジティブな行動。これはアールドヴィーヴルに不可欠な価値観。

女房の(女房と呼ばれるのが好きなんです)渚に、「風景で何が好き?」ときいたら「空と雲。自由だし」と答えたことがある。

そう。雲の住処は空だ。

ステキな家を作って生きるのも、お洒落な店に行くのも好きだけど、今はもっと、「外」に出て存分に楽しみたい。

そんな気分。

そんなこんなで、秋を楽しんでいたら、あっと言う間に冬になったなったんで、ちょいズレの投稿だけど、我々二人の「外呑み」好きについて書いてみた。移動拠点の浜松です。

冬でも日差しは春みたい。冬も好きだけど、春も待ち遠しい!


繁雄(以下S)- 南フランスで毎年やっている、アルルのフォトフェスに行った時は、レストランの路地で毎晩飲んだけど、よかったね。また行きたいな。ヨーロッパは、夜遅くまで空が青いから、飲んだり食べたりが、楽しいからな。

渚(以下N)-アルルは何を食べてもおいしかったの覚えてる。あと、ロゼワインが最高に美味。日本ではあまり売られてないけど500mlのボトルでよく飲んだよね。

S- おー、あれでロゼのおいしさに目覚めたよな。

N- ご飯のあとに街を散歩するのも楽しくて。小さくて古い町だけど、モダンなお店も多かった。国際的なフォトフェスティバルをやるくらいだから、飲食店にも力が入ってるのかもね。

S- ゴッホが通ってたカフェにも行ったね。

N- ヴェニスでもいつも泊まるサルーテから、アカデミアに行く途中にあるバールもいいよね。ワイン屋さんがやってる。店から水路のところまで、人があふれてて、みんな楽しそうにしてる。来年もまた行きたいなあ!!

S- ヴェニスビエンナーレは毎回欠かさず行ってるけど、あの店も毎回行くよね。

S- バスクのサンセバスチャンも、ほとんど路上呑みだよ。

N- もう、天国!!また、サンセバではしごしたいなー。立ち呑み、安くておいしくて、最高だよね。

S- ひとくちサイズの斬新なタパス、すっぱくて食べると元気が出るイワシの酢漬け、最高にうまい生ハムとフォアグラ。うーん、食べたくなってきた。


S- 浜松のマンションのテラスでこうやって赤ワイン片手に夕日見ながら、立ち呑みするのも、デイリーに愉しいよね。

(ワインはラングドックのドメーヌ・アルノー。キュベ・フィネス・ルージュ。安旨デイリービオワイン)

N- 駅の南にあるビオスーパーのATUMIで買い出しするのも楽しいし。

はい。まずは、長野の自然農法の洋ナシと、ペコリーノ・ロマーノ。

S- (一口食べて)こりゃ、うまい。どこのだ?長野…(携帯で生産者を検索する)おー、16年前からやってる果物農家だ。アタリ、だったね。完全無農薬はもちろん、有機肥料もできる限りおさえてる、こりゃ、出荷も少ないんだろうな。めっちゃうまいね。ワインに合うし。

N- 夕日沈んでくよ。ピンク色だね。

S- 浜松は空が広いし、住空間というか、街もゆったりしていて、駐車場が多くても、なんかさびれてない。いいオーラのところなんだろうね。9階から見ていても、植物は元気そうに育ってるし、酒飲みながら、外で見あきない。

N- カラスが家に帰ってくね。遅刻してるよー。笑 日が暮れたらどうするんだろ。

S- 野宿かなー。

N- そろそろ、お肉食べる?今日はラムだよ。

S- 赤ワイン飲みたかったからね。

N- (料理中)クレソンとトマトと、しらすのサラダ。できた。

S- うー、クレソンめちゃうまい。浜名湖野菜だね。

N- うまー。静岡はワサビが有名だし、やっぱり水がちがうのかな。こんなにおいしかったら、そりゃあ、東京とか大都市には出ないね。地元で食べちゃうよ。

S- こんな味がしっかりしたクレソン、ないなー。ワインにも負けてない。

N- (じゅー/再び料理中。料理は「カモイクッキング」流である)

ラムが焼けたよ。つけあわせは、オーガニックのベビーにんじん。原木しいたけ。これも浜松。お皿のまわりは、煮詰めたバルサミコと屋久島の永田の塩。

S- (一口食べて)ウーーン。うまいね。

N- にんじんも最高だね。あー。おいしいものを、いい空気の場所で食べるって、ほんとにリラックスできるなー。(再々、料理に向かう)

N- はい。パスタだよ。ブカティーニ。シチリアのパスタ。真ん中に穴が空いてるんだよ。本当は、こってり系の、ラグーやプッタネスカが合うんだんけど、今日はペペロンチーノ。にんにくも浜松の。

S- ペペロンうどんだね。うん、うまい。

素マカロニ(マカロニを茹でただけ。繁雄の大好物)好きにはたまらんうまさだな。(がつがつ食う)シチリアじゃ、ラグーとかとからめて、トラックの運ちゃんとかが、ドカ食いしてんのかな。はじめて食べたよ。

N- あー、おなかいっぱいになった。ワインもう一本空いちゃったー。どうする?

BOOKMARK…

Bio ATSUMI http://www.bioatsumi.com/

ファーマーズマーケット白脇店 https://life.ja-group.jp/farm/market/detail?id=1129

アルル国際フォトフェスティバル https://www.rencontres-arles.com/en

ヴェニスのバール http://www.cantinaschiavi.com/



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サンキュー(繁雄)
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編集者でクリエイティブディレクターの後藤繁雄と渚。 夫婦2人の「旅と暮らし」をつづります。 夫65歳、妻41歳。 https://www.youtube.com/channel/UCxnUXuFX0if8uN1II_pLihg/featured
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