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ベイスターズ2020年選手名鑑 石田健大 背番号14 「ベイスターズ投手陣の鍵を握る。中継ぎから先発再転向は、成功するのか?」

こんばんは、なべマガジンです。

GWも終盤になってきましたね。(筆者は関係無く、仕事)

選手名鑑シリーズも結構な選手数を紹介させて頂きましたが、

改めて数えてみると、22人の選手を紹介してました^^

しかしながら、まだまだ1/4しか進んでいない(笑)

完成が先か、シーズン開始が先か、どうなるでしょうね^^

では、本編に参りましょう。

背番号12→14ときまして、石田健大選手を紹介します!※背番号13 伊勢投手は、ルーキーのため、既に別記事になっておりますので、なべマガジンのマガジンからご覧ください。

1.経歴

広島県出身-広島工業高-法政大学から2014年ドラフト2位で横浜DeNAベイスターズに入団しました。高校3年時、大学4年時に左肩を故障している。入団前のピークは、大学3年時。春に、慶応義塾大学戦で15奪三振で完封勝利。日米大学野球選手権大会メンバーにも選ばれており、ドラフト候補に名乗りを上げた。

2.ベイスターズの指名理由

2014年時のベイスターズは、まだまだ投手力不足で、左右問わず、即戦力投手が欲しかった。そのため、1位は、まず早稲田大のエース有原(現日本ハム)を指名。クジに外れ、亜細亜大学の山﨑を指名し、阪神と重複するも、当時の中畑清監督が見事に引き当てた。右の本格派を指名でき、2巡目に指名されたのが石田である。左肩を故障していたこともあるが、1年目から1軍のマウンドを経験できる状態とスカウト陣は、判断したと思われます。そして、ドラフト好きには有名な話だが、法政大学は、ベイスターズが指名する選手が多いことが有名だ。実際に、2012年のD2位三嶋、2013年D4位三上(ENEOSから指名)になっており、3年連続で指名されている。これが偶然といえるだろうか?上位で指名されていることも、癒着とまではいかないが、関係が深いことを証明している。そして、後に言われる左腕カルテットの長男になるのだが、ここからベイスターズの左腕王国の道のりを歩みだしたということになる。高田GMが徹底的に、左腕不足解消に走った1番最初の指名になった。

3.投球の特徴

★低めの制球力★

石田選手の1番の魅了です。他の投手と比べても、ストレートの抜け球が少なく、とにかく低め、低めの投球ができます。150キロ前後のストレート・スライダー・スローカーブ・フォーク・チェンジアップを操りどの球も一級品といえる。先発では、スローカーブを使いながら、緩急で打ち取るピッチングが主流。中継ぎでは、ストレートを中心にスライダー・チェンジアップで、三振を狙うピッチングが主流となっている。先発と中継ぎでの大きな違いは、ストレートの球速差だろう。先発の場合、スタミナを考えて投球している性か、MAX148ほどで、平均は、142.3キロ中継ぎの場合は、1回または、2回の登板のため、MAX150越えで、平均も145キロを越えるケースが多い。そのため、奪三振率も高くなってくる。先発時は、中々空振りが奪えず、投球数が増えてしまいがちで、6回80~100球台がベースになっている。また、味方に点を取ってもらった直後のイニングで失点しがちな投球が続いている。よくそんなシーンをみたファンの方も多いだろう。

4.現在の立ち位置

2019年は、中継ぎをメインに先発でも活躍。大車輪の活躍をみせた。2020年シーズン、ラミレス監督は、先発再転向を明言。しかしながら、時と場合により、中継ぎ起用もあるという報道だ。キャンプ、オープン戦は、先発として調整を行い、結果を残している。石田自身も、先発を希望しているが、ラミレス監督の起用の場所で頑張ると選手会長らしい発言をしている。そして、ローテーション候補の、東がトミージョン手術、若手のホープ櫻井が結果を残すことが出来なかった。よって、今永・濱口の両左腕とともにローテーション入りが確実な状況になっている。

5.起用方法(球団・ファン目線)

4.でも記載したが、球団としては、先発ローテーションでのフル回転を前提としつつ、中継ぎ陣が崩壊した場合、先発から中継ぎへ転向させるということが明確である。しかしながら、筆者は、反対する。ここでは、ファン目線というよりも筆者の独自目線で記載することにする。現在のベイスターズの投手陣では、中継ぎ起用がチームのためになると断言する。

では、その理由をまとめていきます。

①左の中継ぎ不足

昨年のドラフトで即戦力左腕を下位でも指名出来なかったことで、左腕だけに限っていえば、今年もエスコバーをメインに、砂田の復活を期待するブルペン陣になってしまった。右投手をズラリ揃えるという意見もあるが、筆者の考えでは、左3枚が望ましい。それは、あくまでもラミレス監督だからこそ、言える意見であることは理解して頂きたい。先発投手は、5.6回で降板になるケースが多く、中継ぎ陣は、ロングリリーフも必要になってくる上に、左打者が並ぶシーンが、1回だけでなく、2回あるケースもある。できる限り、左腕は3枚でゲームセットまで、厚みが欲しいということだ。先発陣は、今永・濱口・上茶谷・平良の4枚を中心に、若手投手に経験を与えても良いと考えている。仮に先発陣が崩壊した場合や、櫻井投手が中継ぎに転向することになれば、石田投手は、真っ先に先発再転向になるだろう。

➁先発時の失点の仕方、スタミナ不足

援護点の直後に失点するケース、6回までが一杯一杯であるスタミナを考えると中継ぎの方が、結果を残すことができると思われます。2019年の中継ぎ登板はかなり安心して見られましたし、安定感が抜群でした。相手チームも6.7回で石田に全力投球されたら間違いなく、嫌でしょうからね。

6.まとめ

先発で活躍するためには、スタミナ不足の解消を。投手陣次第では、中継ぎ転向になりかねないが、実際はその方が、投手陣をうまく回っていく可能性が高い。

今回は、独自目線を中心に記載しております。が、先発であろうが、中継ぎであろうが、石田選手ならきっとやってくれるはずです。あくまでも個人的見解になりますので、その点は、ご理解のほど、宜しくお願い致します

今回は、石田健大選手を取り上げさせて頂きました。

次回は、ハマの宇宙人 井納翔一選手を取り上げます!!!

皆さん、次回もお楽しみに~~~

20年以上ベイスターズ・プロ野球を見てきた自分だからこそ発信できることをこれからも発信し続けていきますので、良ければ、サポートをお願い致します^^