期待が実現しないときどうすれば良いのか？

先日子ども用にメッセージをしました。
シェアします。

中心聖句　創世記１５:１−６
暗唱聖句　１５：６

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再話
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今日の登場人物はアブラムさんです。

神様はアブラムさんを祝福し、たくさんの子供たち、子孫を与え、また、たくさんの持ち物も持つようになると言ってくださいました。

そしてアブラムさんはたくさんの持ち物を持っていました。
羊もヤギも牛もラクダもたくさん持っていました。
アブラムさんは神様についてきてここまでやってきました。

でも、、、、
アブラムさんはため息をついていました。
時々不安になります。
なぜか？
アブラムさんには子供がいなかったからです。

そんなある日、アブラムさんは幻を見ました。

「アブラムよ恐れてはならない。
私はどんなことが起こっても私はあなたを守るし、守ることができる。
あなたの受ける祝福はとても大きいのだ。」

でも、、、、
アブラムさんは正直に言いました。

「神様、私には子供がいません。
これで祝福が大きいと言っても納得できません」

すると神様は言いました。
「いいや、あなたの息子があなたを継ぐことになるのです」
そして神様はアブラムさんを外に出るようにとおっしゃって言いました。

「天を見てごらん」
それは夜でした。
上を見上げると、空には数え切れないほどの星が輝いています。

神様はおっしゃいました。
「星の数を数えてごらん。」
１、２、３、４、、、、、数えきれません。

神様はアブラムさんに言いました。
「あなたの子孫はあのようになる」

そしてアブラムさんはこの神様の言葉を信じました。
「あなたが受ける祝福はとても大きい」
「あなたの子供、子孫は、あの星のようになる」
という言葉を信じたのです。

そして神様はアブラムさんが信じたのをご覧になり、その信じる心を義いと認められました。

これはアブラムさんがなにか立派なことをしたとか、偉かったとかではありません。
現実は、アブラムさんは歳をとっていたし、まだ子供もいなかったのです。
でもアブラムさんは約束した神様の言葉を信じました。

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・クイズ
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さて、ここでクイズです。

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・おさらい
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さて、今日のおさらいをしましょう。
アブラムさんは、ため息をついていました。

なぜか？
アブラムさんには子供がいなかったからです。

そんなある日、アブラムさんは神様から語られました。
「アブラムよ恐れてはならない。
どんなことが起こっても私はあなたを守るし、守ることができる。
あなたの受ける祝福はとても大きいのだ。」

でも、、、、とは言っても、、、、
アブラムさんは思います。
祝福はとても大きいと言っても、自分には子供が一人もいない。
アブラムさんは現実を見ました。

そしてアブラムさんは正直に言いました。
「神様、私には子供がいません。
これで祝福が大きいと言っても納得できません」と。

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・展開
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みんなはどうだろうか？
こんなはずじゃなかった、とかこれからどのようになるんだろう？と
不安になったり悲しく思うことはあるだろうか？

例えば、、、

友達と喧嘩してしまった。いつもならすぐ仲直りできていたけど、
今回は友達がプイっとどこかに行っちゃった。

仲直りできないしひとりぼっちの感じがする、、、
とか

兄弟や、友達と比較して、あー自分はあれもできないし、これもできない、
自分っていてもいなくてもいい感じがする、、、とか

いつかこの問題が解決すると思っていても、なかなかそれが叶わない時、
悲しくなり、どうしようもなくなる時があったりします。

神様はアブラムさんに祝福を与えるよ、子供を授けるよ、と約束してくれたにもかかわらず、待っても待っても与えられませんでした。

でも神様はそんなため息ばかりついていたアブラムさんにこう言ってくれました。
「天を見てごらん」
上を見上げると、空には数え切れないほどの星が輝いています。

神様はアブラムさんに言いました。
「あなたの子孫はあのようになる」

そしてアブラムさんはこの神様の言葉を信じました。
「あなたの受ける報いは大きい」
「あなたの子孫は、あのように、あの星のようになる」
という言葉を信じました。

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・もし自分なら
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僕は昔からこの話を聞いてこう思ってました。
「いやいや、アブラムさんはそれでいいよ、
悩み、苦しいときに、神様から直接語りかけられたり、
星空いっぱいの夜空を見せてくれたらそりゃぁ励まされるよ。
でも僕はそんな「雄大よ」直接語りかけられることはないし、
夜空見てごらんっていうこともないし」
って。

