長寿アニメに学ぶ愛される記事の法則
ドラえもんって知ってますか?
簡単に紹介すると、
2等身でダルマ体型の青いロボットで
貧弱で頭の悪いのび太少年を助ける
変な声の国民的お節介キャラクターのことです。
ご存知の通り、
知らない人はいないというほどの
人気キャラクターです。
アニメは40周年に迫ろうかという勢いで、
子どもの頃からドラえもんを見ていた人が
親になって子どもとまたドラえもんを見ている
ということが普通になっています。
こういう人気アニメやドラマは
ある法則があります。
名探偵コナンもサザエさんも
水戸黄門もルパンもそうです。
ハリウッド映画もだいたいそうです。
売れるものには
共通するポイントがあります。
それは、
『問題と解決があること。』
問題と解決が繰り返されることで
人気が続いています。
ドラえもんのアニメを思い出してみましょう。
のび太が問題を持ってきます。
「ジャイアンに殴られた!殴り返したい!」
問題が起こったのでドラえもんは
「タケコプター!」
と空中戦を提案し、解決させようとします。
そうすると、少なくとも一発お見舞いでき、
その後調子に乗ってヘマを重ねる
というお決まりのパターンです。
サザエさんも実は
問題と解決の繰り返しです。
ドラえもんよりも
問題を持ってくる人が多いので
題材を広げやすく長く続きます。
恐ろしいことに
同じパターンで50年弱続いています。
それだけ問題と解決のサイクルが
強力だということです。
名探偵コナンはわかりやすいですね。
放送開始5分くらいで誰かが死んで、
CM除くと20分足らずで犯人が捕まります。
映画版も
30分くらいでバタバタ死ぬか
船底に穴が空くようなことが起こって
紆余曲折あって解決されます。
問題を複雑にして大きくしただけで
サイクルはいつもと同じです。
水戸黄門は
『勧善懲悪』を地で行く話です。
悪者が出てくるので、
助さん格さんが封じて、
最後に印籠を見せて懲らしめます。
簡単に言うと、
『権力と武力の正しい使い方を
わかりやすく紹介している物語』です。
これも問題と解決の繰り返しです。
クイズ番組が一定の人気が得られるのも
問題と解決が繰り返されるからです。
「?」と「!」が連続するので
飽きずに楽しく視聴できます。
このように、
多くの人に長く愛されるものというのは
問題が起こって
それを解決する
という一定のパターンを
守り続けているものです。
記事を書くときも、
多くの人に価値を与えたいのであれば
問題と解決
を意識するとうまくいきます。
たとえば、
ダイエットしたい20代OLに向けて
記事を書こうとしているなら
「デスクワークで肩こってませんか?」
と最初に問題を出します。
できれば、それが読み手に
関係があることを伝えます。
「実は肩こりのせいで
痩せにくくなっているかもしれません!」
そのあとで、解決に導きます。
「今日は肩こりを改善して
痩せやすい体質になれる方法を教えます!」
あとはわかりやすく
ノウハウを伝えてあげればOKです。
クイズ形式にするのもアリです。
「デスクワーク女性が痩せたい部位
No.1はどこでしょう?」
のような感じです。
問題から始めるのもいいです。
「浮気されました。」
これだと大きな問題発生で
興味を持ってもらいやすいです。
炎上覚悟なら
「浮気しました。」
の方がキャッチーです。
コツは、1記事ごとに
問題は1つに絞ることです。
解決は複数あることがありますが
問題は1つにします。
問題が増えすぎてしまうと
1記事で解決しきれずに
次回に回さなければいけなくなるからです。
前編・後編にわけるのもありですが
増やせば増やすほど
読者の理解度が追いつかなくなるので
最初は一問一答がベターです。
毎回ドラえもんを思い浮かべながら
記事の構成を考えると
イメージしやすいかもしれません。
忘れっぽい人は
「問題と解決」とか
「ドラえもん!」
とパソコンの右上にでも貼っておけばいいです。
理解しようとするより
まずやってみて
(ふーん、こういう感じか。)
となんとなくでいいので
自分なりに腑に落ちるまで
実践してみてください。
この法則を守って書けば
価値のある情報を
わかりやすく提供できるようになります。
良い記事であれば
その分反響も大きくなるので
次を書くモチベーションにもなります。
それが実績となって
これまでよりも大きな仕事を
もらえるようになります。
ドラえもんやサザエさんは
ひたすらこれだけを繰り返して
40年50年続いているわけですから
徹底的にここだけ意識するだけでも
充分効果があります。
読み終わったら
すぐに、エディタを起動して
問題と解決の構成で
1記事書いてみてください。
内容がまとまった
シンプルな記事になるはずです。
ぜひ、チャレンジしてください。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
nagatouch