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ポストカード『ハロウィンパーティ』について

こんにちは、ナベタです_(:3 」∠)_

またしてもポストカードを発注しておりまして、それが先日届きました。
いつも思うのですが(これから下らないことをダラダラと話します)、印刷業者の方々は私のこの何とも言えないイラストを印刷してくださっているとき、どんな気持ちでいらっしゃるのでしょうか?自意識過剰な発言なのは承知なんですけど、いやもう流れ作業だとは思うのですが、チラッと一瞬でも目に入りますよね?「うわ、出たよ素人作品、プ―ッ、こんなん描いてどうすんだよ売れるわけねーだろうが、このど素人が!」くらいに思われていたりするのでしょうか。毎回、こちらとしては一生懸命描いておりますから、「我が子をどうぞ、どうか宜しくお願い申し上げます(土下座)」レベルで見送っているわけでして(発注作業)、でも「こんな素人の作品を印刷させてしまって…」という謎の気持ちも湧き上ったりするときもあるんですね。いや、全力ですよ、全力で描いてます。これが私の持てる力の最大限だコラァ!!くらいの気持ちではいるのですが、でもちょっとした隙間で過ったりするんです。とは言いつつも、多分あちらも手慣れていらっしゃると思うので無感情であるだろうというのは大前提で分かっているつもりです。こんなのただの妄想なので堂々巡りなわけですが、最終的には、何も思われていないよりかは「ど素人作品まじ草」とか何かしらの感想を抱いてもらっている方が少し救われる気がする…というネガティブなのかポジティブなのか、はっきりしない気持ちで落ち着きます。

なんの話だったのでしょうか。
さて、前置きが長くなってしまいました。
今回紹介するのはポストカード作品『ハロウィンパーティ(作品No.13)』です!

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もうこの作品を作った理由なんて手に取るように分かりますよね。そうです、ハロウィンが近いからです。とうとう季節のイベントに手を出し始めました。夢だったんです、季節柄のイベントに合わせて何か作品を作ってみるということが。凄く作家さんっぽいじゃないですか。
でも、この作品を作るのに障害がありました。と言うのも私、ハロウィンがいつなのかわかっていないくらいハロウィンのこと知らないんですね。10月30日ですか?31日ですか?「トリックオアトリート」とか言ってお菓子を貰いに行くってことだけは知っています。大学時代、ハロウィンの日に仮装して大学に来ている人を見て、友達に「今日学校祭だっけ?」と聞いたことがあります。それくらいハロウィンのことを知りません。でもハロウィンのイラストを描きたい!!描きたい描きたい!まるでダダをこねる子供のような心境で、「とにかくかぼちゃだ!」と安直に思いつき、始めにかぼちゃを描きました。しかしかぼちゃだけ書いても「収穫祭?」みたいなイラストになってしまったので、いつも助言を頼む友人にアドバイスを貰いました。「かぼちゃをくりぬいたライトにする」「魔女みたいな帽子を被せる」「飾りをつけてあげる」。はい、かぼちゃ以外のアイディアは全て友人のアイディアです。なので今回の作品は共作と言っても良いのではないでしょうか。友人は嫌がると思いますが。唯一私が拘ったのは、左のかぼちゃの茎?の部分をチラ見せするように帽子を小さくしたことです。こういう全然意味をなさない遊びみたいなのが好きなんですよね。あまり人に分かってもらえないやつです。
ハロウィンに対して無知過ぎたので、世に出回っているハロウィンのイラストなども参考にさせていただいたのですが、めっちゃ可愛いですよね。ハロウィンって薄暗い印象があったのですが、なんか陽気だったり、楽しげだったり、なんというかウキウキワクワクするような雰囲気のものばかりで、「これはコスプレの一つや二つしたくなるかもしれないなあ」と思う瞬間もありました。しかし、実際に筆を進めてみても私が描くハロウィンの楽しさはこれが限界でした。なんか陰キャ丸出しですよね。私の心境がもろ出ています。「私たちは私たちで楽しもうね」みたいな内輪のノリを感じます。それはそれで楽しいとは思うのですが、世のハロウィンの印象とは変わってしまうのかなと反省しています。来年も描くことがあったら気を付けたいポイントです。

という感じで、作品が出来上がりました。
紙質はNTラシャ(白)というものにしました。キナリっぽい色味と少しのざらつきが特徴的な紙です。今回の作品、反省点が沢山あるのですが、この紙質もその一つとなってしまいまいた。minneの実際の写真を見ていただければと思うのですが、背景の色が想像していたよりもかなり濃く印刷されてしまっておりまして、帽子との境目や、かぼちゃの影が分かりにくくなってしまいました。色と印刷の関係性についての勉強不足も勿論ありますが、この紙質もだいぶ影響を及ぼしているのではないかなと感じています。今まで奇跡的に想像通りの作品が出来ていたため、結構ショックでしたね…。でもかなり勉強になりました。色味の濃いものの扱い(ということは逆に薄い色も気を付けなければならないと思っています)には特に注意が必要!肝に銘じておきます。とは言え、色味の問題を除けば(それが一番大事~♪)雰囲気は望んだ通りで良かったです。

ということで、作品紹介と言うよりはただの反省会になりましたが、いろんな意味でとても為になった作品となりました!
ちなみに裏面は、いつものごとく無地です。
minneの作品ページもリンクを貼りますので、宜しければぜひ覗いていただけると嬉しいです(*^^*)

大事なことを忘れていました。
こちらの作品、単体だと通常通り【2枚売り】となりますが、これから紹介予定の『秋服(作品No.14)』と『だれか(作品No.15)』の3枚セットでの販売も行っております!初めての試みです。調子に乗りました。
通常だと2枚320円ですが、3枚セットだと450円と少しだけ(本当に少しですが)お得になります。
そちらのリンクも貼っておきますので、ぜひご覧いただければと思います!宜しくお願いします!(^^)!


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