でもね、ある時気づきました。
実は僕たちにはアブラムさんよりすごいものがすでに手元にある。
それは聖書です。

聖書は神様が今まで私たちにしてくれたこと、
そしてこれからしてくださる約束が書かれているもの。
この聖書を通して、神様は今日も私たち一人一人に語りかけてくれる。

確かにアブラムさんみたいな体験は羨ましいなとも思う。
夜空を見せてくれること。
でも、数日経つと、あれ？あれは夢だったんだろうか？とすぐ不安になってしまう。

でも聖書の場合にはいつでも、すぐに確かめることができる。
あ、ここに書いてある、だから大丈夫だって。

みんなは今どういう状態だろうか？

一人ぼっちになっている、と感じることがあるだろうか？
でも聖書は言う。「わたしはあなたがたを捨てて孤児とはしない。」
自分なんてあの人やこの人に比べて何もできない、自分には価値があるんだろうか？
でも聖書は言う。「私の目にはあなたは高価で尊い。私はあなたを愛している」

どんなに周りから言われたり、自分でも思っていても神様はそうは見ていないと。

この神様は、みんながどんなに神様から背いていても、離れていても、あなたのことを探し続け、一人子であるイエス様をあなたの身代わりするほどあなたのことを愛している良い神様が、今日もこの聖書を通して私たちに約束を与えてくれている。

私はあなたを守る、恐るな、と。

アブラムさんは夜空と神様の語りかけで神様を信じました。
私たちは聖書を通して、神様のことを信じることができます。

そしてアブラムさんが神様を改めて良い神だと信じた時、義と認められた。
神様と正しい関係になった、回復しました。

だからみんな聖書を読んで欲しい。
１０分でも５分でも１分でもいい。
そう、聖書を読むことは、誰のためでもない自分自身のために。

神様がどんなにあなたことを守り、愛してるかが色々な形で書かれて、
普段生きていて大変だと思う時も、苦しい時も、このアブラムさんを祝福し守ってくれた神様が、今この私にも共にて、守ってくださる、と聖書を通して信じる時、生きる力が与えらるからです。

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結び
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アブラムさんは、子供がいませんでした。
神様はあなたの子孫は豊かになり、大きくなると言っていたにもかかわらず。

しかも年取っていた。
だから不安だった。
僕たちも色々期待していてもなかなかうまく進まないところがあったりします。

でも神様はアブラムさんに語りかけました。
さあ、天を見上げなさい、と。

今、私たちにも神様はこう語りかけてくれているんじゃないだろうか？
さあ、聖書を通して私のことを知りなさい、と。
どんなに背いて、離れていてもあなたのことを守るこの私を知りなさいと。
そして良い神様のことを信じたとき、神様と私たちの関係が回復するのです。

最後に御言葉をみんなで読みましょう。
「アブラムは主を信じた。主はこれを彼の義と認められた。」

お祈りします。
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お祈り
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天のお父様、私たちは生きていると悲しいこと、苦しいことがあります。
アブラムさんは目の前の問題を見て、悩み苦しみました。
その時、あなたは星空をみせ、語りかけてくださいました。

このアブラムさんを守り、祝福して下る神様が、今もこの私と共にいてくださいます。
そして、今の私たちには、聖書を通してあなたが私がどんなに大切に、そして愛していることを知ることができます。

日々、少しでも多く、この聖書の言葉を通してあなたとの関係が回復し、生きる力が与えられるよう助けてください。

イエス様のお名前によってお祈りします。
アーメン。

今日も最高の１日を😄

God bless you〜(神の恵みがあなたにありますように)

長瀬雄大