私が一級建築士を取得するまで 1年目

はじめまして。ナガノカサと申します。30代建築マンです。
初投稿のネタは何にしようかと思案したところ、つい最近
一級建築士を取得できたので、旬のネタを書きたいと思います。



始まりは5年前


私は土木学科出身なのですが、出身大学と卒業年度から建築の学歴要件ありとみなされたため、実務経験2年以上で受験資格が得られました。
土木出身でありながら建築への興味が捨てきれなかった私は、建築構造設計事務所に転職し実務経験を積み、小さい頃からの夢であった一級建築士にいざ挑戦!と一念発起しました。

一級建築士を取得するためには、まずマークシート方式の学科試験に合格した後、製図試験にも合格する必要があります。
ですので、最初は学科試験の勉強をしなければなりません。

ところが、実務で扱っている建築構造以外の事はど素人に近かった私。
どうやって勉強すべきかもよくわからず、周りにいる上司先輩や知人に聞いてみたところ、
「とりあえず過去問やっとけばいいよ。」
そんな回答が多かったため、書店にて過去問を購入し、ひたすら解きまくって暗記することとしました。

いざ受験

過去問7年分の内容をほぼ暗記し、
「まぁこんだけ覚えとけば学科試験はイケるんじゃないすかねぇ」
と、今思えばかなり舐めた態度で試験に臨んだのですが…

「あれ、これ過去問で見た問題…じゃない!?」

ベネッセの某通信教育のようなサクセスストーリーは描けず。
たまに見たことある選択肢があるだけで、付け焼刃の私には歯が立たず、あっさり学科試験で不合格を喰らってしまいました。

「この試験、本腰入れないと受からないぞ…!」
試験元である建築技術教育普及センターからの強烈な洗礼を受け、翌年のリベンジを誓った、そんな1年目でした。

次回へ続きます。

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