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ルアーでサツキマスを釣る方法「全1~6編 総集編」

修正記録:2022年1月8日「掛かりやすくバレにくい針に付け替える」の内容を更新しました。

修正記録:2021年3月29日サツキマスの習性①遡上について修正。

追記記録:2021年3月29日サツキマスの着き場について本文に流速についての内容を追記

私は長良川でサツキマス釣りを始めて今年で13年目になります。
2年目に最初の出会いを果たした時、その魚体の美しさに感動し それ以来サツキマスの虜になってしまいました。そして12年間で18本の出逢いを果たしております。

サツキマスに出会うにはテクニックや勘も必要ですが まずはサツキマスの習性や食性、遡上時期についての知識を増やし、サツキマスとの距離を詰め 出会える確率をあげることがもっとも大切です。居ないところで何をやっても サツキマスには 絶対に出会うことが出来ないからです。

この記事は、タックルやルアーをそろえたのに、なかなかサツキマスに出会えないアングラーさんや遠方から短期集中での釣行をお考えの方などのお役にたてるような内容を目指して編集をしています。
そのため、数多くの経験の中で知り得たマル秘知識や遡上時期についての具体的な情報を掲載しているため有料記事での提供をしております。

ご購入前に確認しておいていただきたい注意点があります。

それは、この記事の舞台が「長良川漁協管轄」河口から55㎞付近、河口堰から50㎞付近のエリアであることです。

「長良川漁協管轄」エリアで出会えるサツキマスの多くは遡上後2週間前後までのフレッシュランの個体が多いと考えられます。もっと下流部やもっと上流部でサツキマスを狙う場合は、サツキマスの習性も変化してきますので当記事で紹介する方法が当てはまらない可能性がありますので注意が必要です。

ただし、この記事を参考にして河口からの距離を考慮すれば別の河川や地域においても遡上のタイミング予測などで応用は可能かと思います。

この記事を通してサツキマスとの出会いをお約束することは出来ませんが、サツキマスとの出会いに憧れる方々の手助けとなるよう努力して編集しておりますので幅広く皆さんのお役に立てると幸いです。

第1編:サツキマスの習性や食性(画像1枚)を知り出会う確率を上げよう

まずはサツキマスがどんな魚か見てみよう。
サツキマスはアマゴの降海型です。初冬に孵化したアマゴは約一年間を川ですごします。
その中で、強い個体は縄張りを確保して、そのまま川に残ります。
その中で弱い個体は晩秋から海へ下り、半年弱を海で過ごして飛躍的に大きくなり、
春、サツキツツジの花が咲く頃に古郷の川へ帰ってきます。
それがサツキマスです。
体長は40㎝前後、身体中が美しい銀鱗に覆われています。個体によって数は異なりますが、体側に小さな朱点があります。

画像1

ヤマメの降海型であるサクラマスと同様に数が少なく、釣れない魚としても有名です。
サツキマスは美しくて希少な魚
サツキマスは、ダムや堰堤建設などの環境破壊によって出会える確率が非常に低くなった魚です。
比較的、遡上が多いと言われる長良川においても例外ではありません。長良川漁業協同組合による銀化アマゴ放流や上流域でのアマゴ放流がなかったら、釣りという手段でサツキマスに出会うことは不可能かも知れません。
出会える確率が低い上に魚体が宝石のように美しい。釣りの対象魚としてトップレベルのターゲットではないでしょうか。
サツキマスに出会うにはテクニックや勘も必要ですが、まずは知識を増やして、出会える確率をあげることがもっとも大切です。

ここからはサツキマスに出会う確率を上げるための確信的知識になります。

サツキマスの食性(画像1枚あり)

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