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香港の医療制度を紹介。旅行中にもし体調不良になったら?

今回の記事では、香港の医療制度についてご紹介します。

現地に移住する予定のある方だけでなく、旅行時に怪我や体調不良になった際にも参考にしてみて下さい。

1.香港の病院には公立病院と私立病院がある


2.公立病院の特徴

(1)香港IDの有無で診察費が変わる


公立病院は、旅行者も現地居住者も診察を受けることができます。しかし、価格については「香港ID」の有無で大きく金額が異なってきます。

・香港IDがある場合
初診料 50HKD
投薬、注射 19HKD
入院費 100HKD/日

・香港IDがない(旅行者など)場合
初診料 445ドル
投薬、注射 100ドル前後

(2)待ち時間が長い

公立病院の場合は、待ち時間が非常に長いことがほとんど。診察を受けるだけで4時間待ち、風邪やインフルエンザなどの流行期はなんと6時間、8時間待ちを経験したという人も!

時間や症状に余裕がある場合はまだしも、フライトの時間が迫っている、症状が重く耐えられそうにない、などの場合は私立病院やクリニックの利用も検討してみるとよいでしょう。

特に、香港IDを持っていない旅行者の場合は、料金があまり変わらないというケースもあります。

3.私立病院・私立クリニックの特徴


(1)診察費は高額になりがち

私立の病院やクリニックは、費用も千差万別。しかし、香港IDを持っている人の公立病院の診察費と比較すると、いずれにせよかなり高額になります。治療費用については、実際に発生した額の例を挙げておきます。

初診料:300~850HKD
インフルエンザ検査(陰性)と投薬治療を受けた場合:2000HKD
捻挫をした場合のテーピング、湿布薬などの投薬治療:3000HKD
盲腸の手術と入院費:70,000HKD

万が一日本へ救急搬送が行われた場合は、日本円で300万円超の請求が来るケースもあります。

(2)予約できれば待ち時間を短縮できたり、日本語が通じるところも

私立の病院やクリニックは、公立病院に比べると待ち時間が少ないケースが多いです(といっても1時間待ちなどはざらですが)。

また、日本語が通じたり、日本語通訳が常駐している病院も複数あります。
いくつか下記に例を挙げておきます。

・アドベンティスト病院 港安醫院
http://www.hkah.org.hk

・カノッサ病院嘉諾撤醫院
http://www.canossahospital.org.hk

・パシフィケア
http://www.medical-centre.com.hk/

・香港サナトリウム養和醫院
http://www.hksh.org.hk

・マチルダ国際病院 明德國際醫院
http://www.matilda.org/

・ロンドン医療センター
https://www.iryohk.com/

4.高額な医療費を避けるためには?

香港の医療水準は日本と比較して同等かそれ以上ですが、医療費についても非常に高額な請求をされる可能性があります。

自身で行き先を選択できる症状ならばともかく、命の危険が迫っている場合はそのような余裕もありません。

そういったケースに備えて

・海外旅行保険
・クレジットカードの海外旅行傷害保険

海外旅行保険については、最近はインターネットから即日契約できるものもありますし、空港の自動契約機で飛行機に乗る前に加入することもできます。保険証書が手元にある場合は必ず持参を。まだ手元に届いていない場合も、コールセンターの電話番号は必ず控えてから渡航しましょう。

すでにもっているクレジットカードに海外旅行保険が付帯されている場合もあります。まず、手持ちのカードについて調べてください。

クレジットカードのランクが高い場合は、カード名義人以外の家族にも保険が適用される場合もあります。

カード会社の場合も、クレジットカードそのもののサポートデスクと、海外旅行保険の問い合わせ先が異なる場合があります。

サポートセンターの電話番号は、必ず控えていくとよいでしょう。

カードのランクによって、補償される額もあらかじめ確認しておきましょう。医療費の比較的高額な香港、無保険の状態で渡航するのは、なるべく避けることをおすすめします。

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