勉強がなぜ進まないを考える
最近勉強に身が入らない。
もとから勉強するほうではなかったが、
意識を変えてそこから脱却しようとしていたのに。
前までできていたことができなくなったのには
きっと理由があるはずだ。
なので、なぜ勉強ができなくなったのかを考え始めた。
まず考えられるのが「逃げ癖」が再発したことだ。
そもそもなぜ逃げ癖があるのか。
その回答になりうるものとして
マクレガーのⅹ理論・Y理論
アドラー心理学の目的論
この二つを用いて説明できそうだ。
マグレガーのX理論・Y理論とは何か。
これは人間をどの欲求を強く持つかで
2種類に分けた理論だ。
X理論は、生理的欲求や安全・安心欲求という
マズローでいうところの低次的欲求を強く持つ者だ。
Y理論は、尊厳欲求や自己実現欲求といった
高次的欲求を強く持つ者だ。
さらにいうと、X理論の人間は基本的に仕事嫌いで、可能な限り仕事を避け被命令を好み、強制力がなければ積極的に努力しない。
Y理論はその逆といってもいいだろう。
端的に言えば、できる人或いは意識が高い人だ。
ここで重要なのがX理論の人間が多く、
私もその一員であるということだ。
先に述べた意識の変化とは、
XからYに変わりたいという願望からなるものだ。
しかしここにきて、Xに逆戻りしているのだ。
ここで目的論について述べたい。
目的論は、行動や感情は目的から作り出されるというものだ。
今回のケースは「勉強が面倒で避けたいため別の事をする」ということになる。
ここでさらに厄介なのが、自己正当化を無意識のうちにしようとしている点だ。
こんな経験はないだろうか。
洗い物や洗濯、勉強など何でもいいが
やるなければならないものが目の前にあるのに
「○○をやってからやる」などという言い訳をしてしまう経験。
今しなくても良いのに掃除をしたり、
スマホを見始めたり、テレビを見たり。
これらはすべて逃避行動である。
やりたくないことから逃げるための行動だ。
ここまでをまとめると、
ⅹ理論の人間で目的論と逃避行動により
勉強ができていないということが分かった。
これを解決するにはどうすればいいか。
もしⅹからYになるのが難しいのであれば、
自らに強制力を与えることが有効になるだろう。
例えば期限を決める、罰ゲームを課すなど。
或いはすぐに行動に移すのもありだろう。
すぐ行動に移すことによって、
逃避行動をとる暇を自らに与えないのだ。
環境を変えてみてもいいかもしれない。
環境の変化は良い刺激になるだろう。
また、明確なゴールを決めなければ継続するのは厳しいだろう。
ゴールのないマラソン程つらいものはないからだ。
しかし、勉強が順調でなかったおかげで
こうしてnoteを書くことができ、
知識もアウトプットできた。
無駄に思える状況も見方によっては
無駄にならないかもしれない。
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