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育休取得への道 その5 〜子ども、保護者への報告と職員への報告〜

育児をしたい。

そんなことを考え始めたのは、育休という制度を、男性も取得することができると知ってからでした。

同じような思いをもたれている方にとっても、大切なお話です。

前提として、次のようなことを考えないことにしましょう。

・周りに迷惑がかかるかもしれない
・一度職場を離れたい

心から育児をしたいという思いをスタート地点にすることで、育休が有意義なものになります。

今回は、周囲の反応を紹介します。

□子ども、保護者への報告

正式な文書は、管理職が準備するものですので、私の範疇を超えていました。

しかし、いつになってもこの文書が出ませんでした。

もちろん、代替の教員が見つからない限り、難しいこともわかっていました。

ただ、1カ月前になってしまえば、子どもや保護者には、突然感が増す。

本音としては、すぐにでも報告し、次に向けての心構えができるようにしてほしいと。

クラス替え、進級のときには、担任が変わることを承知の上なので、心構えができています。

産休前も、お腹が大きくなってくる視覚情報によって、心構えができます。

でも、男性育休は、広まっていないですし、急に変わる感覚が強いと考えています。


だから、管理職に報告したところから、子どもたちに対して、少しずつ育休を取ることへの理解を広めることにしました。

「妻のお腹に子どもが来てくれたこと」

「育児をするのは、両親だということ」

「出産直後から、母体というのは、大変だということ」

「自分の子どもを育てたいこと」

そして、

「育休を取得しようとしていること」

これを、正式な文書が出る前に、伝えてしまいました。

めっちゃいいじゃん!
最後までいないの?

子どもたちの反応を見ると、やっぱり世間と同じ反応なのかなと勝手ながらに思いました。

実は、子どもたちに伝えた理由として、保護者に伝わることを想定していました。

むしろ、そちらがメインでした。

保護者よスーパーやコンビニであった際、電話連絡をした際にも、そのような話題になりました。

自分の口から説明する機会を増やしました。

そして、しばらくしたのち、正式な文書は1カ月前に出されました。

個別懇談でも、次の担任の先生に同席していただいて、報告しました。


正式な文書が出たときには、普段しないことをしました。
このプリントは大事なので、すべて読み上げます。
皆さん、必ず、お母さん、お父さんに渡してください。


後日、同じように保護者の前で、読み上げて聞かせてくれた子が居たときき、なんだか嬉しい気持ちになったことを覚えています。

□職員への報告

同じ学年団や普段から交流のある先生方には、先に伝えておきました。

全体へ周知したのは、文書が出る直前でした。

意外と口が固く、知らない先生も見えました。

特に、何もありません。

職場には、恵まれています。

□育休を取っても

育休を取っても、連絡を取っています。

育休書類や子どもたちへの指導のこと等、まだ今後も出てくると思います。

育休取得を考えている男性教員の方々にしていただければと思います。


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