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また、楽器増えちゃった。

実はね・・。
家族の中で一番音楽に興味がなかった長男が急に目覚めてしまった。

先日、オクターブマンドリンを急に弾き始めたという記事を書いたの、読んでくれた方はいるだろうか。
それが、こちら↓

で、その後、三日坊主だったのか、続けているのかという話。

オクターブマンドリンだけでいうと、普通のフラットマンドリンと合わせて、時々イタズラしているが、もともと長男は、弦楽器よりも鍵盤の方が興味があったのだ。

アイリッシュミュージックが少し耳に付いてきたということで、さらに色々な楽器も触ってみたくなったのかな。

アコーディオン

うちの奥さんが弾く、ボタンアコーディオンがあるんだけど、ピアノアコーディオンと違って、見た目に難しそうだと言うことと、母と息子というのは、どうも近すぎて師弟関係は難しいということもあって、今まで教えてもらったことはなかった。

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ボタンアコって、見た目に可愛いので、日本では女子に人気。アイルランドに行くと、ラガーマンのようなガタイのいいお兄ちゃんが、ボーダーのシャツとか着て弾いてるイメージがある。それか、ハンチング帽をかぶった、鼻の赤いおじいちゃんが達人だったりするな。

シャロンシャノンに憧れて、昔よく使っていたカスタニャーリのボタンアコーディオンをドイツのお店で見つけて取り寄せたんだっけ。20年近くたつな。まだ結婚する前だった。

長男は、始めて触ってみる気になったようで、お母さんに簡単なポルカを教えてもらっていた。

「ドはどこ?」
「あ?そういうのワカラン。しかも、アイリッシュはDだし。」
というやりとりをしている。

楽器やる人ならアイリッシュにおけるアコーディオンの奇妙さがわかると思うけど、ボタンは2列になっていて、キーはBとCのダイアトニックになっている。そして、ほとんどの曲はDかG、たまにA。マイナーキーもそこからの派生になるのでEmが多くBmやAmが多い。

それで、楽器はBとCってすごい使いずらくない?と思ったあなた、とてもセンスがいい。アコーディオンの歴史には色々あって、アイルランドの場合はB/C配列を弾く人が多い。G/C配列の楽器を弾く人もいるし、イングランド、ドイツ、フランスそれぞれの国で、よく使われている配列というのがある。

ミュゼットやシャンソンの人が使う白黒のボタンがついたものも、また独特で2ロー(列)のものは別世界だ。

弦楽器と違ってアコーディオンは音の発生源はフイゴで作る必要があるが、音程は固定のリードに依存するので、ボタンを押せば誰でも音がなる。これはけっこう凄いことで、笛類なら、しっかり穴が塞げていないとまともにならないし、弦楽器だと、弦を押さえるというのは初心者にとってはなかなか大変な事だ。

長男は、マンドリンで弾いていた曲を、キーボードで弾くようになった。アイリッシュだけやるなら、ボタンアコはとてもいいのだけど、ピアノアコーディオンも幅広い魅力がある。

そんなことを話しているうちに、アコーディオンを探し始めていた。

アコーディオンってとても高い楽器で、安く買えるのは相当なワケあり品であることが多い。ここ最近はずっと探していたんだけど、そんな中でも、お手頃なものをやっと見つけ、注文することができた。

今回買ったのは、たぶん日本人の皆さんには馴染みがあるピアノアコーディオン。届くのは数日後。

楽器を買うのって久しぶり。
長男は、届くまでに右手は弾けるようにしておきたいと、張り切って練習しているので、届き次第、すぐにある程度弾けるんじゃないかな。そういえば去年の学芸会では、アコーディオン弾いてたんだった。

また、賑やかになってしまうけど。楽しみだな。


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