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私がコーチングを始めたわけ


”自分との関係を見直すことで人生はより豊かになる”

”自分との関係を良くすることで
他者との関係も良くなるばかりか、
人生のあらゆることが好転していく”


心からそう確信しているから。



どれだけの人が自分を愛し、
本当の意味で自分を大切にしているだろう。


少なくとも、これまで30数年生きてきた人生で
私が出逢ったのはほんの数人。


私がコーチングを受けて気づいたことは、
多くの人が対人関係ばかりに目を向けて、
自分との関係の改善に努めようとしない。


きっとそれは、これまでずっと”誰かのために”生きてきただからだろう。




誰もが何かしらの悩みを抱えながら生きている。
それは自然のこと。
だって悩みの多くは人間関係によるものだから(一見お金の悩みに見えたとしても、必ず人が絡んでいる)。
そして関わる人が増えれば増えるほど、
それに比例して悩みも増える。

でも逆を言えば、
関わる人との関係性が自分にとって素晴らしいものであれば、その輪が広がれば広がるほど、自分の心も生活も豊かになる。


そしてそのためには、まず自分との関係を良くすることが必須だ。


じゃあなぜ、自分との関係を良くすることが他者との関係が良くなることに繋がるのか?

それは、
自分で満たせていない何かを他者に満たしてもらおうとしてしまうから。
自分の傷や痛みを誰かに癒してもらおうとしてしまうから。

それが自分で自分を癒し、満たせるようになることで相手へ過度な期待もせず、依存することもなく、常に自分で自分を整えることができるようになるから。


”誰か””何か”によってしか自分はしあわせを感じられないのであれば、それは、自分で自分をしあわせにできないと思い込み、自分は自分の望む人生を創れないと信じてしまっていることになる。

かつての私がそう思い込んでしまっていたように。

そしてどこにいても何をしていても、どこか満たされない感覚をずっと、こころの奥で感じていたように。



ー本当にそうだろうか?

なんて疑うことすら私はしていなかった。
だって人生はそういうものだと、
死ぬ直前に、”ああ、良い人生だったな”
そう思えればいいと、ずっとそう思って生きていたから。

いつも、こころの奥底に虚しさを抱えていた。
愛する人と一緒にいる時でさえも。

そんな状況から抜け出したくても、
抜け出せない。

やり方もわからなかった。
けれどもそれ以上に、自分を俯瞰できなかった私は、
自分がどんな状況にいるのかさえもわからなかった。

とにかく、いつも同じ沼にハマってしまう。
あるのはこの感覚だけ。

恋愛も、仕事も、そしてあらゆる対人関係も。

その共通点は分かりつつも、
それをどう改善していったらいいのか
答えを見出せずにいた。

そして解決法を見出せぬまま、
一生を共にしたいと思う彼と出逢う。

それによってさらに自分のことはさておきと、
尽くす相手ができてしまった私は
自分の愛情を彼に目一杯注ぐことで自分を満たすようになる。
”満たせていた”ような感覚になっていた。
そして彼からの愛情を受け取ることで自分を満たす。
こうして私は他人(彼)軸の生き方へとシフトしていった。
そしてそのときはそれが”愛”の形だと思っていた。

そんな風に、自分自身と向き合うこともないまま誰かのために生きることに自分の存在価値を見出していた私は、彼に対して依存、そして過度な期待をするようになっていた。
それは他人に対しても。
自分がしたことに対して向こうから期待通りの結果が返ってこなければ、機嫌を損ねる。
感情的になる。
まるで子供のように。

これがインナーチャイルドだということも、過去の経験が関係していることも、このときの私はこれっぽちも知らない。

ただただ、苦しかった。
もちろん、当たられた相手の方がよっぽど大変だったに違いない。
でも、自分の中に解決したい問題があるのにやり方がわからないどころか、自分自身が何なのかさえもわからない状況は本当に苦しかった。

それを打ち明ける相手もいなかった。

自分と向き合い、自分を癒してあげるどころか
常に自分へダメ出しをしては、自分を責める。
そんな毎日。
終わりのない反省会、そして改善の兆しがない日々が続いていた。


