音博2019とまったり京都滞在の旅~1

7月中旬の磔磔ライブ遠征怒涛の渡京をしたものの消化不良を起こし、また、色々疲れてしまったので、音博チケットもとれていないのに発作的に切符と宿の手配をしてしまったのが9月のはじめ。笑

18きっぷの時期であれば電車で行くんだけれども、9月半ばだと残念ながら期限外(北東パスだと9月末まで使えるけど、JR東海や西日本は使えないのでダメ)。なので、夜行で向かうことにしました。

画像1

普段はJRバスを使っているんだけれども、今回の行きは初めて西東京バスというのを使いました。

画像2

京王のグループ会社なのかな?

画像3

早朝、京都駅に到着しました。JRバスだと烏丸口に着くんだけれども、西東京バスだと八条口着でした。

画像4

朝早すぎて、なんと京都タワーまでもが消灯していたよ。そして市バスのバス停も準備中になっていました。笑

画像5

仕方ないので、京都駅ビル2階の展示を見たり、身支度を整えたりして時間をつぶし、

画像6

市バス206番の始発に乗って朝食へ。

画像7

向かうは朝4時半から営業しているという聖護院にある製麺所併設のうどん屋さん。卵とじを頂きました。やさしい味だった。何でも、製麺所の仕事が忙しい中、現店主のお母さんが作ってくれた思い出の味なのだとか。

画像8

ちなみに、この辺りは湧き水が出る土地だそうで、店内に湧き水を飲める水道がありました。まろやかでおいしい水だった。

画像9

爽やかな朝の冷泉通りの水辺。

食後は、同じく206番で街のほうへ戻り、

画像10

いつも何となく来てしまう安井金比羅に寄ったり

画像11

健仁寺を散歩したりしました。

その後は、宿に荷物を置きに行き、梅小路公園の偵察(?)へ。

画像12

お久しぶり。

画像13

まだ8時過ぎだったので、リストバンド交換所も閉まっていました。

画像14

会場入り口も閉まっています。結局チケット取れなかったんだよなあ。

画像15

音博仕様の市電。

そうそう、最近できたと(私の中で)話題の新駅、梅小路西駅も見に行きました。

画像16

音博でいえば物販とかフードエリアのほう、一般的には鉄博のすぐ近くでした。

画像17

一通り会場周辺を歩いた後は、朝からでも開いているであろう錦市場へ移動。(ちなみに、8時ごろでも公園には入場待ちで並んでいる方々がいました。)

画像18

すっかり有名になった感がある若冲とのコラボ(?)。

画像19

かわいいボタンインコ。

しばらくぶりですっかり忘れていたんだけれども、実は錦市場はそんなに朝が早くないんだった。市場とはいうけれども、一般客や観光客向けのところなので、8時半ごろだとほとんどのお店は開店前でした。

画像20

小腹がすいた気がしたので食べた鱧と小さい鮎。

画像21

この時は大丸のほうから入って新京極のほうへ抜けたのですが、そういえばいつも見るだけで入ったことがなかったかも?と、錦天満宮にも行ってみることに。(とにかく時間があるので。笑)

画像22

初めて知ったのですが、境内には湧き水が出ているようでした。こんなところにも、と、驚き。京都は水が豊富ですね。

さて、(時間もあるし)相変わらず効率は無視で気に入っている場所をふらふら。

画像23

少しデパートに寄った後、下鴨さんへ行き、

画像24

画像25

境内や森を歩き、

だいたいこれ位でお昼が近くなってきたので、一度公園へ、くるりの音博開会宣言を聞きに行きました。

しかし、何にせよ、チケットも無いので、その後はとりあえずお昼にカレーでも食べようかなと、公園を出て四条へ。というのも、カレープラントさんに向かったんだけれども、またしても休業中(前回の訪問時にも玉砕したからリベンジだったのですが)でした。カレー屋さんは結構こういうことが多いのでもう慣れましたが、やっぱり残念。笑

仕方ないので、他を当たるか・・・どうしようかな・・・などと考えつつ歩いていたら、近くで人だかりができているお店を発見。何だろう?と思って店名で調べてみると、カレーうどんのお店だそうで、ふむ、だったらここにしようと即決。すごい行列でしたが、店内にある発券機(?)に入店人数を打ち込むと出てくる紙についているQRコードにアクセスすれば、あと何組待ちか、店に戻る必要があるかなどが表示されるシステムだったので、無駄に待たされるわけでもなくよかったです。私の時は26組待ちだったので、これは時間がかかるなと

六角さんへ行き、

画像26

画像27

白鳥に睨まれたりして遊んだり、大丸へ行ったりして時間を潰しました。

だいたい1時間後位に店に戻り、その後しばらくして入店、注文をし、発券から1時間半後位にお食事が出てきました。

画像28

全体的に意識が高い感じのお店でした。(カードは使えなかったけど。)

食事の後、もし間に合えば、折坂さんをちょっと聴きたいなと思っていたんだけれども、完全に間に合わない時間になってしまい、まあ仕方ないかと、だらだら公園に戻ります。

画像29

転換中だったので、チンチン電車を眺めたり物販エリアのほうへ向かったりしました。

画像30

前は無かった気がするんだけれども、お味噌汁の試飲ブース(リユース食器代100円のみ渡して味噌汁を入れて頂いて、リユース食器は指定の回収所に返すと100円が返却されるシステム)とか

画像31

マイボトルに自由にお茶を入れられるスペースができていたりしました。

画像32

鹿児島県産茎ほうじ茶だそうです。ありがとうございました!

