無題58-1

デュエルマスターズ2 ~オールデリートを学ぶ~

自己紹介/前置き

はじめまして、ナダルと申します。

大阪での大会参加を中心に活動しているプレイヤーです。

今回は、先日発売したデュエルマスターズの新パック発売により。強化された【クランヴィアオールデリート】デッキの紹介をさせていただこうと思い、記事を執筆いたしました。

現在のデュエルマスターズとは一味違う理不尽さ、爽快感を体験できる未知のデッキだと思います。

主に無料部分ではクランヴィアオールデリートの基礎となる部分を、有料部分では、CS参加後の気づきや、それに伴う改良後のデッキレシピを記載しております。

直近のCS成績は下記となっています。

【使用:ver.1】p12月22日①2-2予選敗退 ②1-2予選敗退 

【使用:ver.2】12月27日①5-2 TOP8

【使用:ver.2】12月28日①1-2予選敗退

+α(明日以降使用予定の新ver.も合わせて公開)

それぞれの使用したデッキレシピ&反省点もまとめておりますので、ぜひご覧ください。

そもそもクランヴィアオールデリートってどんなデッキ?

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《不夜城艦クランヴィア》を用いた、キルターンを1~4ターンに比重を置いた高速のビートダウンデッキとなります。

【主な勝利パターン】

①《オールデリート》の使用による《禁断》の解放による勝利

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相手のデッキに《禁断》がない場合、基本的にこちらを狙います。

②《煌銀河最終形態ギラングレイル》の展開によるビートダウン

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《オールデリート》との2択で考えると見劣りしてしまいますが、GRクリーチャー12体の盤面を逆転することは序盤では難しいため、十分太い勝ち筋になりえます。

③その他サブプラン

こちらは後程パート毎に解説させていただきます。


《オールデリート》を唱えることで基本的には勝利可能です。

バイク系統の《禁断》を有するデッキは環境の分母から考えると大会で当たる可能性は極めて少ないです。《禁断》ミラーの勝ち筋は後程デッキレシピ毎にまとめさせていただきます。

今回のデッキ紹介で、デッキを作ってみようという方が仮に増えるとすれば、ミラーが増えてかなりやりづらい環境になってしまうでしょう(?)

いままでは上記②の《煌銀河最終形態ギラングレイル》の展開によるビートダウンをすることができなかったため、オールデリート以外での決定力に乏しく、デッキに4枚だけしか入っていない当たりカードをクランヴィアで射抜くのは無謀といえました。ですがデッキに投入できる当たりカードの増加により、十分に使用に耐えうるデッキタイプに入ることができたと考えます。

各デッキとの相性

デッキの性質上、運次第で大きくぶれるためあくまで目安です。

《禁断》ミラー以外は、基本的に2~4キルができるこちらのデッキから見たときは五分から有利はあると感じます。

◎(有利):キルターンが5ターン目以降のデッキ

〇(有利~五分):キルターンが4ターン前後かつワンショット手段を持っていないデッキ/ファイナルストップ等の呪文メタが入っているデッキ

△(不利):赤白バイク/赤単系のビートダウン/《禁断》を採用した何か

☆(未知数):同型

【デッキ紹介ver.1】

さっそくですが、先日のCSにて実際に使用したデッキレシピを紹介いたします。

・メインデッキ

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・GRゾーン

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【メインデッキ】

・《禁断~封印されしX~》

《オールデリート》の唯一無二の相棒。

・《不夜城艦クランヴィア》4枚

デッキの核となるフィニッシャーで、クリーチャーサーチ呪文をデッキに入れることが難しい構成のため4枚採用しています。

《煌銀河最終形態ギラングレイル》4枚

当たりカードの1枚。後述する光の序盤に使うことが頻発する呪文を安定して唱えるための白マナ兼当たりカードのため4枚採用しています。

・《オールデリート》4枚

当たりカードの1枚。白マナは流れの中で置けるタイミングが多々あるが、黒マナを置くタイミングは、基本的に後手に回る。クランヴィアの能力発動のため最低限の黒マナとしての価値もあるため4枚採用しています。

・《キリモミ・ヤマアラシ》4枚

クランヴィアにスピードアタッカーを与える必殺技。赤マナは4ターン目に1枚は確保しておきたいため、重ねて引いても全く問題ないため4枚採用しています。

・《ヘブンズ・フォース》4枚

2ターン目クランヴィアを狙うため4枚採用しています。《キリモミ・ヤマアラシ》同様、相手の動き出しよりも早く勝利に近づくことができるカードは多く入れたいという思いがあります。

・《ラッキー・ダーツ》1枚

基本的に対戦相手がハンデスでない限り、手札は余ることになるため、イージーウィンの可能性があるこのカードは入れたいです。

暇な時に唱えて勝てるカードは珍しいです。

・《インビンシブル・テクノロジー》3枚

第3の当たりカード。他の当たりカードと異なり、次のターンにクランヴィア+当たりカードを狙うための最高の準備となります。

基本的に山札に《オールデリート》/《煌銀河最終形態ギラングレイル》を残す形となりますが、相手がカリヤドネの場合は《ブラッディ・クロス》で山札が削られてしまう可能性も考慮しつつ、当たり確立は下がってしまいますが不要カードを少し残すなどして、ケアするようにした方が良いです。

