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仕事探し

出勤するのが憂鬱で、体調まで崩してしまった仕事。

でも、働かないことには、これからの人生が行き詰ってしまう。

転職サイトにいくつも登録して、今週からは本格的に仕事を探し始めた。

新型コロナウイルスの流行で倒産する会社が多い中、仕事を辞めてしまったのは賢くない選択だったのだろう。

ただ、心を病んでまで仕事にしがみつかなくてはいけないのか…

転職サイトに登録すると「あなたの希望にマッチした求人」や「スカウトメール」が、日に何度も届く。

不景気と騒いでいるのに、求人はたくさん出ている。

でも、企業が求めている人材と求職者の希望やスキルが合わないことなど、よくあることなのだろう。

当の私も、経歴やスキルでアピールできるものはない。

社会に出て20年近くも働き続けてきたのに、仕事を探す時はいつも空しい気持ちになる。

自分が積み上げてきたものは無意味だったのか?

「市場価値」という言葉が、胸に刺さる

就職氷河期にちゃんとした職にありつけず、非正規雇用を転々としてきた私は、若い頃から市場価値がなかった。

世間を知らない頃は、ブラック企業にいいように搾取されたこともあった。

ネットニュースで取り上げられる「中年で低収入で非正規雇用」の人たちも、きっと私と同じような生き方をしてきたのだろう。

足りないものを補う努力をしても、チャンスやタイミングが巡ってくるかは運なのだ。

たくさん届く転職サイトのメールに、チャンスが紛れていないか探す。

こんなにもたくさんの会社があるのに、どこからも私は求められていない気がした。

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