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eBookJapanの旧アプリが使えなくなったことに今更気づいた件

自らの恥を晒します。

昨夜、久々に電子書籍サービス「eBookJapan」で1冊買ったんです。
アプリで読もうとしたら、前に買った本の背表紙は見えているのですが、ネットワークエラーという表示が出て読めない。
仕方なく、スマホのブラウザでその本を読み、「明日、起きてからアプリの不具合について解決策をネットで調べよう」と思ったのですが、調べてみたら、とうの昔に旧eBookJapanはYahoo!ブックストアのサービスと統合されて、旧eBookJapanで買った本はもはや読めなくなっているという……。


思い起こせばなんとなくはるか昔に、eBookJapanが何かのサービスに統合される、という連絡メールは目にしていたような記憶もあります。
この間、旧eBookJapanのアプリは開かなかったので、そもそも使っていない、ということだろうし、おそらくネットのいろんなところで話題になっていたはずなので、それを見落とした自分のアンテナの感度の悪さにも責任があるだろう、とは受け止めているのですが、覚えている限りでも(解決策を探しているうちに、旧eBookJapanアプリはログアウトしてしまったので、ここで買った本の全貌はもはや分からない)「モテキ」と「へうげもの」は全巻、このサービスで買ったはずで、それなりの金額がしたのにもう読めなくなってしまった、という事実はかなりのショックではありました。


自分に非がないわけではないことは認めつつも、電子書籍サービスのリスクを改めて思い知ったところでした。

話は変わり、このコロナ期は、今後の多拠点居住のやり方についても色々と考えました。

マレーシアのロングステイビザ「MM2H」の制度が変わる見通しだ、というニュースも、その原因の一つではあります(なお、最近のニュースでは、サラワク州は独自のS-MM2Hという制度を立ち上げるそうで、こちらの推移も注目しています)。


その中で将来的な課題は、自宅にある膨大な書籍をどうするか、ということ。
もうおそらく読まないだろう、という本については、ブックオフの買取に出しましたが、「まぁ、分かるは分かるけれど、この程度の買取価格か……」という金額にしかならなかったし、かつ、それでもかなりの数の本が残っています。
「自炊」することも視野には入れていますが、他の選択肢も検討していて、ひとまずは自宅にキープしています。

それはさておいても、今後、本を買う際は、リアルな本よりも電子書籍で買おう、と思っていたところでした。
サービスの提供元が潰れればもう読めなくなるかも、というのは当初より分かっていましたし、今は我が世の春を謳歌しているかのようなAmazonも数年後にどうなっているかは分からないので、Kindleに頼りすぎるのも怖いとは思っていました。
しかし、今回のeBookJapanをめぐる一連の出来事で、その懸念について改めて痛感させられたところがあります。

多拠点居住について本格的に動き出すにはまだ時間があるので、もう少しじっくり考察しますが、色々と考えさせられる出来事でした。

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