世界一周ファーストクラスの旅48日目最終日 マレーシア航空ファーストクラスで成田へ 日本帰国！
マレーシア航空ファーストクラス機内
飛行機の遅れによって、乗り継ぎ時間がギリギリとなり、
地上職員のアテンドもなく、1人でクアラルンプール空港で
乗り継ぎを終え、ファーストクラス機内、1Aの座席へ。
え、狭い！
実は事前情報で、相当機内が狭いと言うことは聞いていたのですが、
やっぱり狭い。
スリランカ航空(ビジネスクラスでしたが)と同じ感じです。
とにかく寝るしかない、と思って、食事もスルーして
眠り続けました。
朝になる前に、「到着ギリギリでも食べたいものがあれば言ってください」
と客室乗務員の方が、流石に心配したのか、声をかけて
くださいました。
喉の痛みを堪えながら、
「フルーツください」と言って持ってきてもらいました。
でも美味しかったのは柿だけ。
本当に文句ばかりでごめんなさい。。。
そして成田空港到着。
ゆっくり眠ることができたのは本当に良かったです。
ファーストクラスの特権ですね。
フライト時間は、６時間40分。
4時間以上のフライトは、エコノミークラスは
アラカンにとっては辛すぎます、多分。
ビジネスかファーストクラスでの旅が今後は
増えそうです。贅沢ではなく、必須です。
体調はやはり今ひとつです。
でもなんとか自宅に帰りつきたい。
ここから自宅がある福岡までpeachで帰ることにしていますが、
(成田ー福岡直行便があるので)知り合いの人にも会う予定を
入れていたので、その前に荷物を自宅まで送ることにしていました。
今回の世界一周旅行前に作った、「マリオットボンボイカード」
のアメリカンエクスプレスの特典として、
スーツケース一個を無料で自宅まで送付できることを知っていたので、利用しました。
本当に無料でした！
便利！
羽田や関空からも送れるみたいですよ。
だてに年会費49,500円が高いわけではないな、と
思いました。
考えてみれば、バリ10日間の無料宿泊と無料朝食、
モルディブでのお部屋の2段階アップグレードも、
全てこのカードのおかげ。
次年度以降使い続けるか、悩んでいましたが、
考え直して大事にしようかなと考え中です。
荷物を送って、その後知り合いに会って、
嬉しい報告を聞いて、その後は国際色豊かな
スターバックス成田空港店で一息。
スタッフの方も英語はペラペラでした
今考えてみれば、到着後もラウンジが使えたのに、と
思い出しましたが、体調が今ひとつで頭が働きませんでした。。。
しまった。。。もったいないことをした。
成田空港は到着後もラウンジが使えるようですので、
是非ご利用機会がある方は覚えておいてください。
久しぶりのpeach利用
ピーチの一番安いチケットは、荷物は2個まで。
合計7キロまでとなっています。
スーツケースを送ったので、残った荷物は
リュック一個とショルダーバッグの2個。
でも、以前は荷物の重量を計る必要はなかったな、と
安心していたら、搭乗口に向かう途中で係の人立ち合いのもと、
しっかり計られました。
ドキドキしながら測ったのですが、合計6、5キロ。
うわーギリギリ助かった、と思いました。
荷物は絶対少ない方がお得です。
peachに乗ると、白いジャケットの男性客室乗務員の人が、
エントランスに立っています。
髪は金髪に近いオレンジ。
まるで王子様みたいです。
マスクしているので、顔はよくわからないのですが、peachは髪の色など
全て自由だと聞いているので、面白いなーと思いました。
窓側の席になって良かったですが、満席。
やっぱり安いし、成田から福岡直行って、国際線で到着の人にとっては
ありがたいです。
peachのユニークさ
このチーフの方のアナウンスが上手だし、すごくユニークでした。
一番印象的だったアナウンスは、福岡空港に着陸した時のアナウンスでした。
覚えている限りを思い出して、書いてみますね。
「皆さまただいま福岡空港に着陸いたしました。
飛行機は⚪︎番スポットまで参ります。
シートベルト着用のサインが消えるまで、お座席のベルトはそのまま
お締めください。
飛行機を降りる際は、上の棚を開けた際に荷物が滑り出る可能性もありますので、
十分にお気をつけください。
また皆さまが一生懸命選ばれた、美味しいお菓子のお土産など、忘れないように
お持ち帰りください。
万一、お客様が忘れられた際には、客室乗務員一同、心からの感謝の
気持ちを持って、いただきますのでご安心ください。」
え？
そうなの？
いつからそんなふうに変わったの？
私の脳内も、機内全体もそんな言葉を発してる
ような空気が流れました。
忘れ物は、空港で預かるんじゃないの？
え、忘れたら食べられちゃうの？
これは、ピーチだけなの？
他の航空会社もそんなふうに、規約が変わったの？
と思っていると、
「と言うのは、嘘です。
お客様がお忘れになったものは、大切にお預かりいたしますので、
ご安心ください」
と、ここで少し笑いが漏れた気がしました。
あーそうだよねー
冗談だよねー
って思いましたが、たくさんの規定が厳しく、
うるさいお客様もたくさんいるJALやANAでは、
絶対になされないであろう、
このユニークなアナウンス。
さすがpeachだと思いました。
多分peachに乗ってるお客さんは、peachをよく利用しているのでしょう。
誰1人このアナウンスに文句を言ったり、
なんなの、あれ、とか言ってる人も
いませんでした。
