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アニメ制作会社を離れ、ナディアに転職した理由

エンタメグループの映像D、田邊です。
今回は、前職であるアニメ制作会社を離れ、ナディアに転職した理由を簡単にではありますがつらつらと書いていこうかと思います。

前職、アニメ制作会社のお話し


私は前職のアニメ制作会社で2年ほど、制作進行として勤務しておりました。高校生の頃から深夜アニメが大好きで、よくある「好きを仕事に。」的な考えではありますが、「好きなコンテンツを才能のあるたくさんの優秀なクリエイターと一緒に作りたい!」という、自分なりにはアツい想いです。
そんな想いを持って好きなことを仕事にする中で、アニメ業界の制作進行はしばしば、日々のハードワークにより打ち砕かれることになります。


短い納期に追われることで日々強いプレッシャーを感じたり、 仕事量も10時から稼働しても22時に終わったら早い方でした。自分のいた会社のクリエイターさんは本当に優しく、人間関係としては十分満足していたのですが、作品によってはどうしても人員が確保できず、多くの会社さんと共同制作するアニメの現場においては上流が少しでも遅れると下流は大幅に遅れ、関係者全員に対して追加のお金と時間のコストがかかってしまいます。

ワークフロー


アニメ業界の現在に危機を感じ、社内環境を変えようと努力している会社は沢山ありますが、その当時は積み重なるタスクによって自身のコントロールが出来なくなってしまいました。

今の生活と将来を見据えた転職

私が現場にいたころ、とある演出家さんが「アニメの現場には魔力がある」と仰っていました。どれだけ辛いタイトルでも作品が完成し、世の中に出て反響がよかったら、辛かった思い出が全て帳消しとなり、むしろ楽しかった良い思い出になる、また作りたいと思える。一度離れても、テレビや劇場で自分の携わった作品が流れ、名前がクレジットに載っているのを体験すると
安堵の気持ちと一緒に、あの時辛かったことが全て昇華されます。
ひとつの夢だったアニメオリジナルタイトルの劇場版作品に携われたこともあり、いつか分からないけどまたあの作り終えた後、反響があった時の達成感を味わうため、ここで一度区切りとしてアニメ制作会社を離れ、ビジネススキルを磨くことにしました。

スタッフクレジット

そんな思いもあり、今度は『製作』として、ビジネスマンとして成長した姿でまたアニメに携わり、より多くの人に楽しんで貰えるコンテンツを提供する事が私の将来的な目標です。現在はディレクターとして、映像のクオリティコントロールから全体進捗管理、 更にかつては立場上触れにくかった予算交渉や他社様との協議、営業活動まで、自身の業務として幅広く任じております。

社員の成長は、会社の成長

将来役立つ力をつける為、やりたいと思ったことが実現できる環境があること。それが私にとってのナディアの魅力です。
好きなことに関われる仕事についたとしても、業務内容に関わらず、 時に自身のおかれている生活環境や人間関係の変化など、勿論前向きな理由も含め、 転職をしたい、しなければならないと考える機会は、社会人であれば一度はあるかと思います。


『仕事の幅を広げて、将来のステップアップに繋げたい』

もし今の職場ではやりたいことが出来なかったり不満があるのだとするならば、一度自分を見直す為に転職する機会があってもいいのではないでしょうか。

ナディアでは映像のお仕事も募集しておりますが、
一緒に働く仲間も大募集しております。お茶でも飲みながら、
お仕事の話から雑談まで、ざっくばらんにお話ししましょう。

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