わたしでも、あなたでも、WEBディレクターにはきっとなれる。
こんにちは。ナディアディレクターのTです。
業界未経験でナディアに中途入社して、北海道で在宅勤務をし、もう少しで3年目に入ります。
美容室で「お仕事何されてるんですか?」ときかれて「WEBディレクターです」と答えると、大体「かっこいい〜!」って言ってもらえます。
ただ、そのあと「どんなことするんですか?」ときかれると「なんかあの…データを…受けたり渡したりしてますね…」という曖昧な返答しかできませんが、それでももう、3年目です。
3年目に入る前に、なんでナディアなの?なんでWEBディレクターなの?ていうかWEBディレクターってなんなの?ということについて、今更ながら自分なりに書いてみようと思います。
少しでもWEBディレクターやナディアが気になっている方に、こんなやつもいるのか〜と思ってもらえたら幸いです。
ちょっと大げさなタイトルにしましたが、お時間があればお付き合いください。
なんでナディアなの?
素直に言ってしまうと就職活動中は必死だったので、そこに募集があったから!!ではあるのですが、振り返ってみると下の2点が主な理由だったなあ、と感じます。
中途の未経験者でも、業界に挑戦することができた。
自分はコロナをきっかけに前職を退職し、職業訓練校でWEBデザインについて半年間学んだのち、ナディアに入社したという経歴です。スーパーハイパーペーペーです。
ただナディアでは珍しい経歴ではなく、他にも同校卒業生で中途入社したエンジニアやデザイナーが働いています。(もちろんベテランもいます!!)
何よりも未経験でもディレクター、デザイナー、エンジニアとそれぞれの職種に挑戦できることは、大きいきっかけでした。
北海道にいながら、各地の案件に携われる環境があった。
元々入社前にナディアってどうなんだろう…と悩んでいたとき、訓練校の先生から、本社が東京でいろいろな案件に関われるよ〜という話は耳にしていましたが、へ〜と思いつつ具体的な想像はついていませんでした。
実際、毎日過ごす部屋で、そっちはもう暑いんですね〜とお話をしながら、東京や地元北海道、時には全国にまたがった案件に携わることができていて、町を歩いたり、CMを見てナディアが関わったことのある企業様を目にする…ということは少なくありません。
自分の環境やペースを守りながらも、場所にとらわれず各地のクライアント様と関われ、視野や経験を広げられるのは、振り返ってみると当たり前の環境ではないと思えます。
就活中はまだまだコロナ禍真っ只中(今もですが)で、リモートワークについても社会的にはまだ過渡期といえる時期でしたが、ナディアには未経験で、なおかつ在宅で様々な案件に携わり仕事ができるという環境が揃っていました。
コロナ禍に家で過ごすうち、自分らしく自分の「平熱」といえるような気分を保てる、健やかな働き方を考えたとき、在宅でも仕事ができることは、自分にとって大切なポイントでした。
なんで未経験からWEBディレクターなの?
これについても募集があったから…とも言えるのですが、向いていそうなタイプな気がした、というのも一つです。
何をもって向いているかと感じたかといえば、下の3点が主だったかもしれません。
考えたり、言葉にしたりすることが好き。
ここまでお読みいただいた方には何となくお察しかと思いますが、自分なりに「なんで?」と考えること、それを言語化することが好きだったため、その性質は仕事にうまく使えるかもと感じていました。
WEBデザインのテンプレートを集めるのが好きだった。
元々クリエイティブに関することは好きで、10代のころは趣味でホームページを作ったこともありました。(黒歴史です)
ただ自分でサイトをデザインするのではなく、WEBデザインのテンプレート配布サイトを回っては、好きなデザインを見つけて、それを使用することが好きでした。
保存したHTMLファイルをたまに開いてにやにやする…ということもしていたので、それも向いているといえる部分かと思います。
WEB業界未経験ではあったが、過去制作進行管理は経験していた。
未経験って言ったじゃん!うそつき!と糾弾されないことを祈りますが、WEB業界は未経験でしたが、過去イラスト制作会社で進行管理に携わったことはありました。
業界は別でしたが、イラストの指示書・フィードバックの読み解き、スケジュール設定は経験していたので、そこも向いていると判断したポイントです。
で、WEBディレクターってなにしてるの?なれるってなんで?
私は最初に書いた通り、美容室でえへえへと曖昧な回答しかしてこなかったため、まずはChatGPTにお聞きしてみます。
Q:WEBディレクターとはなんですか?簡潔に、箇条書きで教えて下さい。(偉そうですみません)
・ WEBサイトやアプリのプロジェクトを指揮・監督する人。
・クライアントやユーザーのニーズを分析し、戦略・コンテンツ・デザイン・システムを構築する。
・チームメンバーと連携してプロジェクトを進め、品質管理を行う。
・戦略的な視点を持ち、多様なスキルを持つ必要がある。
簡潔にしても、なんかすごそうですね。
やっぱり美容師さんがいった通りじゃん!かっこいい〜!と思ってしまいそうですが、自分はここまでの経歴と経験を踏まえて「いやそんなことないよ」と思っています。
その理由は下の1点です。
あくまで、作業だけでいえば「データ(情報)を受けたり渡したりする」橋渡しが主だから
ものすごく極端なお話かもしれませんが、WEBディレクターは「WEBサイト作って欲しい人」の話と「WEBサイトを作っている人」をスムーズにつなぐ、橋渡しと言える仕事です。
3年目に入った今も、冒頭に書いた通り、未経験でもデータ(情報)を受け取って渡すことができれば、最低限、基本的な進行管理はすることができる、と個人的には思っています。
もちろん案件によって専門的な知識や分析を必要とするものもありますが、相手と同じ言語と、受け渡しする能力、あとは誠実さと熱意があればもう基礎点はとれてしまいます。
ただ同時に、クライアントの話をただ伝えるだけ、デザイナーやエンジニアの制作物をただ渡すだけなら、ディレクターは必要ないとも思っています。
私をはさまず、もう後は若いお二人で…としたほうが、よほどスムーズなはずです。
じゃあなんのためにWEBディレクターはいるのか、基礎点以外の+αはなんなんだろう?と考えれば、自分が扱うそのデータ(情報)が何であるか、向き合い考えることではないでしょうか。
そのデータ(情報)は相手にとってなんであるか、いつ、どうやって、どのように伝え・扱うことが適切なんだろうか?
それは例えば先方からのフィードバックを伝えるとき、「修正」とするか「調整」とするか、
例えば先方へできないと伝えるとき、「できない」から言うか「これならできる」から言うか、
人からするとそんな細かいこと!というところに、ディレクターってなんなの?何してるの?が詰まっているような気がします。
とはいえ、美容師さんにこんなに長々説明することはできないので、やっぱり私はえへえへと曖昧に答え続けてしまうのでしょうが、
3年目に入り、誰でもなれるWEBディレクターとして、私ができる+αの仕事を更に考えていきたい今日このごろです。
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