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思ったこといろいろ

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「大吉原展」見てきました

「大吉原展」見てきました

東京藝術大学大学美術館で開催されている、大吉原展を見てきました。平日の割に人が多く、関心の高さが伺えました。

公式HPの最初、展示のあいさつ文での、断り書き。これ、必要?正直思いました。

吉原が売買春の場であり、人権侵害や女性蔑視の場所であることは周知の事実。でも具体的にどのような場所で何をしていたかを、知らない人は多いと思います。文化的な面も含めて。
今回の展示は、良い悪いの判断を入れずに、

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『光る君へ』現代は生まれた場所が全てじゃない

『光る君へ』現代は生まれた場所が全てじゃない

『光る君へ』からの所見再び。

2024年3月31日、4月7日の回で、まひろ(紫式部)は、文字が読めない庶民がそのために冷遇される現実を知ります。そして一人でも文字が読める人を増やそうと、子どもに読み書きを教えます。でも、子どもの親はまひろに対して「余計なことするな!」と立腹。そして子どもには、「お前は一生、畑耕していたらいい!」と。

前回の投稿と引用箇所が同じですが、別の視点から思うことを。

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『光る君へ』と「絵本を届ける運動」

『光る君へ』と「絵本を届ける運動」

大河ドラマ『光る君へ』を見ています。平安時代大好きな私には、ようやく扱ってくれた時代なので、毎週楽しみです。

2024年3月31日、4月7日の回で、まひろ(紫式部)は、文字が読めない庶民がそのために冷遇される現実を知ります。そして一人でも文字が読める人を増やそうと、子どもに読み書きを教えます。でも、子どもの親はまひろに対して「余計なことするな!」と立腹。そして子どもには、「お前は一生、畑耕してい

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ヨガ講師が、自分で自分の首を絞めるSNS投稿

ヨガ講師が、自分で自分の首を絞めるSNS投稿

今回はヨガのお話。しかも、辛口なタイトル。

美容院やマッサージなどに行くと、世間話的に「お仕事何されていますか?」と聞かれます。
ヨガ講師、ライターとその時々で答えます(適当)。

返されるのが、「ヨガやりたいんですけど、身体が硬くって…」
私の返答は、「身体硬くてもできますよ。身体にいいから、ぜひやってください」
そのとき心の中で、「誤解されているな」と思います。

他のヨガ講師の方のSNSを

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原作は変えてほしくないのです。

原作は変えてほしくないのです。

好きな漫画や小説が、映像化されるとき。私が望むのは、ただひとつ。
「原作通りにしてほしい」ことなのです。

特に漫画は、そのままの姿で、白黒のキャラクターに色を付けて(カラーになって)、声を出して、動いてくれたらそれでいいのです。

制作側が「オリジナリティーを出したい」といいますけど、見る側は望んでいないんですよね。

子どものときから、アラフィフの今までずっとそう思っています。
それが、原作者

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災害時のトイレの備え

災害時のトイレの備え

1995年の阪神淡路大震災では、トイレ事情が劣悪でした。それを教訓として、災害用トイレが開発されました。

わが家では、災害用トイレセットを購入。これに便器になる専用の※ペール缶も合わせて注文。ペール缶には便座がセットされていますが、取り外しができるので、普段は付属のクッション付フタを被せてイスとして使用できます。

キッチンに置いて、調理の合間に座ったり、踏み台にしたりしています。

中にはトイ

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毎年1月は防災リュックの点検

毎年1月は防災リュックの点検

毎年1月は防災リュック点検をしています。お正月過ぎて、阪神淡路大震災の起こった17日前後をめどにしています。でも、2024年はお正月中にしました。いつもは、私一人でしていますが、今回は夫も一緒に。

