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Googleアドセンス終了?Cookie2022年廃止に伴う問題点とは?

Googleは、Chromeのサードパーティークッキー(Cookie)を2022年までに段階的に廃止していくことを発表しています。

昨年から広告業界は大騒ぎしてますが、Googleアドセンスを利用しているアフィリエイターの多くはおそらくピンときていないかと思います。

Cookieが廃止されるとどうなるか。

Cookieはホームページを訪問したユーザーの情報を一時的の保存する仕組みやデータの事を指していますので、Google広告、Yahoo!広告などにある「追跡型=リターゲティング」が実質できなくなることを意味しています。

広告業界におけるコンバーションの多くはこの「追跡型」からのアクセス。

このアクセスが丸ごと失われると広告業界はもちろん、Googleアドセンスのクリック数も大幅な減少が考えられます。

そしてChromeは日本でも高いシェア率を誇っていますので、これらが一斉にピンチに陥るわけです。

広告の仕組み

アドセンスだけをやられている方は広告の仕組みについてイマイチよくわかってない方もいるかもしれません。

簡単に説明しますと

① Google広告に企業・個人が広告を出稿
② 掲載された広告がクリックされればアドセンス利用者に収益発生
③ クリックされたページから成果が発生すれば広告主のコンバーション達成

広告を出した企業がディスプレイ広告を利用したらこの構図になります。

※ディスプレイ広告とは、webサイトやアプリ上の広告枠に表示される広告です。

Google広告に出稿する企業・個人は宣伝のために費用を払い、窓口を提供しているアドセンス利用者はその一部を収益としてもらう。

厳密にはもっといろいろありますが簡単に言うとこんな感じです。

追跡型広告とは

「追跡型=リターゲティング」とは、「1回以上、自社の広告をクリックしたことがある人に再度広告を表示させる」ことを意味します。

ネット閲覧をしていて「同じ広告ばかり出てくるな」と思ったことはありませんか?

これが「リターゲティング」になります。

「リターゲティング」を実行するにはCookieの技術が必要不可欠です。

ユーザー情報を一時的に保持する仕組みのCookieから情報を得て再度広告を表示されているんです。

そして広告業界の立場で言うと、Google広告、Yahoo!広告などにある「リターゲティング」の仕組みが一番コンバーションの高い広告。

この仕組みが廃止されるというから広告業界は大騒ぎなんですね。

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