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手軽に見えるベターな仕事に騙されすぎ問題

おはようございます。流です。
1人アドベントカレンダー12記事目です。

今回は僕が仕事上で何度も陥っている自業自独な失敗についてです。

といってもタイトルで8割説明し終わっています。

その失敗というのが、
別にやらなくても困らないけど、
やった方がベター。
そして、
やらなくても困らないけど、
どうせすぐに終わりそう(手軽っぽい)。
そんな仕事を持ちすぎてしまうことです。

恐らく社会人になってから3年の間に、
この罠に数十回は陥っています。
学べよ自分...。

この失敗がどのように起こるかを順に解説します。

まず前提として、僕はカレンダーがパンパンなのが好きな人です。
カレンダー上で全てを管理しているのと、
何か活動してないと生きた心地がしないのと
この2つが理由です。

だからすぐにスケジュールを入れたがります。
僕にとって、一週間のうち何に使うか決まっていない時間はほとんどありません。

そのような状態なので、
基本的に不要な仕事を判断するのは早いです。見向きもしません。
絶対不要だと思っている仕事をどうしてもやらなければならない時が一番テンション低いです。

しかし、このフィルターを見事にすり抜けてくるやつらがいます。

それこそが今回のテーマでもある
「手軽に見えるベターな仕事」
です。

これらは、
やらないよりはやった方が良いものです。
多くの場合、それをやることによって何かの成果が出るかどうかはよくわからないけど、
出る可能性も秘めています。
そして少なくとも、やって損することはありません。失敗しても何も困ることは起きません。

それだけなら投資対効果を考えると時間が勿体無いのでスルーするのですが、

こいつらは、
一見すると、凄く手軽に始められて一瞬で終わるように見えます。

・一瞬でできて
・損することはなくて
・でも成果が出るかどうかは半々

まあやった方がいいかな。
もしくは
やってもいいかな。
このどちらかの感想になってしまいます。

しかしやつらは、
こちらがやると決めて、
着手し始めた瞬間に顔を変えます。

実は始めるにあたって、
決めなければならないことが沢山あったり、
記入しないといけないことが沢山あったり、
簡単だと思っていたフローが想像してたのと違ったり、

こんなはずでは...

な展開が待っています。

でも誰も悪くないんです。
誰も嘘もついていなければ、
誰に強制されたわけでもないのですから。

ただ、その自己責任なんだ感が、
さらにこいつらを手離すことを難しくします。

最終的に、こいつらに多くの時間をさいてしまい、
かと言って他の本来の仕事を遅らせるわけにもいかないので、
気合と根性でカバーする。

結果、「セルフブラック企業」の状態に陥るのです。

このセルフブラック企業が本当に厄介で、
怒りのぶつけ先も特にありません。
周りから見ると、何で僕が忙しそうなのかもよくわかりません。(当然です...)

そして非常に困ったことに、
僕はいまだにこの

「手軽に見えるベターな仕事に騙されすぎ問題」

の解決方法を知りません。
もちろん理論上はいくらでも回避方法があります。
ただ、頭で分かっていても再発するのです。

せめてポジティブに捉えないとやっていけないので、色々考えてみたのですが、

そういえば僕は、
一見手軽なベターな仕事に沢山手を出してきてしまった結果、

最近は、
その手のサービス、施策、プロジェクトを見ると、一瞬でそいつの寿命がわかるようになってきました。
あ、このサービス一瞬盛り上がってすぐ消えるな...とか、この社内プロジェクトは2ヶ月後に自然消滅するな...とか。

デスノートで言うところの「死神の目」です。
「セルフブラック企業」で2倍働くたことで手に入る「死神の目」。

そういえば漫画デスノートでも、
寿命の半分を対価として捧げることで、死神の目が手に入るんでしたね。

本当によくできてるなあと思います。
(謎の感想)

こうしてこれからも、
一見手軽なベターな仕事を警戒しながら生きてゆきます。

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