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"聞き上手"になりたい人へ伝えたい3つのコト

こんにちは!西野です。

突然ですが『聞き上手な人』と聞くと、あなたはどんな事を想像しますか??

『相槌や返しが上手で、話が盛りあげてくれる』
『話を遮らないで聞いてくれる』
『異性にモテる人は聞き上手なイメージ』
『誰とでも仲良く出来る』
『聞き上手同士だと話が盛り上がらなさそう』

などなど、色んな事が思い浮かぶと思います。

聞き上手は、話し上手と対比する言葉なので、消極的なイメージを抱く人もいるかと思いますが、【聞き下手よりは聞き上手の方がいい!】と考える人のほうが多いと思います。

私は、就職してから現在まで営業職に携わっているのですが、特に新人の頃「話す、聞くの割合は3:7とか2:8くらいじゃないと、売れないよ」と、よく上司に言われました。

営業が上手くなりたい人向けのビジネス書などでも、トップセールスの特徴として、聞き上手である事と書かれている事が多いです。

また、営業などのビジネスの世界だけではなく、特に海外でプレーし活躍している日本人サッカー選手の特徴として、傾聴力と主張力の両方が優れている事が挙げられるそうです。
(本田圭佑さんと村井チェアマンの対談より)

つまり、何かで成功したり、今やっている仕事で成果を出すためには、聞く力と話す力は非常に重要な能力となります。

両方の力を同時に高められたらいいのですが、まずは今回、聞く力にフォーカスして記事を書いていこうと思います。

聞く力を高めて、聞き上手になりたい人に少しでも参考になればと思います。

というわけで、以下のアジェンダに沿って紹介していきます!

①聞き上手な人=質問が上手な人

②質問力を高めるためのヒント

③質問力を鍛えるための実践方法

①聞き上手な人=質問が上手な人

結論、聞き上手になるには、質問力を高める必要があります。

相手の話を聞いているだけでは、聞き上手とは言えません。相手に話してもらいつつ、自分も相手に反応して言葉を返すことで、コミュニケーションが生まれ『この人、物分りが良くて話しやすいな』と思われるようになります。

相手にこのような印象をもってもらえる人が、聞き上手と言われる人の特徴です。

なぜ聞き上手な人が、相手に良い印象を与えつつ、コミュニケーションを円滑に取れるのかというと、話し手の承認欲求を満たしているからです。

つまり、【承認欲求が満たされる=自分が認められている】という気持ちになります。

すると相手は『この人の事も認めてあげよう』という感情が芽生え、心を開いてくれます。

"返報性の原理"という言葉があるのですが、人は【相手に何かをしてもらったら、自分もその相手に返してあげたい】という気持ちになるんだそうです。

また、【仲が良い人=信用出来る人】と考える事もできます。信用は沢山あった方が、ビジネスで成功したり、生きていく上で何かを達成しやすくなりそうですよね??

※【仲が良い人=信用出来る人】って本当にそうかなー??と思った人は、誰かからお菓子を貰って食べるというシチュエーションを想像してみてください。
全然知らない人から差し出されるよりも、いつも一緒にいる友人が差し出しているお菓子を選びそうですよね??
そのため、ここでは【仲が良い人=信用できる人】と定義しました。

相手に信用してもらうには、まずは相手に話してもらわなければいけないので、【質問力】が必要となるのです。

相手に話してもらうためには、相手が好きな事や話しやすい話題に持っていき、気持ちよく話してもらう必要があります。

「興味がある事って何ですか??」と、直接質問するのもいいかもしれませんが、上手く行かない可能性があります。

会って間もない人へその質問をしたら、まだあなたを信用していないかもしれないので、答えてもらえない事もあります。

そんな時は、その人の興味がある事を知るために、段階を踏んでいく必要があるので、いくつか質問をしていきます。

相手が食いつく話題になるまで、色んな種類の質問をしていかなければなりません。

質問力が高い人は、『相手の仕草、身につけている物、言動、事前情報、ニュース』など、色んな角度の質問を相手に投げかける事ができます。

特に商談などの、時間が限られているコミュニケーションの場では、より早く相手の承認欲求を満たす所まで辿り着けるので、質問力が高い人の方が有利です。

つまり、相手と早く仲良くなるためには、質問力を高めていく必要があるという事です。

②質問力を高めるためのヒント

質問力を高めることが、重要とお伝えしましたが、それってどう学んだら良いかわからないですよね。

そこで、質問力を高めるヒントや重要性などがわかりやすく書いてある本をご紹介します。

【20代にしておきたい17のコト】です。

この本の13章で、質問力を高めるメリットや考え方が書いてあり、とても参考になります。

『あなたが一番質問を投げかけている相手は、自分自身。だから、自分自身に質問を投げかける事で、自己成長にも繋がる』というような事が書かれていたのですが、私は【質問】という言葉の概念も変わりました。

質問力を高めていったら、思考力がついたり、自分自身がポジティブになれたりすると思うので、コミュニケーション以外でも重要な能力ですね。

③質問力を鍛えるための実践方法

『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』という本に書かれている方法なのですが、毎日たった10分間やるだけで、思考力はもちろん質問力も高められる方法です。

準備する物は、「A4の紙とボールペン」だけです。

やり方は、以下となります。

(1)A4ノートの左上に、今モヤモヤしている事や解決したい事などを質問形式で書く。
(2)書いた質問の下に、その質問の解決方法を思いつく限り書く
(3)制限時間は1分間。これを10回繰り返す。

※参考画像(私が書いたものです)

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個人的には、1分だと解答が多く書けないので、これを書くのに1分30秒くらいかけて書いてます。

やってみるとわかるのですが、頭の中が整理されて、モヤモヤした気持ちが軽くなり、頭がスッキリした感覚になります。

また、最初は解答を書くのに詰まったりするのですが、毎日やっていると、質問が浮かばない時があります。

そんな時に、どんな質問を自分にしようか考えるようになるので、質問力も高められると思います。

この【1分×10分記載法】ですが、朝にやるのが個人的におススメです。

朝の脳はゴールデンタイムと言われていますが、ウィルパワーという名の脳の体力値がMAXの状態なので、集中して作業を行う際は、朝にやるのが効果的です。

質問力を鍛えると、相手にわかりやすく質問したり、自分自身への質問で自己成長にも繋がりますが、ググったりする時の検索力などにも関連します。

質問力は、どこにでも持ち運びできるポータブルスキルなので、【1分×10分記載法】をできるだけ毎日行って、鍛えてみて下さいね!

というわけで、今回は以上になります!
それではまた〜

※Twitterもやってます!お時間があるときに覗いてみてくださいね~


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