「IR(アイ・アール)」ってなんだろう?
IR (Investor Relations) 👉投資家向け広報活動
会社では、広報部、広報IR部が経営企画部、財務経理部などと連携して実施しているところが多いです。
一方、IR部を独立して設けている会社や株主総会を担当する総務部の中にIRチームを置いている会社などもあり、さまざま。
IR担当になると、「日本IR協議会」が開催する「IR基礎講座(2日間)」に参加して、基本知識を学ぶことも。
上場企業は、株主や投資家に対し、「投資判断に必要な企業情報」を、適時、公平、継続して提供することが求められます。
企業はIR活動によって、「市場で適切な評価」を受けることにより、「資金調達」や「株価の成長・安定」等につなげることができます。
IRは、「有価証券報告書」などの制度的開示(ディスクロージャー)にとどまらず、記者や証券アナリストのみなさんを対象とした説明会や個別面談など、企業として「自主的に行なう情報提供活動」もあります。
取材結果を、記者のみなさんは「記事」、証券アナリストのみなさんは「アナリストレポート」としてまとめます。
アナリストレポートは、各証券会社や日本証券取引所グループ(東京証券取引所、大阪取引所他)等が開示してます。
無償のもの、有償のもの、レベルもさまざまですが企業研究の一環として利用できます。
また、日本IR協議会は、毎年「IR優良企業賞」を発表していますので、過去の受賞歴を見ると、IRに積極的な会社がわかります。
IRがしっかりしている会社は、社会から信用されます。信用は、会社の成長の追い風になります。
会社のホームページでは、ぜひ「IRのページ」にも目を通すのがお勧めです。
(メモ)
👉日本IR協議会/IR優良企業賞
https://www.jira.or.jp/activity/bluechip.html
👉IR支援会社
https://www.jira.or.jp/irservice/list
*「アイ・アール ジャパン」、「QUICK 」など60社近くあります。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!!
(続く)
写真:「マンダリンオリエンタル東京」のロビー(日本橋/🗼三井タワー)
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