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横浜の怪しい街でタイワールド全開!飛行機に乗らずに行ける、タイタウンで味わう本場の家庭料理。

スパイシーさがクセになるタイ料理。

横浜で中華街を楽しむのもいいけれど、それは「よそ行き」の顔。

刺激に富んだ伊勢佐木町エリアで、本場の「タイ料理」を食べてみませんか?

横浜といえばみなとみらいや元町中華街などが有名です。

しかしあまり知られていないのが、桜木町駅の反対側のエリア「野毛」や、昔ながらのお店が残る「伊勢佐木町(関外)」のディープな魅力。

関内駅を背に伊勢佐木モールを進んだ裏手、京急「日ノ出町」駅と「黄金町」駅の中間地点にある中区若葉町周辺には多くのタイ人が住んでおり、本場そのままのエスニック料理店の宝庫なんです! 


タイタウンの歴史は意外と近年から!?

若葉町タイ人街

伊勢佐木町駅のある大通りから2〜3分路地をあるいて左右を見渡すと、マッサージ屋やレストラン、カラオケパブ。「赤・白・青」の色の国旗に、紫ネオン、幾何学模様をモチーフに彫刻が施された木製の格子、木彫りの象。
タイに行ったことがある人にとっては各店舗の雰囲気はかなり本物。タイ好きは訪れて損なしです。

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タイ料理というと日本でもファンの多い海外料理のひとつですが、本場の屋台やお店の味をそのまま出すお店は少ないと聞きます。
若葉町が「タイタウン」になった歴史は一体いつ頃からなのでしょうか?

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横浜市では現在7万6千人以上の外国人が住民登録しており、タイ人の20%が中区に居住していることから、この地区は、横浜市におけるタイ人集住地区であるとされています。

若葉町町内会の有志がブログで発信する際に用いているのが「タイタウン」ということば。

2000(平成12)年をちょっと過ぎたあたりが、日本全体でタイ関連のお店がピークに達した「最盛期」だったといいます。

おそらくこの頃が日本にもっともタイ人が多く住んでいた時期とされていますが、ちょうど黄金町の取締強化が始まり、除々に店が減少したそう。

ということは、「タイタウン化」の芽吹きがあったのは、90年代ということになります。

1992(平成4)年頃、タイの食材店が若葉町にオープンし、黄金町で働く女性が通って大繁盛したそうだ。(はまれぽ)

「バイバイ作戦」と称される警察の風俗店摘発が本格化した後も、まだたくさんの東南アジア人が暮らし、若葉町にはタイ人の一大コミュニティが残りました。

以前ほどの大きなコミュニティは存在しなくなったものの、コインパーキングとマンションが立ち並ぶ近代の街の中に、微妙なバランスでコミュニティが共存しています。

日本人に媚びない本場そのままのタイ料理を、それでは頂いてみましょう。
   

24時間オープン!最も高い知名度を誇る「J’s STORE(ジェイズ ストア)」

数あるタイ料理店のなかでも本場の風味そのままが好きという方に最もオススメされるのが、こちらの「J’s STORE(ジェイズ ストア)」。

本来タイの食材を扱う食料品店ですが、お客様のリクエストにお応えしてタイ料理をふるまっている内にリピーターや常連さんが通うようになりました。

24時間営業で、変な時間にマニアックな料理が食べれるのが魅力・・・サービス業に従事する方や早朝勤務の方など、幅広い客層から親しまれているそうです♪

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VITA MILK タイの豆乳はスッキリ美味しい。

ドリンクはセルフサービス。これぞまさにタイ旅行を楽しんでいるような感覚になっちゃいます!


際どいメニューも多文化だから!「ニューシャム」

日本人でも楽しめるタイレストランとして人気が高い「シャム」。

店長自らタイで買い付けてくる絵画や布で彩られたゴージャスな店内は、カラオケパブのようです。

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多種多様なタイ料理が楽しめる「シャム」。中でも印象深かったのは、ナマズのレットカレー炒め!

私たちの中では「ナマズのお店」と記憶されて、一生忘れられない夜となりました(笑)

思ったよりも泥臭くなくて、バジルのフレッシュな香りとピリ辛な味わいは、ビールとの相性抜群。自慢のカレーは横浜を代表するハマカレー100店の中に選ばれています。


バンコクの家族の心「クァーサイヤム」

タイの首都・バンコク出身の一家が営む「クァーサイヤム」は、一見入りにくそうな若葉町タイレストラン街のなかで、アットホームなオープンレストラン!

フレンドリーな笑顔で迎えてくれるのが、バンコク出身のシェフとそのファミリー。バンコクでコックとして働いていた経歴を持つ大黒柱の、料理の腕前はお墨付きです。

幅広いメニューがラインナップされており、その数は100種類以上。タイラーメンだけでも常時7種類以上が揃っています。本格タイの名物料理ソーセージも豊富。

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甘くトロッとしたタイ紅茶とシーフードガパオ、タイラーメンを注文。


「ご飯要りますか?もち米もあるヨ」

^^いらないで・・す!?!?!



!?!?やっぱり要ります!!!

辛いっ!!

濃厚なタレとシーフードの具材、サクッとしたバジルの葉に絡み合ったスパイスが体の隅々まで染み渡り、食べた瞬間、ポカポカに。そのまま食べるもよし、米にかけて食べるもよし!

店員のお姉さんがあざやかなブルーのドリンクを飲んでいるのをしばしば目にします。バタフライピーでしょうか?

こちらの店の斜め向かいには、一家が経営するタイスーパーも。

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激ウマ!


まだまだあるよ!上記以外のお店もピックアップ!

J’s Cafe & Restaurant
物販をメインにした1号店に対して、飲食がメインの2号店。

インムアロイ
「タイのお袋の味」家庭料理ならではのどこかホッとする味わい。

ナムチャイ
カラオケも出来る落ち着いた雰囲気、トムヤムクンが絶品。

ピヤダ
紫ネオンの看板、安くて美味しい本格的なタイレストラン。

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お店の場所など、詳しくはウェブで!

みなさまにとって、良い時間となりますように。
Have a nice trip♪


□ライター 前田 紗希
東京都品川区うまれ。作曲家、ドラマー、RECエンジニア。
3歳より「心から出て心に還る音楽を」という教えのもと、裸足で畑を耕すところから培う教室でクラシックピアノを習う。また、キャンプ生活などを通して美術をする教室にも通うなど、自然とのふれあいの中で学び、育つ。国立音大附属中学ピアノ科を経て、国立音大附属高校で学内オーケストラに参加。
国立音楽大学作曲科へ入学、中学から始めたドラムに没頭する。バンド活動でデビューを経て国外や離島での演奏にモデルチェンジ。ロンドン、ベルリン、ニューヨークで演奏を積む。
25リットルのリュックとドラムスティックで世界一周後、旅と音楽と食を繋ぐレーベル「studio iota label」を設立。音楽療法など9つの事業を展開中。牛乳とじゃがりこが好き。

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【studio iota label】

日本の音楽レーベルstudio iota labelではCDの制作・販売、WEBコンテンツの発信、企業のWebライティング、動画BGM製作、アーティストやお店などの写真撮影、作曲・編曲事業、レコーディング・ミックス事業などを行っています。

【ウェブサイト】https://studio-iota.com/
【キャンプマガジン】http://iotabi.com/campio/
【民族音楽マガジン】https://note.mu/nagareruiota

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