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手を挙げろ!

「手を挙げろ、さもなくば撃つぞ!」ばりに、

「手を挙げろ、さもなくばランダムに当てていくぞ!」と声を上げる。

いつも騒がしかった教室は、この時間に限り、しんとしている。

そんなに私の話がつまらないのだろうか。

プライドを勝手に傷つけられ、

手負いの状態にまま続ける。

「だがしかし、それは嫌だと思うから、グループで話し合って発表するようにする。」

空気感に流される私は優しいと言い聞かせるのであった。

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