見出し画像

Unity Designer‘s Cafe#1 ワンダープラネット社の『初Unityはガワ替えから初めてみよう』を導入してみた

こんにちは、ミクシィでUIデザイナーをしていますナガタです。
2019/2/13 Unity Designer's Cafe #1が行われました。登壇されたワンダープラネット社永田様の『初Unityはガワ替えから初めてみよう』の内容に感銘を受け、自社で実践してみました。
今回はガワ替え研修+講義内容をご紹介致します。

Unity Designer's Cafe とは 
Unityを触っているデザイナーの持つ知見や悩みを共有し、これからUnityを触りたいと考えているデザイナーの助けとなる場です。

導入の経緯
デザイナーの職種関係無く、ハードルを低くした状態でUnityを体験する良い方法が無いか探していました。そんな時ワンダープラネット様のUnity研修の事例を知り、自社で実践しました。


📙実際行った講義と研修内容

①Unityはゲームエンジンです。ではゲームエンジンって何でしょう?
②Unityの魅力とゲーム以外の開発事例を紹介
③覚えるべき3用語(A
sset bundle/prefab/meta)
====
④ガワ替え研修
ガワ替え研修の前に1時間半講義を行いました。ツールを使える事が大切では無く、開発環境などを理解した上で、作ったアプリがどうやって提供されるのかを知る事が一番大切だと考えました。


ここからは講義内容を簡単に紹介致します。

①Unityとは?

ゲームエンジンです。っと聞いてUnityを理解された方は素晴らしいです!
良く分からない方のためにザックリ説明致します。

画像1

ゲームエンジンはUnityの他にも有り、代表的な2つをご紹介します。
・Unreal Engine(アンリアルエンジン)
・Cocos2d-x(ココスツーディエックス)

画像2

Unityはゲームエンジン。そしてゲームエンジンはUnityの他に複数ある。
開発内容に合わせて使い分ける必要があります。


②Unityの魅力とゲーム以外の開発事例を紹介

直感的にゲームを作ることが出来る
・デザイナーがインターフェイスやデータを入れ替えする度に、エンジニアに依頼してゲームに反映して貰う手間が掛から無い。
・ゲームを再生しながらデザインデータを弄る事が可能なので直感的!
アセットストアー(無料/有料)で使える素材が沢山ある
・素材が豊富な為ゲーム作りの敷居が低いのが良い!
対応しているプラットフォームが多い
iPhone、Android、Mac、Windows、PlayStation 4、Xbox、Nintendo Switch
・様々なプラットホームで開発出来るため、同じゲームを他のプラットホームに移植する際、少ない工数で開発出来るようになった。

ゲーム開発以外でも様々なプロジェクトでUnityは使われてます。

画像3

もっと詳しく知りたい方はコチラから。
Unityのこと興味を持って頂けましたか?
ここからはUnityを使う上で最低限必要な用語を紹介します。


③覚えるべき3用語(Asset bundle/prefab/meta)

Asset bundle(アセットバンドル)
Asset(データ・リソース)をまとめたモノを用途に応じてダウンロードして使用することです。下の画像で開発環境とAsset bundleにつて補足します。

画像4

赤のラインが主にグラフィックデータなどのAssetです。それをGitHubなどでwebサーバー上にUPしAsset bundle化します。UIデザイナー以外は粗この環境で開発すると考えて頂ければOKです。
緑のラインはゲーム本体です。プロジェクトによって異なりますが、初期ダウンロードされるチュートリアル等が入っていると思って下さい。
ストアーにアプリを申請し、承認されるとストアに掲載されます。


😒開発環境は理解したけど何でAsset bundle化するのか分から無い…
しっかり理由もご説明します!

Asset bundle化するメリット
サーバーにAsset bundleを置くことが出来るのでアプリの申請が無く、リソースの更新が可能。ガチャのキャラ追加は正にコレです。
バージョンアップの必要が無いのでユーザーの負担にもなりません。

・キャリアのネットワーク経由で落とせるアプリ本体のサイズが
Google Play/100MBまで apple store/150MBまで(wifi利用で4GBまでOK)
アプリ本体のサイズを抑えるために必然的にAsset bundle化して重いグラフィックデータなどをサーバーに置く必要があるのです。

イイこと尽くしの様に見えますが勿論デメリットも有ります。

Asset bundle化するデメリット
・ビルドが遅くて重い。Asset bundleを生成する時間が掛かります。

ロジック(システム)の変更を伴うものはAsset bundleに含められない

Unityのバージョン間における互換性が保証され無い
ビルドしたAsset bundleがどのUnityのバージョンから何処まで互換性があるか公式では明記されて無いため、考え無しにUnityをバージョンアップしてしまうと危険。データが壊れる可能性が有ります。
その為Asset bundleがバージョンアップ後のUnityでも問題無く機能するか調査する時間が必要です。
運営中タイトルで『最新のUnityで開発したいからバージョンアップして』など無茶ぶりしない様にしましょう…


prefab(プレハブ)
作成したオブジェクトをフォーマット化する事です。
Photoshopで言うスマートオブジェクト化みたいな感じ。それにスクリプトも付けられます。

画像5


meta(メタ)データ
Assetファイルと対になった、メタ情報が書かれたファイルの事です。
metaはAssetの情報を管理しています。そのため誤ってmetaデータを消してしまうと作業内容が失われるので注意して下さい。

画像6


④ガワ替え研修

Unity作業3割:Photoshop作業7割のゆるいデザイナー向け研修です。
アセットストアからゲームをダウンロードし、ガワ替えを行いました。
↓研修で使用したフリーゲーム。

更に3つ課題を出し、10営業日以内に課題を提出して頂きました。

・テクスチャー3枚の絵を変更する
・障害物を作る
・YouWinの文字にアニメーションを付ける

課題を始める前にツールの基本操作をレクチャーし、後は自由に制作して頂きました。
以下研修の結果です。素敵な作品に仕上げて頂けました!

画像7

36名に研修を行った結果

①講義で反応が良かったのはUnityの機能をPhotoshopで例えた点。
・Hierarchy(ヒエラルキー)▶レイヤー
・prefab(プレハブ)▶スマートオブジェクト
・Add Component(アドコンポーネント)▶レイヤー効果追加
Unityのハードルがより下がったと言って頂けました。

②課題以外にも色々な事を実装したい!と言う意見が多く、
最終的にスクリプトやカメラの編集、タイトル画面にも手を入れてるなど、自発的に調べて機能を編集する人が多くとても驚きました。

結論

【ガワ替え】はモチベーションを維持しつつ、デザイナーの拘り心を刺激して、自発的に勉強を促せる良い研修でした!
コレからUnityを始めようと思うデザイナーの方に、とてもお勧めです。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

67
ゲーム系のUIデザイナーです。Unityでの実装が主な業務で、リードのUIをやってます。 経歴は8年間3DCGデザイナーでモデリングを担当し、5年前にUIデザイナーに転身しました。 UI・UX難しいです…日々勉強。 絵を描くのも好きです。イラストの投稿にも挑戦したい。