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ジャパンラグビートップリーグ2021 第4節:府中ダービー

2021年3月20日(土)。13日の試合が悪天候のため開始12分で中止になった。そのため、本来は休みの週になっていたこの週末を利用して代替え試合が秩父宮ラグビー場で行われた。本来のチケットは無効となり18日に一般発売のみという異例の試合。今シーズンは秩父宮の場合4000人程度の入場者数なので考慮は必要ではないのか?13日分は先行、一般も惨敗だったが、今回は奇跡的にチケットが取れたので秩父宮へ。20日は翌週分の一般発売があるのでサイトを見ていたら当日券も販売されていた。

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雲は出ているが春らしい暖かな日。桜も咲き始めた秩父宮。多くの人が物販にならんでいた。

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先週、ツイッターで東芝ブースでタオルを配布しているとの投稿を見たので覗いてみると今週も配布していたので頂きました。東芝さん、ありがとうございます♪

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雨の予報はなかったので久しぶりに一眼レフ持参で参戦。スマホはマスクをしていると顔認証ができないので起動が遅くり、倍率を上げるとどうしても画像が荒くなってしまうので、重たくても一眼レフの方を持参。200枚以上撮影していた。

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<前半>

東芝の反則が目立つ試合。着実に点数を重ねたいサントリーは3本続けてペナルティーキックを選択。10番ボーデンバレット選手が決め9点リード。14分・サントリー9番・流選手から出されたボールを13番→12番と流れるようにパスを回し、最後は14番・中野選手がキックパスを受けてトライ。23分・サントリーが再び9番・流選手からのダイレクトパスを受けて13番・サム・ケレビ選手がトライ。28分・東芝・14番・ジョネ・ナイカブラ選手が故意の反則(インテンショナルノックオン:故意にボールをはたき落とす反則)でイエローカードが出る。29分・ラインアウトからモールへ。8番・テビタ・タタフがトライ。37分・再びサントリー・8番テビタ・タタフがトライ。前半、東芝の反則が目立った。4本ものペナルティキックを得られたサントリーが38点と大きくリードして折り返し。

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<後半>

東芝はハーフタイムで少しでも修正をかけてこれるか。しかし、開始2分・サントリーは5番→12番→と流れるようなパスを回し、最後は優雅に13番・サム・ケレビ選手がトライ。10分過ぎ、サントリーは5人を一気に入れ替え。13分・サントリーはスクラムからあっという間にボールを運んで8番・テビタ・タタフ選手がトライ。16分・ジャッカルからのクイックスタートに成功し、11番・テビタ・リー選手がトライ。難しい角度からではあったがコンバージョンキックを決める10番・ボーデンバレット選手。既に0-59となっていた。

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26分、大きな拍手に送られてボーデンバレット選手が入れ替えでグランドを去る。27分、ようやく東芝はラインアウトから押し込んで7番・マット・トッド選手がトライ。コンバージョンは決まらず5点のみ。この日はこの1トライのみとなってしまった。30分、ラインアウトからサントリーはパスをつなぎ、最後はこの日50キャップ目の12番・中村選手がトライ。

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34分、東芝18番・深村選手が負傷交代により右プロッププレーヤーが居ないため15名でのアンコンテストスクラム(スクラムは組むがお互い押し合わず、ボールは必ず投入側の獲得となる。)となる。

36分、サントリーのグラウンディング有無でTMOとなる。何度も映像が映し出されるが、グラウンディングが確認できずノートライとなり、サントリーのスクラムにて再開。37分、サントリー・15番・尾崎選手がトライ。最後は、東芝の反則から22番・田村選手が蹴りだしノーサイド。

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府中ダービーはサントリーの圧勝で終わった。10番・ボーデンバレット選手のキックは圧巻。様々なボールを蹴りだし的確な位置へと運び出す。俊足を生かしたボールさばき。ニュージーランド代表であり、2度のワールドラグビー年間最優秀選手賞を受賞しているプレーは今後のサントリーのレベルアップだけではなく、日本のプレーヤーにとってもレベルアップとなっていくだろう。

東芝は第2節のクボタ戦もこの秩父宮で観戦したが、ミスが目立っていた。修正がしていきたいと話していたが、今回も大差のついてしまったことを次の試合までに修正できるのか。

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マン・オブ・ザ・マッチはサントリー・8番のテビタ・タタフ選手。そして、府中ダービーを制し、府中市長杯を受け取ったのは、この日が50キャップ目、キャプテン12番の中村選手。サントリーは開幕4連勝。一方、東芝は1勝3敗。次節、サントリーは同じ開幕4連勝中のトヨタ戦、東芝はNTT戦となる。



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