横一列な企業が多い日本で、ここまでの独自性を社員に任せて
やらせる会社ってすごいなーって思います。
いい意味で、日本らしくない、面白い会社です。
私はpeachは2年ぶりくらいに乗りましたが、また乗ってみようかなと
思いました。
飛行機を降りる時、出口に立っている、白いジャケットの
金髪王子の客室乗務員に、「アナウンス面白かったです」
と伝えると、少し恥ずかしそうに「ありがとうございます」
と返してくれました。
お客様が航空会社を選べばいいだけの話ですよね。
一万円くらいで、成田から福岡まで運んでもらって、
ありがとうございました。
と心で思いましたよ。
帰国後最初に食べたもの
その後自宅に戻ろうと思いましたが、やっぱり何か食べたい。
そうだ、博多駅でうどんを食べて帰ろうと、「因幡うどん」へ。
福岡の人なら一度は行ったことがあるだろう、老舗の博多うどん屋です。
博多は実はうどん発祥の地と言われていて、(諸説あるようですが)
福岡出身のタモリさんが「うどんにコシはいらない」とテレビで言って、有名になった
博多うどんです。
麺は柔らかく、出汁は黄金色。
ごぼう天うどんが博多では一般的で、
ただしそのごぼう天は各店によって、形状が
違いますが、稲葉うどんは「かき揚げごぼうてん」です。
それに、かしわ飯のおにぎりが一般的ですが、
私は「肉ごぼう天うどんに、いなり寿司一個」にしました。
博多ラーメンが有名ですが、実は博多うどんの方が、
私は推しです。
博多といえばもつ鍋という人がいますが、
モツが苦手な私は、「水炊き」の方がおすすめです。
福岡の食になると、途端に文字数が増えてますね笑
久しぶりのうどん。
そういえば、高校生の時１０ヶ月間のアメリカ留学を終えて
帰国した最初に食べたのも、
うどんだったなーと思い出しながら、食べました。
ところが、すごくしょっぱい。
え、こんなにしょっぱかった？
って、びっくりしました。
私の舌がおかしいのか、慣れない日本食に驚いたのか、
途中で食べるのをやめてしまいました。
多分美味しいと今までは思ってたのですが、、、
なんだか舌がバグっていたのかもしれません。。。
いなり寿司は美味しかった・・・
そうして、自宅に到着。
荷物はスーツケースの到着は明日なので、
とりあえず眠ろうと、早々にベッドに入りました。
帰国後１週間
そして、約１週間。
熱が上がり、下がり、食欲はあるけど、
自分が食べたいものしか食べたくない。
和食しか食べたくない、ということで、
体調は今ひとつでもひたすらご飯を作って食べていました。
そしてとにかく眠い。
寝ても寝ても眠い。
旅行の疲れが一気に出たのかなーとも思います。
旅行中は一切体調を崩さなかったのに、
日本に帰って安心したのでしょうか？
その後は、匂いが消えました。
嗅覚の消滅です。
鼻が詰まって食べ物も含めて、匂いがしないという現象が起きました。
何を食べても味がしないんですよね・・
ただの風邪じゃないかもしれないけど、病院に行くのもめんどくさくて、
ひたすら休養に努めました。
そして、２週間後。ようやく復活。
匂いも少しづつ復活しています。
こうして、私の世界一周ファーストクラスの旅は終了しました。
(ここまで入れて旅だったなと思います)
正直、帰国後は家族に「もう２度と海外は行かない」って言ったんです。
理由は、「海外は臭いから」って、言ってました。
やっぱり、日本は清潔なんでしょうか。
比較すると、日本は清潔で
匂いがあまりない国だとわかりました。
これも他の国に行ったからこそ、わかったことです。
匂いがなかったのは、
ロサンゼルス
ロンドン
メルボルン
オスロ
でした。
それ以外は何かの匂いがしていたなーと思います。
そして、復活した今は、早速いきたい国を見つけています。
もう一度世界一周に行きたいですか？
と聞かれたら、今は「NO」ですが、
その代わり３ヶ月に一度くらいは海外に行きたいなと
思っている自分がいます。
行きたいところを目掛けていく。
２週間くらいで行くのが、ちょうどいいのかもしれないなと思います。
１箇所４泊くらいで。
やっぱり旅好きは、死ぬまで旅をしていくんでしょうね。
体力が続く限り、脳力が続く限り、どこかを旅していることでしょう。
今後、タイトルを変えてまた別の土地からの旅の記録をお届けできたら、と
思っています。
さらに、今後旅の記録とは別に、この世界一周での気づき、
旅の準備、女性一人旅、アラカン旅について電子書籍を書こうと思っています。
電子書籍が難しければ、noteのここに書いてるかもしれません。
旅の記録を書き続けてきましたが、
まだまだ書ききれてないこともたくさんあります。
楽しみに待ってていただけると嬉しいです。
そして読んでくださっている皆様からのご感想や、
「こんなこと知りたい」というのがありましたら、
コメント欄に書いていただけると嬉しいです。
本当に、今まで読んでいただき、ありがとうございました。
そして、お疲れ様でした、自分。
世界一周、それもファーストクラスでの旅をひとりで決断し、
計画し、実行した自分を褒めたいと思います。
これから、なんだってやれる気がしています。
この経験は必ず今後に活かしていきたいと思います。
そして、この旅日記をご覧いただいている皆さまとも、
世界中のどこかでお会いできる日を
楽しみにしております！
旅、サイコーです！！
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