家族と仕事どちらが大切か。
家族と仕事。どちらを取るか。
こないだ読んだ小説の主人公の回想シーンに書かれていた。
主人公は世界を飛び回る人物。
主人公の妻も世界を舞台に活躍する人物。
その2人の間に生まれた娘が1人。まだ5歳。
そんな1人娘がある日インフルエンザに罹った。
娘はいつも仕事で家にいない父にせめて今だけはそばにいてほしいと訴えた。
しかし、両親はそれぞれの仕事が忙しく、娘の要望に応えられなかった。
たった1人の娘より父は仕事を優先した。
数日後、娘はインフルエンザで亡くなった。
父は大切な家族より仕事を優先した選択をしたことに後悔した。
*
家族が病気や怪我などをした際に、仕事に行くか、それとも家族のそばにいてあげられるか。
人それぞれの価値観がある。
だからこれが正解だなんてものはない。
どの選択も正しい。
そもそも世の中に正解なんてない。
自分が選択した未来が正解なのだ。
僕は仕事より家族を大切にしたい。
なぜか。
家族は変えられないけれど、仕事はいくらでも変えられるから。
仕事は今の世の中だと、たくさんある。
大手企業に入るのもよし。
起業を起こすのもよし。
YouTuberやブロガーとして活躍するのもよし。
自分が好きなものをとことん追求するのもよし。
そう、仕事はいくらでもある。
しかし、家族はどうだろうか。
仕事みたいに山ほどあるだろうか。
いや、ない。
家族は唯一無二の存在ではないだろうか。
長い時間を共に過ごしてきたのは家族しかいない。
楽しいこと、辛いこと、悲しいこと、嬉しいことなどを1つの屋根の下で共有し、素晴らしい思い出を作ってきた。
時には怒られたり、叱られたりもして、また、反抗してキツイ言葉を言ったりしたけれど、それも思い出の一つではないかな。
そういった思い出があるからこそ、家族が困っている時や病気や怪我をした際には助けたい、そばにいたい、何かしらの力になりたい。
唯一無二の存在だからこそ、家族を失うことはとても悲しい。
小説の主人公のように家族を失ってから後悔したくない。
将来、結婚するかもしれない。
結婚したら当然家族ができる。
仕事よりも家族のことを第一に考えられる大人になりたい。
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