【総まとめ】香港の永住権(パーマネントビザ)を徹底解説

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1.香港の永住権(パーマネントビザ)とは

外国人が香港で就労する際には、原則的には就労が可能なビザが必要です。しかし、香港で永住権を取得すると、ビザを取る必要なくして自由に転職したり、起業したりできるようになります。永住権保持者は、正確には「永久性居民身分証」というカードを保持することになります。ではどうやったら取得できるのか、さっそく解説していきましょう。

2.申請の条件 


(1)申請者本人に求められる条件

・申請日の時点で既に満7年以上、香港に住んでいる。
・配偶者や未成年の子供といった、主要な家族が香港に住んでいる。
・生活できる収入がある。
・税金の未払いがない。

香港では、とにかくまず満7年間現地に継続して滞在する必要があります。万が一、途中で半年以上、理由なく香港を離れていた場合は、永住権が認められないリスクもありえます。


3.申請費用

パーマネントIDカード取得サポート費用: 5,000HKD


4.提出書類

申請書 (ROP145およびROP146)
香港IDカードのコピー
パスポートコピー
就労証明書
賃貸契約書
​所得税支払証明書 (直近7年分)

5.取得までの期間

だいたい、3週間から4週間かからない程度で取得できることが多いようです。

6.取得によって得られるメリット

取得によって得られるメリットは、以下のようなものがあります。

・香港に滞在するのに一切のビザが不要になる
・香港での転職、起業など自由にできるようになる
・専従義務がなくなるので、兼業が可能になる
・追加の不動産税が掛からない
・パスポート不要でマカオに行ける
・選挙で投票が可能になる

永久居民証の取得によって得られるメリットは数多くあります。まず、なんといっても仕事に関して制約を受けなくなります。ビザの専従義務もなくなりますので、兼業も可能になります。

また香港では、永住権保持者もしくは香港人以外が不動産を購入する場合には、価格によって最大20%割り増しで税金が発生します。永久居民になるとこの税金がかからなくなります。世界的に見ても不動産価格が高騰している香港で、この金額はきわめて大きいと言えるでしょう。
※年度によって利率は変動することがあります

7.永住権を維持するための要件

香港の永住権を保持するためには、最低でも3年に1度は香港に入国する必要が出てきます。もっとも、この永住権保持ルールは諸外国と比較すると、かなり緩いものといえるでしょう。

8.永住権(パーマネントビザ)に関するQ&A

Q1.「永住権を取得するために、7年間の納税記録が必要でしょうか?」


→必ずしも必要はありません。ただ実際には、就労ビザで7年間滞在していた場合は、滞在を証明する書類として納税記録の信頼性が高いため、納税記録を提出するケースが多いです。

ちなみに、当然ながら家族ビザや留学ビザ保持者も永住権を申請できます。ただし家族ビザの場合は、ビザスポンサーである就労ビザ保持者の

Q2.「申請時のインタビューでは何を聞かれますか?ここで落ちることはありますか?」


→インタビューの質問事項は、担当者によってまちまちです。しかし、一般的には雑談レベルの会話が多く、このインタビューによって永住権の合否が決まるといった性質のものではないと思われます。
弊社では少なくとも、インタビューの受け答えが原因で永住権を取れなかった、といったケースを耳にしたことはありません。

Q3.「永住権が取り消しになることはありえますか?」


→ありえます。まず1点は、前述のとおり3年間一度も香港に入境しなかった場合です。また、深刻な犯罪などを犯した場合も、取り消されるケースがあります。


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