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ジャニオタ、K-POPにハマる

『2019年9月21日』

何でもなかったこの日が、後の自分にとって特別な日になることを1年前の私はまだ知らない。

ここに記すのは、10年間ジャニーズ沼にズブズブだった生粋のジャニオタが、ある日突然K-POPにハマるまでの記録です。私が、私のために綴る備忘録。

当時の私が何を思い、何を感じていたのか。未だ鮮明なその「記憶」を残すための手段として、このnoteを作成します。



さて、前置きが長くなりましたが!ここからは当時の記憶を掘り起こしつつ、私が彼らにハマるまでの3回のチャンスについてお話ししていこうと思います。(盛大な自分語りが始まりますので、苦手な方はここでブラウザバックしてくださいネ)



はじめに

これから書き連ねる「3回のチャンス」をざっくり説明するとこんな感じ。

・2015年 セブチの存在を知る
・2018年 親友がセブチにハマる
・2019年 推し曲に出会う

私がセブチにハマった時、彼らの存在を教えてくれた友人には「今更?!」と笑われてしまいましたが、もしかしたら教えてもらったあの時から私が彼らにハマるのは必然だったのかもしれません…(遠い目)

ここから先はこの3つの出来事を時系列に沿ってお話ししていきます!


SEVENTEENとの出会い

思えば私と彼らの出会いは5年前、当時から仲が良かったK-POP好きな友人のスマホの待ち受け画面が変わっていたことがきっかけでした。

「あれ?待ち受け変わった?」

「そうなの〜ウジくん!セブンティーンっていうこの前デビューしたばっかのグループの子なんだけど……」

……これです。これが、私が初めてSEVENTEENという存在を知った出来事。彼らにハマる1回目のチャンスです。(だいたいアッキンダ〜マンセぐらいの時期)

彼女の待ち受けには頭にカチューシャをつけたピンク髪の男の子。なんじゃこりゃ可愛い…超アイドルじゃん…韓国しゅごい…と思ってはいたものの、その時はまだハマることはありませんでした。

こうして1回目のチャンスを逃した私。今となっては「なぜその時にハマらなかったんだ?!そこでハマっておけよ!おバカ!私の阿呆!」と言いたくなってしまいますが、なんてったって当時の私は、

「ジャニーズ大好き!嵐が優勝!Japonism!日本よいとこ摩訶不思議!ヨイショ!」(ジャニオタにしか伝わらん)

国民的アイドル・嵐に完全にお熱だったわけです。無論、異国のアイドルに目移りする暇もなく……

その後も友人には度々ピンクモリウジくんの画像を見せてもらってはいましたが、一向にハマることはなく学生生活の終わりと共に一旦私とSEVENTEENとの繋がりは薄れてしまいます。


SEVENTEENとの再会
オタ活における転機

それから時は経ち3年後。なんの巡り合わせか、小学校時代から10年来の親友がセブチにハマることとなります。これが2回目のチャンス。

彼女は新曲が出る度に、私にそのパフォーマンス映像を見せてくれていました。1番初めに見せてくれたのが、MAMAで初めて「Getting Closer」を披露したステージ。

これがまた本当に素晴らしくて、今見ればイントロの時点で鳥肌が立ってしまいますが、当時何の前情報もなく「推しの新曲がヤバいから見てほしい」とこれを見せられた私にはあまりに情報量が多く、ただただ「ダンスキレッキレじゃん…人多いな…振りの揃い方エグい…」という感想を抱くことしかできませんでした(小並感)

当時の私はジャニーズ熱が少しだけ落ち着き、自分の中のオタクのキャパシティにも余裕ができていたのですが、この時私はその空いたキャパシティで「女性アイドル」という新たな沼を開拓し、どハマり中。(全力でタイガー!ファイヤー!叫んだり、1人で遠征したり…)

当然セブチにはまだまだハマることはなく、2回目のチャンスも逃すこととなります。

しかし私にはこの時点で1つ気付いていたことが。

「SEVENTEEN、ハマったら絶対に沼だろうな」

長年オタクをしてきた経験が、これはハマったらとんでもないことになるぞ…と警鐘を鳴らしていたのです。オタクの勘って怖い笑

こんなことを思っていた時点でもうハマる素質はあったのでしょうが、既に推しグルが3組いたことやその他プライベートの諸々が重なったことで、もしかしたら「今ハマってはいけない!」と、ある意味無意識に自制していたのかもしれません笑笑

その後もMVなどの新情報が出る度に布教され続けるもハマらず、ジャニーズと女の子を推し続ける日々。

そんな折、10年間応援し続けてきた嵐が20周年を目前に活動休止を発表。

休止まで2年あるとはいえ、それまでのオタク人生の全てと言っても過言ではない彼らの突然の知らせを受け入れられるはずもなく、ただただ途方に暮れた私は彼らを見るのも辛くなり、しまいには応援するエネルギーすらも失いかける始末。

少しでも元気が欲しい…と、癒しを求めに行った女の子達の現場では民度の低い一部のオタクに度々不快な行為をされ、更に元気がなくなってしまった私は結局そのまま女の子達のオタクを辞めることに。