また同様に、呪文を唱えることを阻害するカード(ファイナルストップ/ジャミングチャフ)を相手が唱えれる状況は2~3ターンロックされることが想定されるので、同じく山札に少し不要カードを残します。

・《ロスト・ソウル》3枚

当たりカード。ダーツ+ロストソウルが成功すると一見強いと思っていましたが、このクランヴィアデリートでは、対戦相手の手札を0にしても勝利できるわけではなく、時間稼ぎにしかならないため、現在は採用していません。

・《奇石ミクセル/ジャミング・チャフ》2枚

後述するGRクリーチャーとの組み合わせorクランヴィア設置後に手札から唱えるのに使用するというこちらがマウントをとっている状態でしか使い道がないため、現在は採用していません。

・《チキチキ・JET・サーキット》3枚

第2の《キリモミ・ヤマアラシ》兼《BUNBUN・ヴァイカー》ワンショットのために採用。《禁断》同型の勝ち筋を用意したく試しましたが、そこを意識するなら他のカードを採用したほうが総合的な勝率が伸びると考え《BUNBUN・ヴァイカー》ともども、現在は採用を見送っています。

赤マナは最も優先順位が低い(《キリモミ・ヤマアラシ》のプレイorクランヴィア用のマナセットにしか使う場面が少ない)

・《BUNBUN・ヴァイカー》3枚

《チキチキ・JET・サーキット》同様の採用理由です。

《チキチキ・JET・サーキット》と合わせなければ価値を見出しづらく、基本的に仕事をしないため、現在は採用を見送っています。

・《*/弐幻サンドロニア/*》4枚

このカードの登場がクランヴィアオールデリートを陰で支えてくれているといっても過言ではありません、《貝獣 マーデク/クラムダンク》の枠がクリーチャーになったことで、防御も兼ねれる(可能性がある)ことが大きいです。デッキに当たりカードを戻す&引き込みたいカードを引いてくるカードです。4枚必須ではないと考えます。要調整

【GRゾーン】

《“魔神轟怒”ブランド》等を採用するビートよりのGRゾーンにしている場合もあるが、トリガーが多く採用される環境にシフトしているため、ギラングレイルからオールデリートを唱える選択ができるジョーカーズ型の構築にしています。

・《The ジョギラゴン・アバレガン》2枚

ダンダルダBB用で2枚採用しています。自身でも十分な打点が達成できることも強みです。

・《The ジョラゴン・ガンマスター》2枚

ダンダルダBB用で2枚採用しています。ビートプランをとる際にすぐに打点を出すことができます。

・《全能ゼンノー》2枚

《*/弐幻サンドロニア/*》で捲っても嬉しい防御カード。赤青ジョーカーズ等の軽量除去で除去されてもミッツァイルを止めたいので2枚を採用。殿堂後でも、マッハファイターを止めたい場面があるので2枚採用は変わらないと考えます。

・《ポクチンちん》2枚

墓地利用デッキが複数あるため、不意に捲った時に、相手のデッキを鈍らせる働きがあるため2枚採用しています。

・《無限合体 ダンダルダBB》2枚

5+6=11で《オールデリート》を発動するため、除去されても1枚残せるように2枚採用しています。

《パス・オクタン》1枚

ダンダルダBB等を守るために採用した1枚。序盤の除去が環境にないことから現在は他のカードに変更しています。

・《マシンガン・トーク》1枚

クランヴィア→グランギレイル→マシンガン・トークの流れを想定していましたが、オーバーキルすぎるため、現在は採用を見送っています。


以下、加筆中のため現在はデッキレシピのみ掲載しています。

【ver.1の反省点】

ビートダウン相手だと、防御トリガーが全く入っていないデッキなので、一方的に負けてしまうことが分かったため、1ターンを貰うためにシールドトリガーを追加。GRクリーチャーも守りに寄ったカードを追加することに。《ロスト・ソウル》は唱えても実質的に勝敗に絡まないため《テック団の波壊Go!》に変更しました。これで青マナの確保も同時に行えるようになりました。

【デッキ紹介ver.2】

前回のCS結果を踏まえて改良したデッキレシピは下記となります。

・メインデッキ

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・GRゾーン

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【現在のデッキレシピ】

さらにCSに参加しての反省・構築を見直した現在のデッキは下記となります。

・メインデッキ

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・GRゾーン(ver.2と変更なし)

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・超次元ゾーン(新たに追加)

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・《超次元ストーム・ホール》

超次元ゾーンのカードを使い勝ち筋を1つ増やすことができると思い採用しました。前回まで採用していた《“魔神轟怒”万軍投》は序盤に唱えることができたとしても勝利するのに2ターン以上かかり、《零龍》の登場によりシールドトリガーの採用が増えている現在の環境では勝ち切ることがかなり難しいです。

足りない赤マナかつ、当たりカードとしても十分な価値があるため使い始めましたがしっくりきているので、当分他のカードには変わらないと思います。赤のカードで他に競合するカードはトリガー系ではありますが、クランヴィアデリートは攻めに重点を置いたほうが勝率が伸びるため、トリガーではなく本カードとしました。

よろしければサポートをお願いします。私はレッドブルが飲みたいです。