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マネージャーは会社という大きな生態系の一部

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※本ブログはベンチャーマネージャーコミュニティ「Emo」で週3で投稿しているブログの転載です

マネージャーになると
「この領域は任されてるのだから口出しするな」
と思うこともあるかも知れません。
独立心や野心が強い人であればあるほど、そう思う傾向にあると思います。
私もそうです。口出しされるのが嫌だから起業したと言っても過言ではありません。

口出しされるのが嫌だから可視化や報告を怠るとどうなるでしょうか?
自分の周囲の人(上司や他部署)があなたのチームの状況が見えなくなり、
その人たちは連携や判断ができなくなります。
そしてそれが行き過ぎるとブラックボックスを作ってしまいます。

「報告が欲しいなんて言われませんでした」

ということもあるかもしれません。
でも、「口出しするな」というオーラを発する人には誰だって報告してくれなんて言いにくいのです。
言いにくい雰囲気を作った時点でマネージャー失格です。

そして、たとえ起業したとしても報告や可視化からは逃げられません。
社員はもちろん、他の役員、株主、などあらゆる人に報告と可視化は必要です。
そして、報告や可視化をすれば口出しだってされるでしょう。
社長だって一マネージャーでしかないわけで、口出しからは逃れられません。

自分が一番考えてるからこそ、ジャストアイデアで何か口出しされてもイラっとする気持ちはわかります。でも、そこからは逃げられないのです。
イラっとするという気持ちを見せたら終わりです。
それがブラックボックス化に繋がり、他の人の成果を下げるのであなたはマネージャー不適任になるでしょう。

捉え方を変えて、ジャストアイデアでも良い意見なら取り入れようとオープンな気持ちに切り替えます。

大丈夫、怖がる必要はありません。
どれだけ口出しされようとも、一番考えている人に常に物事の主導権は宿ります。
自分に主導権が宿っている感じがしないなら、考えが足りていないということです。
圧倒的に考えている人には誰にも勝てません。

相手が声を掛けにくい雰囲気は出さない、オープンに報告・可視化する、意見のうち良いものを採用すれば良い、一番考えているのは自分なんだから最終的には自分の描く理想のものを実行できる、そう考えながら仕事に臨むと良いでしょう。

マネージャーは一国一城の主人でも、王国の王様でもありません。
それがたとえ社長であったとしても組織という大きな生態系の一機能でしかありません。
組織に報告も可視化もしなくていい絶対的な君主など存在しないのです。

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