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-Vol.12- 勇気を出して!行動したら…

おうち時間が増えて、noteやYouTubeや本など、「誰か」のアウトプットに触れる機会が増えました。
私は泣いたり、笑ったり、感動したり、心が揺さぶられる「おうち時間」をたくさん過ごし、思ったのです。
この時間は、私ではない「誰かのやってみよう!」と、「誰かの行動」がくれたものなんだなぁと。

わたしは、noteのどこかの記事でもあげましたが、本当に心配症で、怖がりで、「こんなことになったらどうしたらいいんだろう!」と、訪れるかもわからない未来を予想して、身動きが取れなくなってしまう人間です。
現実を憂いすぎて、飛び出す勇気を持てない…。

でも、私のこのおうち時間での涙や笑顔や心の躍動は、誰かの勇気のおかげであるんだなぁと思ったときに、私も頑張れたらなぁと素直に思える自分がいました。
踏ん張って、ちょっと勇気を出してみよう、勇気を出してみたいなと思う自分がいました。

物語を書くことにしました。
小さい頃から書くことが好きで、小説家を夢見たこともありました。でも上手に書けなくて、400字詰めの原稿用紙3枚くらいを書いては投げ出してきた私が、いつか書き上げたいなと思っていた物語。
”いつか絵本にできたらいいなぁ”という壮大な願いも込めて
「My wish絵本 たまごを買いに」
という題名にしました。

この物語は5歳の泣き虫な女の子「みみちゃん」が、お母さんに頼まれて、はじめてのおつかいに行くお話です。
ひとりで坂の上のお店までたまごを買いに行きます。
途中で大切なお金をなくしてしまったり、お母さんに怒られたり、たまごの種類の多さに圧倒されたり…、様々なアクシデントを乗り越えて強くなっていく、みみちゃんの成長物語です。

書き始めて、物語が進むにつれて、自分で自分にドキドキソワソワ。みみちゃんの物語がクライマックスに近づくとそれはピークに!
「もう少しで、私…、はじめて書き上げることができるのかもしれない!」と自分に期待して、
「これでこのお話はおしまいです。めでたし~ めでたし~」と書いたあと、できた喜びにたっぷりおぼれました♪
全7話の物語です。
1話だけでも読んでいただけたら嬉しいです‼

みみちゃんの物語は、実は、ほぼほぼ「本当にあったお話」です。
私の小さい頃のお話、泣き虫ななちゃんのお話。
ほぼ実話なので、物語の展開として、読み手の方の予期しないことが待っているかもしれません。
この物語を書くにあたって、母ともたくさん話をしました。今では笑い話の恨み節も展開したり。とーっても楽しい時間になりました。

おうち時間が増え、家族との時間が増えることは、喜びもあるけれど、大変さもあると思います。
この物語を書き上げて思うことは、
「そのとき、そのときのお母さんの一生懸命で育ててくれたことに感謝しているよ」ということと、
おうち時間が増えたことで、特別に新しい家族の思い出を作ろうとしなくても、今までの家族の思い出を振り返るだけで、いつも以上に楽しいおうち時間になるよ、ということ。
きっと、このおうち時間は、「おばあちゃん」と呼ばれる、今の母の歳に私が近づいた頃、懐かしく、そして愛しく思い出す「大切な家族との思い出」になるだろうと思います。

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