しうかつ記録

私の就活体験記を記録として残しておこうと思う。誰かの参考になればとかいう思いは微塵もなく、吐き出してスッキリしたいだけなのでご容赦願いたい。表現は汚いが、ありのままに思ったことを、時系列に沿って説明していく。

学部のとき

私は学部のときも就活をしていた。ゲーム業界を見ていた。第一志望に落ちて大学院進学を決めた。理系なので許容範囲だろう。

今となってみれば、無茶苦茶な就活をしていたと思う。そもそもゲームが好きじゃない。もうそんな年頃じゃねえ。ここで就職しなくて良かったと、今となって思う。

大学院に進学して〜夏インターン

5月くらいに就活サイトに一通り登録した。ITは関わりたいけどコード書くだけの使われる人間にはなりたくないので、ITコンサルかなあと思った。big4とかacとか〇〇総合研究所とか。

夏のインターンに片っ端から申し込んだ。就活に一番燃えていた時期はここだったと思う。当時のスケを見るとESや面接のオンパレードで、授業も受けながらどうやってこれ処理してたんだろう。まあこの辺のインターンなら、そう大した選考対策などいらないとはいえ。

結局、計5つのインターンに参加した。なんか合わないなあというところは落ちたし、合うところは受かったという感じ。

夏インターン〜冬

コンサルは夏インターンの後に本選考がある。悉く落ちた。悉くほどの数もないが。

周りの参加者とITの話が通じないんだもん。社員はプレゼンの話ばっかで、中身の技術的な話は一切してくれねえ。彼等はITは出来なくても発表や思考が上手い奴が欲しいのであって、ITは出来るけど発表や思考が下手な奴は要らねえんだもんな。

もうこんなやつらにコンサルなど二度とされねえと誓った。少しでもITの話をしようものならフルボッコにしてやる。

冬インターンは行ってもないし、受けてもない。興味あるとこはだいたい夏で行けたから。

冬〜3月

第一志望を決めた。決め手は夏インターンで酒をたくさん飲んだから。

今までの人生を振り返れば、男子校の中高一貫に入り、実質男子校の大学に入って、優秀な人間が常に周りにいる環境だった。それは反面あまりワイワイしてなかったわけで、そこから抜け出すには社会人になるこのタイミングしかないと常々感じていた。

その点、第一志望の会社はワイワイしていた。言い方は悪いが、俗に降りてきたような感覚だった。求めていたものがここにあったような気がした。

第一志望を決めてからは、セミナーとかOB訪問とか色々やった。というか、こんなの一社しか出来ん。なにせ私は国語力がないから。

終えてから気づいたが、就活は現代文のようなものだ。自己分析とかいう自分の過去やこれからしたいことという本文に対して、企業研究とかいう企業が何しててどういう人材を求めているという問題文があって、それを解くというものだ。

話は逸れたが、要するに一社の選考対策をするだけで私はとてつもなく時間がかかることが気づいた。なので、一社に絞って徹底的に対策することに決めた。

会社が求める人材を装うべく、自分の過去からウケそうなエピソードをウケそうな切り口で用意した。会社の人が書いた本も数冊読んで、仕事についても取り巻く社会状況についても勉強した。

本選考

念のため2社エントリーした。結局押さえの会社のESの結果が出る前に第一志望に内々定が出たので、ほぼ1社目で就活は終わった。

徹底的に対策したおかげで、面接はすんなり通った。よく勉強しているし、活躍できそうな経験も持ってるし、と評価してもらった。

就活が終わって

面接官にはそれなりに良く映ったのかな。でも、評価されたのは作った人格。赤いベロを出す、止まらない二重人格。残念少女の姿。

貴社を選んだ理由は、金がもらえて、勤務地が安定していて、何より名前が持つ力ですよ。商社行きたかったけど、そんなマインドにはなれなかったよ。

とりあえず、学歴と収入、いわゆるスペックというやつはある程度手に入れた。次は見た目だ。スペック良くても見た目がダメなら女からは存在すら認識して貰えねえからな。大学院卒業までは自分磨きと研究に徹する。

休んでる暇はねえ。以上だ。



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