音博も色々進化しているんだねえ、などと思いながら芝生のほうへ戻り、

画像33

ちゃっかりデパートでゲットしてきた出町ふたばさんの豆餅を食べつつ、never young beachの歌を聞いて、気持ちいいなー芝生に合うなーなんて思いながらまったり。

・・・してたのはいいんだけれども、最後のほうで雨がぽつりぽつり・・・

これは・・・(またか!!!)と思いながら、とりあえず避難。

15時を過ぎたので、一度荷物を預けていた宿へ向かい、チェックインをしつつ態勢を立て直すことに。

宿の部屋に入った頃にはものすごい土砂降りになってきていて、ナンバガさすがだなあ、くるりもだけど、なんて苦笑い。

ちなみに、私は音博に参加したうちの半分くらいは大雨に降られています。まずは初回で、タラフが演奏している中、降り出した雨に、Coccoが出てきて踊りまくっていたのが良い思い出(会場内で傘がさせなかったのでずぶ濡れになって色々ひどいことにはなったけど)。2回目は2016年NOW AND THEN途中の開催で、組み込まれるのだとしたら順番的にNikkiの辺りになるだろうから絶対行きたいと意気込むも、ミスチル効果(?)でチケットがなかなか手に入らず、それでも前日に譲ってくださる方が現れて急遽、本当に日帰りで、音博のためだけに駆けつけたのに、肝心のくるり前で打ち切り中止&それまで傘もさせなかったのでずぶ濡れという最悪の結末に。

そして今回は、幸か不幸か、最後までチケットが手に入らなかったので、場内で傘もささずに我慢してずぶ濡れになることもなく、宿に避難したり傘をさしたりしながら、まったり適当に流れてくる音を楽しませてもらいました。

画像34

豪雨後の分厚い雲。土砂降りの時は、公園前の道路が冠水していて渡るのも大変だった。

そんなわけで、NUMBER GIRLやBEGINの間は環境や体調を見ながら過ごし(ナンバガは、再結成を発表した2分後に岸田氏が向井さんに電話してきて音博でない?って誘ったって話が面白かったです。)、いよいよトリのくるりへ。

画像35

雨もだいぶ上がりました。

編成や会場から予測はしていたけれども、今回のくるりはまったりモードで全体的に(「ワルツを踊れ」発売頃の)ふれあいツアーのような雰囲気でした。「Good Morning」から始まって、ちょうど(新宿から夜行で来て、しばらくしたら)新宿へ夜行で帰る自分の風景とも重なってしみじみしたし、「ばらの花」も、またしても「雨降り」で会えなくなってしまうのかなとも思いつつも何とか持ちこたえた音博という意味でも状況に合っていたと思う。

個人的にはもっとバリバリにギターが効いた曲の連なりが好みだけれども、そういうのはワンマンで小さいハコで聴ければいいし、かといって、今後のくるりでそういう趣向のツアーはあるんだろうか・・・なんて考えたり、会場の外にいたからなのか、いつもよりも頭の中が動いている感じで、ある意味面白かったです。曲目としては、ブルーラバーブルーがかなりお久しぶりだったかな?

画像36

そしてあっという間に時間は流れ、閉演。新駅ができたおかげか、京都駅方面への道の混雑は、例年よりも少なかったように思えます。(会場を早く抜けたからかもしれないけど。)

相変わらず、何も計画して来なかったので、これからどうしようと考えながら、とりあえず四条方面へ(この時間帯に何とかなるのは基本的に街中くらいなので)。

画像37

鴨川を眺めたり

画像38

高瀬川沿いを歩いたり

画像39

京都の学生内では有名らしいカフェの支店でケーキを買ったりして一度宿に戻り、その後もまだ時間があるので、再び梅小路公園へ出かけました。

既にがんがん撤収が始まっていて、22時前には既に↓の状態。

画像40

フードエリアのほうも大方片付いていました。

画像41

京都の街の人の生活を阻害しないよう最大限心がけているイベントなんだなあと感じました。

画像43

公園内に立っていた看板。

音博があるって知らずに公園へ来て、「何かやってるね」、「くるりって人達がやってるフェスらしいよ」なんて話しながら足を止めて聞いて行った人もいたし、音博関係なく水族館に遊びに来てはしゃいでいる親子連れもたくさんいたし、色んな人が集まる公園で、その色んな人の、色んなあり方を否定せず受け入れ、共存していこうとしているのが音博なのかなって、今回初めて会場の外で過ごして改めて感じた。

画像42

音博用に緑色になっている京都タワー。

長い長い一日が終わりました。おやすみなさい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?