いっぺんにオタ活への意欲を失うも、人生の半分以上推し続けてきた嵐のファンを辞めることはできず、「決まってしまったことは仕方ない!前を向かねば!」と決意したのが2019年8月のこと。

そして、ドルオタを卒業したことで私の中のオタクのキャパシティに空きができることに…


運命の出会い

1ヶ月後、私はとある曲に出会うこととなります。それが、当時リリース直後だったSEVENTEEN3rdフルアルバムの収録曲である「Snap Shoot」。

例によって親友から布教を受け、配信されたばかりのパフォーマンス映像を見せてもらったことがきっかけでした。そしてこれが3回目のチャンスとなります。

画面の中で歌い踊る13人が本当に楽しそうで、クルクル変わるメンバー達の表情も、カラフル且つ統一感のある衣装も、緩急のついた振り付けも、テンポの良い曲調も、何もかもが私の好みど真ん中。好きにならない要素がない!!(この記事を書くにあたって動画を見直していたらあまりに尊くて泣けてきた。好きすぎるㅠㅠ)

こうしてようやくセブチの魅力に気付いた私は、家に帰ってもその映像が頭から離れず、この日を境に毎日YouTubeで検索しては聴いて…を繰り返していました。

そしてこの曲を教えてもらったのが、まさに冒頭でお話しした『2019年9月21日』

その後の私を変えるには十分すぎる出来事でしたが、これだけではその後忘れることのない特別な日になることはなかったでしょう。

曲にハマってから1週間後の9月28日、イケメン見たさに(直球)親友の推しであるジョンハンさんを拝むべくTwitterを徘徊していた私は、そこで『運命の出会い』を果たします。

白い肌、綺麗にウェーブしたシルバーの髪、ストライプグレーのベストスタイルのスーツ、細くて長い指、程よく筋肉のついた肩、切れ長の目、グラスコードのついたアンダーリムの伊達眼鏡…………


『      ド      性      癖      』


「まって何これ…?こんなのもう敏腕執事じゃん…(?)漫画から飛び出してきたんか?ほんとに3次元?いやかっこよすぎる…エッこんなかっこいいのに笑顔超キュート…無理…このイケメンは誰……」

心臓をぶち抜かれるような衝撃。胸が高鳴る感覚。完全に一目惚れ。私がウォヌくんの存在を認知した瞬間でした。

そして後日、この一目惚れした神ビジュの日が『2019年9月21日』であることが判明するのです…!!(ビジュアルが気になる方は「190921 원우」でTwitter検索してみてね♡)

「Snap Shoot」を知ってハマったのが『2019年9月21日』、一目惚れして沼落ちした神ビジュの日も『2019年9月21日』……これはもう運命というほかないでしょう!!!!!(落ち着こうな)

こうして私の中で『2019年9月21日』は忘れられない特別な日となったのです。めでたしめでたし

さて、話は戻り9月28日。内心「まずい…これはまずいぞ…」と焦りつつも光の速さで「SEVENTEEN メンバー」と検索し、彼の名前が"ウォヌ"であること、英字表記は"WONWOO"であることを特定した私。

そこから沼落ちするのにそう長くは掛からず、「これが恋か……………」と思いつつも取り憑かれたかのように毎晩Twitterで画像を保存しまくり、その結果1週間経たずにフォルダはウォヌくんの画像でいっぱいに、YouTubeの検索履歴はSEVENTEENの文字で埋め尽くされました。オタクの行動力、怖すぎる(滝涙)

そんなこんなでセブチに沼落ちした私は、FC入会、オタ垢開設、ツアーのライブビューイング参戦…等々を経てさらにドツボにハマり現在に至るというわけです。

以上!私がSEVENTEENにハマるまでの3回のチャンスのご紹介でした〜!


いやぁ長かった……。書き出してみて改めてハマるまでの長すぎる道のりを実感しました笑 ここまでで約3000字強…() 書きながら「いつになったらセブチにハマるんじゃ!!」とセルフツッコミをしてしまうくらい長かったです笑


おわりに

ここまで読んでくれた方がいらっしゃるのかどうかは分かりませんが、個人的にはセブチのファンになってしばらく経った頃からずっと、何かしらの形で記憶を残したいと思っていたので、こうして文字に起こせたことにとても満足しています!

これから5年10年と経っていく中で、ふとした瞬間にこの記事を読むことで、風化することのない初々しい気持ちを思い出すことができるのかと思うと、本当に嬉しい。

SEVENTEENを知ることができたこと、SEVENTEENを好きになれたこと、全てが大切で愛おしく感じます。時間はかかったけど、彼らの魅力に気付くことができて本当に良かったと心から思います。

この先何があるか分からないし、また誰かが活動休止になるかもしれないし、セブチにとってもファンにとっても苦しいことが沢山起こるかもしれません。K-POPアイドルにハマるのが初めてな私にとっては、徴兵制度だって不安で仕方ありません…

それでも、彼らがエンターテインメントを提供し続けてくれる限り、彼らの努力と笑顔を無駄にしないように、歩む道全てが花道になるように、どんなことがあっても彼らを応援し続けたいと思います!

SEVENTEENがこれからものびのびと、彼ららしく活動していけることを願って、この記事の終わりとさせていただきます💎

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました🙇🏻‍♀️💓

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