そんな当時の私を振り返り、今の私から伝えたい。


ー自分をありのままに受け入れて。
 まずは自分を一番に大切にして。
 そして、誰よりも自分を愛してあげて。

人は、自分を愛することができなければ
本当の意味で誰かを愛することはできない。

自分を愛することができていなければ
それまでは間違った相手を愛してしまうだろう。
真実の愛に出逢えないだろう。


当時の私にこう伝えたところで理解できるだろうか。
そんなことを考えながら過去を振り返るいま。


きっと当時の私はこう言うだろう。

ー自分をありのままに受け入れる?自分のことがこんなにも嫌いなのに?
自分を大切にするってどういうこと?自分のことが大嫌いなのに自分のことを愛せるはずがない。


きっと同じように思う人もいるだろう。
少なくとも、私のクライアントはみんな同じような悩みを抱えているし、表面的な問題は違えど、その根本にあるのはすべてセルフラブ=自分を愛することが影響しているから。


だからこそ、
自分のことをちゃんと見てあげて、理解してあげる。
どんな自分もありのままに受け入れてあげる。
自分の心と体と向き合い、大切にしてあげる。
そうすると自然に自分を愛せるようになってくる。
その感覚が腑に落ちてくる。


心と体は繋がっているから。

当時の私がそうだったように、心が限界を迎えて体が悲鳴をあげることもあれば、体が限界を迎えてこころに影響を及ぼすこともある。

だからこそ、心と体、両方に働きかけて、
自分を大切にする必要がある。

きっと今までそれに取り組んだ経験もなければ、やり方すらもわからない、そんな人もきっと多いはず。



だから私はコーチングを通して、自分が学んだこと、自分の人生を好転させたセルフケアの方法を伝えていきたい。
そしてより多くの人が自分をありのままに愛し、愛の自給自足によって人生をより豊かにしていってほしい。
日々心身ともに健やかで、自分の心に正直に生きながら、自分の本当の人生を歩んでいってほしい。

私がコーチングで学んだ”ホリスティック栄養学”にはそれに必要なことがすべて詰まっている。

まさに
”こころと体の栄養学”


無意識に自分を蔑ろにしてきたところから、
意識的に自分を大切にしていく。
無意識の領域に踏み入れて、これを自然と(無意識に)できるようにする。
それまで、私が伴走する。

その意を込めて、
”セルフラブサポーター”と名乗り、活動を始めました。

コーチングをするのにあえて”コーチ”としないのは、”コーチ”という意味には指導という意味合いが含まれていて、なんだか上下関係があるようで私にはしっくりこないから。
私は教育業界にいたときも常に、自分が”先生”とは思っていなくて、生徒にも名前で呼んでね、なんてよく言っていた。
私が子供たちから学びを得ることも多かったし、フラットな関係で常に一緒に学び、共に成長したかったから。
そして何よりも、答えはいつもその子の中にあると信じていたから。
私はその答えと子供たちの可能性を引き出すためにいるだけ。
そんなスタンスでいたから。

コーチングもまさにそれと一緒で、
あなたの人生だから答えはあなたの中にある。
あなたの内側にしかない。

今はそれが、これまで長年、親や他人から刷り込まれてきたことや自分の外側の情報、外の世界によって埋もれて見えなくなっているだけ。
それを外していくところから始めて、自分の内側に耳を傾けていく。
心と対話をする。

そんな風に、自転車の補助輪のような役割でサポートしたい。
そんな思いから、”サポーター”と名乗ることを決めました。

いずれは補助輪を外す時が来る。
その時まで、そばにいて、
できる限りのサポートをする。
そんな思いでやらせてもらっています。




最後に、

今、つらく苦しい状況にいる人がいたら
それがどんなにつらくても
それは永遠には続かない。

だんだんよくなる。
未来は明るい。

あなた自身が状況を変えたい、
より良い人生を歩みたい、
そう心から望むのであれば変われる。
変えられる。


起こることはすべて最善だと、
心からそう思える日が絶対に来る。


絶対に大丈夫。
あなたは一人じゃない。


そして
あなたはありのままで素晴らしい。



心からの愛を込めて。





With love and gratitude

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