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日常をおもしろがる術

受け身の状態じゃ日常はおもしくならないと気づいたのは、コロナが日本でかなり広がり始めていたとき。

買い物に行く、友達に会う、あたりまえだと思ってたことが気軽にできなくなって、そういったことが日常をおもしろくしてたことに気づいた人は多いと思う。

あ〜つまんないな〜何かおもしろいこと起きないかな〜と考えながらもんもんと過ごし、自分以外の何かや誰かにつまらない日々を彩ってほしかった。

そんなとき、ある女性のnoteに「1日1枚の写真を写ルンですというフィルムカメラで撮っている」ということが書いてあった。

これはおもろしろそう。

さっそくAmazonでフィルムカメラを買い、毎日1枚ずつ写真を撮りはじめた。

今まで写真を撮る習慣がなかったから、はじめは何を撮ればいいかわからず迷ったけど、徐々に撮るものは何でもいいんだって思い、適当に撮ることにした。

「1日1枚と決めたからには必ず撮る!」という考えだったわたしは、写真を撮るために散歩にでかけるようになっていた。

写真を撮りはじめる前も散歩はしていたけど、カメラを持っての散歩はいつもの景色となんだか違って見えていたと思う。

「今日は何を撮ろうか」、そのワクワクが日常の一部だった散歩をおもしろくしてくれた。

というか、自分から行動して”おもしろい “を探し、日常をおもしろ”がる”ことができていたから、いつもとは違う景色を見れたのだろう。

noteで文章を書くというのも、写真を撮ることと同じように、日常をおもしろがる1つの術だと思う。

「これ書いたらおもしろいかも」「何か書けることないかな」

そんな感じで日常にある”おもしろい”を切りとる習慣があると、つまらないと思っていた時間もおもしろくなってくる。

自分以外の何かや誰かを待っていても、わたしの、あなたの日常をおもしろくならない。

自分からおもしろがらないと。

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写ルンですで撮った写真を久しぶりに写真フォルダから見つけて、今回の文章を書いてみました。

写ルンですで撮った写真です↓

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