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ペタペタ(ナガオカケンメイのメールより)

僕がよく使う擬音です。なんの擬音かというと、「付加価値が積み重なっていくいくときの音」です。

例えば、みんなで焼肉を食べに行くとしましょう。誰かが「ここの店、美味しいね」と、言うと、これがみんなの中に「ペタっ」と貼られます。

トイレに行った際、店員さんが丁寧に案内してくれたとしたら、そこに「ペタッ」と。

トイレがとても清潔で整っていたとしたら、そこでも「ペタッ」と。


こうした本当に特別でもない些細なことの一つ一つは、「ドーン」という音とともにやってくる誕生日ケーキのサプライズではなく、本当にちょっとした気遣いからできているかなり「ペラッペラ」のイメージの薄いものの積み重なりです、そんな1ミリにもみたいな思いやりや気づきが、やがて1センチにペタペタ積み重なり、やがて10センチくらいの存在感になっていく。

しかし、その10センチは最初から作れそうで作れない。その作り方は、薄いそんな気持ちをペタペタ積み上げていくものだと思うのです。それは歴史であり、伝統であり、意識であり・・・・。

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