【6】アポロチョコの心のうちを知りたくて、マトリョーシカを作った
アポロチョコいいですよね
アポロチョコ。
パッケージはレトロかわいく、カラーリングはとびきりポップで、つまみあげた時にこみ上げてくる愛おしさ、口に入れると頭がしびれるあの甘さときたら…
いきなりなぞなぞを出してくるところなんか、無邪気で誰にでも明るく接する天真爛漫な子どものようで、ドキドキしてしまうほどだ。
そしてなにより、一番のチャーミングポイントはいちごチョコの三角ぼうし。
この三角ぼうしにかくされた内面を知りたいがために、小さいころなどよく歯を使ってチョコといちごチョコを剥がしてやろうと必死になったものだ。小学生男子が好きな子にいじわるしちゃうような不器用さ。
しかし大人になった今なら、あのぼうしを優しくぬがせてやることができるんじゃないか。
アポロチョコの心のうちを知りたい…どうすればいいんだ…!
◆
アポロチョコがぼうしをぬぐ時
苦心の末、僕の出した答えがこれだ…!
カパッ
カパパッ
カポッ
スッ
答えとはすなわち、アポロチョコのマトリョーシカだ。
アポロチョコのマトリョーシカを作ったのだ…!
並ぶとかわいいね~~
アヒルの行列みたい。
バーバパパみ感じる。
こうすると火山みたいだ。
アポロチョコの内面とかそんなのはわかりませんが、かわいいものを生み出すことができたので僕は満足です。
アポロチョコマトリョーシカが生まれるまで
もう見せたいものは見せたんですが、ここからはこのマトリョーシカの作り方をちょっと紹介させてください。
まずはノギスで寸法を測ります。
測った寸法をもとに、CADソフトで3Dモデルを作ります。
作ってるときは正直「これアポロチョコになるのか…?」と不安でいっぱいだった。
色をつけたらちょっと安心した。
うちの3Dプリンターで出力して
表面のデコボコにやすりをかけて塗装したら完成…と思ったんですが…
出力してから設計をミスってたことが発覚しました。いちごチョコのパーツとチョコのパーツがはまらず浮いてしまう。
この写真の下の方のパーツ、プリンターの出力に5時間くらいかかったんだぞ!
でも最近買ったペンサンダー(電動ヤスリ)を使ってフチをめちゃ削ったらよくなりました。工作にはこういう力技も必要。必要なの。
そのほか塗装の時にもちょっとこだわりをもたせました。
こちらは上を赤く塗装。これは「ぎゅっと濃いアポロ」です。おいしいんだこれが。
これはチョコといちごチョコが逆になってる「逆アポロ」。超レアらしい。
SEIKIN TVでも探してたらしい。絵面すごいね
◆
以上苦難の末に生み出されたアポロチョコマトリョーシカ。
うちのシマネコちゃんも気に入ったようなのでよかったです。
さいごに
このアポロチョコマトリョーシカ、ツイッターでも紹介してました!
アポロチョコのポップなかわいさを表現できてよかったと思ってます。
それでは最後、みなさん揃ってご唱和ください。
ありがとうございました。
(おわり)
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