WEB制作に飛び込むあなたへ 新米プロデューサーがオススメする3冊の本
こんにちは、新米プロデューサーの笠井です。
私は営業マンからCGデザイナー、CGプロデューサーを経て、2021年の10月からナディアにやってきた新米プロデューサーです。”新米”といいつつも、既に体験開発やWEBサイト制作など様々な案件を担当しており、何とか良いプロジェクトになるよう日々精進しております。
この記事では、異業種からやってきた何の知識も持たない”危ない”私が、どのような本を読んで案件担当(特にWEBサイト制作)に備えたのかをご紹介したいと思います。
これから新しい業界で働く人の参考になれば嬉しく思います。
何で知識が必要かというと
私は既に様々な案件を担当していると書いていますが、これは上司や周りのスタッフなど、沢山のサポートがあって実現しています。
個人の能力で対応できるプロジェクトは一つも無く、その体制があるからこそ新米の私でも案件を担当し、進行できています。
では、「別に知識が無くてもいいじゃないか」となりそうなところですが、だからこそ対等にコミュニケーションできるようになり、共通認識を持って議論することが良いプロジェクトに繋がると思うわけです。そして、単純によくわからないけど何とかなっているという状態は、怖すぎ、、、です。
何を読んだのかというと
WEBのことを何も知らず、ノコノコとDXを提案するデジタルクリエイティブスタジオにやってきた私ですが、本当に何も知識がありませんでした。
ぼんやりこんなことができて良い感じなんだろうな~というイメージだけで転職を決めた自分の浅はかさを呪いました。
とはいえ、千里の道も一歩からということで、現場で使われている単語を理解する必要があると思い、まずはこちらの本を買いました。
さらにこちらも、
前者はWEBサイト制作に関して書かれており、HTMLとかCSSが何なのか、ワイヤーフレームとは、SEO、WEBデザインなどなど、何も知らない自分としては辞書的な使い方で非常に助かっています。また、契約や会議体の設定など、開発以外の領域にも触れられているのは個人的に嬉しいポイントでした。
そして後者は、WEB技術全体的な領域について書かれています。ネットワークやセキュリティ、データ形式、サーバー、アプリケーションなど前者が開発そのもので、それらの周りの世界がどうなっているのかをイメージできます。こちらも辞書的に使っています。
そしてもう一冊、
この本は実際にHTMLやCSSをコーディングして理解する内容です。とてもわかりやすく、サンプルファイルも見れるので、自分でコードを入力してページを作ることができます。
私は海外ドラマの『MR. ROBOT』が大好きで、ハッカーのような気分になって真っ白なページに自分の名前を表示させていました。
実際に手を動かしてみると、先に勉強した単語同士の関係を理解できたのと、また案件にアサインされた制作スタッフの工程もイメージできるので(少しだけ)、コミュニケーションにおいてこの経験は重要だったかと思います。初めは納品ファイルと言われて、それ自体の意味はわかっていましたが、それが実際にどんなファイルで、どんなフォルダに入っているのかイメージできませんでした。手を動かすことでこのあたりがどんどん明確になっていったので、実際の案件に取り組む際にコミュニケーションの捗り方が変わりました。(少しだけ)
読んだから大丈夫なのかというと
案件に取り組むにあたり先ほど紹介した本を読んだから、じゃあ大丈夫かといいますと、そんなことも全く無くてでして。分からないことや知らないことが山のように出てくるわけで、最初にも説明した通り沢山のサポートを受けて何とか対応できています。
ただそんなスタッフが沢山いるからこそ、共通認識や言語を習得して、何を相談すべきか、報告すべきかを理解し、然るべきコミュニケーションを取ることが新しい環境で生きていくために私ができることなのかと思いました。
ナディアではWEB制作以外にも様々な案件を担当していますが(凄く言いたい)、それらもまた初めての経験ばかりで、気付いたら新しい何かに飛び込んでばかりです。それでもできる準備をすることで、チームで良いプロジェクトにできればと思います。
以上、新米プロデューサーの笠井でした。
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