Don’t look back in anger
朝4時台に目が覚めて、すぐ自分事に取り掛かればよかったものを、Twitterを開いてしまったのが間違いだった。浅野いにお氏がリツイートしていたマンガをうっかり読んでしまった。
「ルックバック」藤本タツキhttps://shonenjumpplus.com/episode/3269754496401369355
あぁ「チェンソーマン」の人かぁなんて軽はずみに読み始めてしまったのが、間違い。
画面ずっとヒリヒリしてて、怖い。凄すぎて怖いよ。次のページでどうなるのか(「チェンソーマン」のバイアスで急にドライに血を見そうな緊張感が持続)、ノーガードで読み始めてしまった分、どんなボリューム感なのかも判らないまま(最初に143Pって書いてあったの見逃してた)、何度も何度も行きつ戻りつしながら、いろんな感情が入れ替わり立ち代り訪れては、呼吸忘れて1回目は読了。
めちゃ心揺さぶってくる。何コレ?何が凄いんだか全然わかんない。けど凄すぎることだけはわかる。だって鳥肌立ったり涙出そうになったり、身体が反応してるから。今朝からもう何度も読んでるのに、ずっと鳥肌と、涙。
メジャーなジャンプでこれやるの凄い。。歴史的な作品をリアルタイムで読んでるんじゃあないのコレ。
どう表現したらいいんだろう、
死の側から生を描いてる感じ?
いのち削ってこれを描いてる感じ??
宗教以前のプリミティブな祈りのすがた??
全部違う気がする。。言い得ない。コレ気軽には読めねーだろ。力を持った画の連続でその重ね重ねがどんどん読者をいざなっていく。
いい表現が見当たらない、マンガ史に残る超傑作だと思います。
マンガというフォーマットで表現された至高の芸術作品でしょう。
たまたま朝にこんな凄いものを読んでしまったばっかりに、今日1日のペースは崩れまくり。Don’t look back in angerのメッセージを隠し描いてるとか、読者みんなの考察もすごい。
7月19日はただ「ルックバックを読んだ日」で以上。こんなん読ませられたら、何もできないわ。
<了>
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