天皇賞秋
今年は3強の様相、直近の国内G1の流れを見てもその中でどれを選ぶかが全てとなりそう。
◎レーベンスティール
〇リバティアイランド
△7.10.11
◎レーベンスティールはG1馬がこれだけ並んだ中で国内初G1挑戦で3番人気といくら過去のパフォーマンスや内容が高いと言えど、流石に過剰人気ではあるが府中2000mで更に上昇すると踏んで本命とした。
根拠は色々があるが、まずこの馬は非ノーザン産でバイヤーが購入してきたクラブ馬ということもあり、牧場の序列としてはどれだけ活躍しようが最下層に位置することは種牡馬選定繁殖選定を行う上で自明である、あくまで自前の産馬から最優良な馬を輩出することが牧場としての使命。個人的には国内G1は宝塚記念と有馬記念の2つしか使わせてもらえない馬だと思っていた(種牡馬としてグランプリの勝利は東京のG1と比べて明らかに価値が低いとされている為。)ので意外なローテーションではあったのだが、そういった情勢の中で秋の天皇賞に駒を進めたのはメンバー構成としてこのメンバーなら倒しても問題ない馬たちが揃ったということに外ならず、結果を出しても問題ないとお上が判断したということだろう。おそらく勝利しようがどのような結果になっても少なくともJCは使わないはずで、有馬記念も他の馬に取らせたいだろうから使わないだろう。
まず、政治的な話をしてみたが次に能力面。
前走、前々走何れもゴールまで11秒台を刻み続けるハイラップを余力十分で走れた点を評価したい。特に前走は他馬も止まっていないラスト11秒台の流れを持ったままで詰まりながら正味50m~100mしか追わずでこの結果はこの馬の能力でしかない。
また、外枠が府中2000mで不利とされているが個人的には不利なく乗れる分スムーズに加速できるので良い枠とも取れるのでそこまでの心配は無用である。
〇リバティアイランドは無難に選ぶならこの馬だろう、ただJCとドバイの内容から距離には限界がある馬だという見解。血統の本質的にはスプリント適性の高い馬なので距離短縮は歓迎で延長になるJCは今年は危ないという見立て。
△はドウデュースの評価を少し。
ドウデュースは昨年秋2走の東京でのパフォーマンスが流石に低かった点から印を下げた。
正直有馬記念の内容や昨年の秋の東京は戸崎だった点を考えて一時本命に据えようかとも考えたが秋天は仕方ないとしてもJCは乗り方自体は全く問題は無い内容だったと感じており、府中ではガチンコで4着にしかなれなかった点からも評価を下げた方が良いと判断。
勿論、今年はJCでの前3頭はリバティアイランドしかいないので上位に食い込む可能性は十分にあるが少なくとも頭は無いだろうというところからこの評価とした。
最後に。今の府中のG1、特に古馬混合のG1は上がり33秒台ペースが遅ければ32秒台を使えないと全く話にならないのでそれを使える馬がそもそも少なそうな今年のメンバーだと人気馬を買うしかなかった。
買い目
馬連【本線】
14-7.12 計2点
3連複
14-7.10.11.12流し 計4点
3連単
14-7.12-7.10.11.12 計6点