リュックは、使わなくなったものを使用。そこに、わが家で必要なものを詰めています。
ということで、中身を一部紹介。

食べ物はあまり入れていません。避難所では、提供される可能性が高いから。賞味期限があっ

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祖母より年下?100歳の裏千家前家元

日本経済新聞に、茶道裏千家前家元の千玄室さん(100)の
取材記事がありました。言わずと知れた15代家元千宗室さんです。

100歳ですか……。でも、私の祖母(102)より年下やん。
と、しょうもないマウントを取る孫。

それはさておき、心に響く内容でした。
このお年なので、当然出征経験があり、海軍航空隊に所属されていました。
だから、今でも、4時に起きて海軍仕込みの体操を約10分して、冷水摩擦を

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極真空手 4級に昇給

極真空手 4級に昇給

2年くらい受けていなかった、極真空手の昇給試験。ケガもなく無事に、4級に昇給しました。

筆記試験(道場訓や型の名前が問われる)があると聞いて、必死に覚えたのですが…。
インフルエンザなどで欠席が多い→感染症対策→時間短縮→筆記試験中止
となりました。ちょっと残念。
(試験は、体力審査、基本稽古、移動稽古、型、組手をします)

上級クラスに入るし、受ける気がしばらくしなかったのですが、前回の試験前

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しろくまちゃんのほっとけーきミックス、購入

しろくまちゃんのほっとけーきミックス、購入

ロングセラーの絵本『しろくまちゃんのほっとけーき』が、ホットケーキミックスとコラボ。ということで、買ってきました。絵本と一緒に撮影。

初版1972年だって。生まれてないよ。『ベルサイユのばら』と同じ時期。

子どものころから大好きな絵本。長女の3歳のお誕生日に、全巻買いました。読まなくなったら、私が読めばいいやと。

数年後、予想外にキッズヨガ講師になり、今は読み聞かせに使っています。

で、先

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気が付けば、祖母102歳

気が付けば、祖母102歳

祖母は10月生まれで、2021年に100歳になりました。ということで、先日102歳になりました(何の連絡もないので)。おめでとう!

1921(大正10)年生まれです。
関東大震災の2年前に生まれ、『鬼滅の刃』の時代を生き、そして親戚のラスボスに君臨しています。…枕詞が増えました。

私たちの祖父母世代だと、戦争の話が出てくるものです。それは当然聞いたことはあるのですが、祖母の最初の記憶は、「不景

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肘ツルツルは、ケガの功名?

肘ツルツルは、ケガの功名?

月に1回フットサロンに行っています。角質ケアやマッサージをしてもらいます。そこで、期間限定でハンドケアをしてくれるので、やってもらいました。

※本文と関係ないけれど、哀愁漂うネコの後ろ姿、最高!

腕や指先は足以上にセルフケアできないから、助かります。そこで、スタッフさんに「肘がツルツルですね」と言われました。
一応ケアはしていますが、お風呂上りに化粧水を顔に塗る際、かかとや肘にも塗っているだけ

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豊臣秀吉と「知足」

豊臣秀吉と「知足」

最初にお断り。
私、豊臣秀吉推しではないので。推しの方、読まないでください。

足軽の子とも農民の子とも、言われる豊臣秀吉。それくらい、出自が不明です。
何も持たたない、それゆえ失うものが何もない青年は、持ち前のバイタリティーとコミュニケーション能力の高さで、天下統一を実現。
その、成り上がり根性は嫌いではないです。

でもね。
だんだん、おかしな方向に行くんですよね。
特に、朝鮮出兵あたりから。

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「人の悪口を言って喜んでいるのは、自分が品がないと広めているもの」~どうする家康

「人の悪口を言って喜んでいるのは、自分が品がないと広めているもの」~どうする家康

「どうする家康」を毎週見ています。2023年8月20日、32回「小牧・長久手の激闘」で印象に残ったことを。

この戦いで豊臣軍と徳川軍がにらみ合っているのですが、徳川家康の家臣榊原康政が、豊臣秀吉の悪口を書いてばらまこうとします。

要は誹謗中傷。テレビもインターネットもない時代でも、こういうことする人はいます。
口コミと、高札(立て札)に悪口を書いて広めるそうな。

もちろん、秀吉の知るところと

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